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完全長cDNAを得る必要性

研究でタンパク質を扱おうとしている者です。 あるタンパク質のmature領域の配列はわかっており、RACE法を用いてORFの配列を完全に得る必要があることはなんとなく解るのですが、5'-UTRや3'-UTRまで調べて完全長cDNAを決定する必要性が解らずにいます。 大腸菌を用いてタンパク質の発現を行う場合や、発現したタンパク質のin vitroでの機能解析を行う場合もUTR領域は不要ですよね? 知識が浅くくだらない質問かと思いますが、回答よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.2

タンパク質ではなくcDNAを扱っている者です。 非翻訳領域の特定の配列が下流の翻訳を制御している場合もあるので、そういう意味では重要かもしれません。 3'-UTRが翻訳を制御するという話は存在するかどうかわかりませんが、少なくとも5'-UTRに関しては翻訳効率に関わる配列の存在が見つかって、時折組換えベクターにエンハンサーとして組み込まれています。もしかすると3'-UTRにもそのような配列がある場合もあるかもしれませんね。  

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.1

>研究でタンパク質を扱おうとしている者です。 タンパクだけなら、3'-UTRの解析はたぶん必要ありません。5'-UTRは開始点がどこかわからないことがあるので(特に真核生物)、ある程度は必要なことがあります。結局、厳密にやるなら、ウエスタンで組み換えタンパクが、内在性タンパクとほぼ同じ大きさになることを確認する必要があります。

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