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国の借金の1000兆円を日銀が買い取ったらどうなる
princelilaの回答
- princelila
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質問者さんへ回答解説します。 No6 に書かれているようなことは120%あり得ないです。 民間に資金需要がなく、貸し出す先がなく投資先不足の状態で、銀行が「貯蓄の利息を3倍くらいに引き上げる」ことなど120%不可能。 金融機関は融資して利息を得ることで、預金者に貯蓄の利息として支払いをしている。 民間に資金需要がなく貸し出す先が不足しているから結果として長らく 0金利状態が続いているわけで、銀行にキャッシュが増えたからといって融資先が増える訳ないのですね。 これは金融機関が融資先が増えてほしいと願ったら、とたんに世の中に融資先が増えるという、超ご都合主義な話をしているようなもの。 日本経済の問題は民間企業の投資拡大が必要であるということであって、国の借金問題は本質ではないのですね。民間企業の投資が活発化して民間の資金需要が拡大すれば、結果として国債は売られることになり、同時に国債の追加発行の必要性は無くなります。そしてその結果として国債の総量は縮小へ向かい財政のプライマリーバランスは健全化へ向かうことになるのです。
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補足
>、銀行が「貯蓄の利息を3倍くらいに引き上げる」ことなど120%不可能。 今、銀行の普通預金は0.02%ですから、この3倍の0.06%に引き上げることは可能でしょう。インフレ目標の2%が実現したら、それ以上上げないとおかしいです。 >民間企業の投資が活発化して民間の資金需要が拡大すれば、結果として国債は売られることになり、同時に国債の追加発行の必要性は無くなります。そしてその結果として国債の総量は縮小へ向かい財政のプライマリーバランスは健全化へ向かうことになるのです。 賛成します。民間企業の投資が活発化して民間の資金需要を拡大する必要があります。アベノミクスの異次元の金融緩和は資金を実体経済に流して、景気を刺激し民間資金需要を拡大することが目標でしょう。明らかに現在の金融緩和は力不足ですね。日銀が国債買い入れを更に拡大したら、問題は解決するのか教えて下さい。