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サマータイムレコード
カゲプロ楽曲のサマータイムレコードの解釈を教えていただきたいです!
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メカクシ団を解散?した後の話だと思います。 (ここから下は自己解釈で作成した小説的な感じです) 一年前のあの日俺は二年ぶりに外に出た。 もう外に出るのは慣れていたが、服装は誰かが『ヒーローの色』と言ってくれた赤ジャージのまま変わらなかった。 そうか。今日は8月15日か。今みんなはどうしているのだろう。 そんなことを考えていたら、勝手に足は動いていた。 空には入道雲が立ち込める。去年もこんな怠いぐらいの快晴だった気がする。 『道こっちだっけ?』 などと、もう一年前の記憶が薄れかけている。 去年の夏はこんなことしてたな…薄れかけていく記憶の中を辿っていた。 俺が二年間ヒキニートだった理由は、まあいろいろあったな。思い出したくないのか、思い出せないのかわからない自分がいる。 そんなこと考えながら、俺は秘密基地に着いた。 あの頃は単純に楽しかった。 『楽しそうだね』 そんな声が聞こえた気がする。この声は… 1人で泣いていた。あの子だ。 なんでだろ。思い出せないな。 あの日から段々と進んだ日々。 大人も臆病だなと気付いたのは最近だ。 俺の脳裏に炎天下の下の坂道が蘇る。陽炎が揺らいでいる。そしてこう言った。 『忘れないで』 18歳の俺は変わらない君の笑顔に毎日しがみついていた。だけど、もう前に進む。 『思い出して、終わったって。 秘密基地も冒険も あの日に迷い込んだ話のことも。』 陽炎がそう言った。 俺は笑顔で。 『また何処かで会おう』 涼しい風が吹いてくる。夕焼け空に変わっていた。俺はずっと秘密基地のドアの前で立っていた。 『じゃあな』 ドアの前で記憶に別れを告げた。 その瞬間ドアの前の景色が揺らいだ。 この光景は見た事がある。すると… みんながそこに立っていた。 キド『1人でなにしてるんだ。キモイぞシンタロー』 カノ『ぷぷっっ』 モモ『きもちわるー』 エネ『私なんかスマホの中で笑いこらえてたんですよー』 などと批判の声。 ああ。こんな日常が幸せだった。みんなで笑いあう夏の日が。 キド『また何処かでな』 そんなこと言いあって目の前の景色が揺らいだ。そしてみんな居なくなった。 夏風が俺の赤ジャージに触る今なら鮮明に思い出せるし、ちゃんと言える。 『アヤノ、今俺は幸せだ』 『シンタロー君!よかったね!』 そんな声が聞こえた。 この幸せを何度でも描こう。 という感じですかね?? 長文失礼いたしましたっ!!
お礼
おぉ!わかりやすです☆ 確かに、そうな感じだと私も思いましたww 回答ありがとうございました!