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ジュニア・オーケストラの練習方法

私は某市のジュニア・オーケストラでフルートを吹いているのですが、 このオケ、最近、団員の数、楽器の種類ともに充実してきたため、 ここで一度、活動を見直すことになりました。 私が入団したのは2年程前ですが、当時から現在に至るまで、 練習は合奏が中心でした。新曲を演奏するときには、 楽譜が配られた直後の1、2回の練習のみ弦楽器と管楽器が 別々の部屋で練習し、あとは合奏ばかり、というやり方で 定期演奏会や小演奏会等をこなしてきたため、その練習法が 定着していたのですが、この度、音楽への情熱溢れる新団長が、 本当の実力をつけるため、もっと基礎に目を向けよう、と 提案したのです。 練習を根本から変えるということは、現団員にとっては おそらく初めての試みであるため、何をすればよいか、 何から手をつければよいか、わからない状態です。 そこで他のオーケストラの練習方法や、練習に 関するアドバイスを頂きたいのです。 ちょっとしたことでも結構ですので、よろしくお願いいたします。 よくありそうな質問ですので、似たような質問がすでにでているような気がします。 そうであれば、ご容赦ください。 一応、これまでに演奏した曲を挙げておきます。 ・「アルルの女 第二組曲」 ・交響曲第九番《新世界より》 第四楽章 ・「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲 ・喜歌劇「こうもり」序曲 ・交響曲第五番《運命》 全楽章                                 他多数

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  • ベストアンサー
  • kittler
  • ベストアンサー率31% (9/29)
回答No.2

 団員の人たち個々人の技量と、集まる機会がどれくら いもてるのか、によっても変わってくると思います。  例えば社会人のアマチュアオケで、半年に一度定期演 奏会をする場合だと、全体で集まることができるのはせ いぜい本番前3ヶ月間で5~6回、あとは合奏の前に有 志でセクション練習、といったところではないでしょう か。もちろん、基礎は言われなくても各自ある程度でき る人たちが集まっているという前提です。  逆に高校・大学の部活・サークルであれば、初心者も 多いだろうし、みんな大体毎日学校に来ているから、メ ンバーを集めるのも簡単なので、たとえば私が大学生の 頃の場合は、パート練習を週2度、合奏を本番前3ヶ月 で10回前後、合間に弦・管セクション練習をやって、 さらに合宿もして・・・といった練習をするのが普通で す。  パート、セクション、合奏、それぞれのレベルで練習 をたくさん重ねたほうがいいのはあたりまえなので、あ とはメンバーがどれだけ集まる機会をもうけられるのか、 限られているのであればそれをどこに割くのか、という 優先順位の問題になると思います。  ジュニアオーケストラということは、あちこちの学校 から人が集まっているということでしょうか?であれば、 学校の部活動ほど頻繁には集まれないということですか ね。  セクション練習は、むやみにやっても効果がないです。 オケ全体で演奏したときにどうなるのかをしっかりとイ メージしながら、その中で自分がどのような役割をはた すのか、あるいはセクション内外でどのようなアンサン ブルが必要なのかを考えてやらないと、たんなる個人練 習の延長になってしまいます。そのあたりをしっかりと 指導できるトレーナーがいるなら効果はかなりあります。  人によって考えは違うと思いますが、集まれる機会が 限られているのであれば、合奏中心というのは悪くない と思います。ただ、合奏だけやっていると、自然と「パ ートやセクションレベルできっちり合わせたほうが、よ り丁寧な演奏ができるのでは」というニーズが自然と出 てくるものです。新団長さんも同じ気持ちだと思います。 そういう意識を持てる人が出てきたということは、それ だけレベルが上がってきた証拠なので、とってもいいこ とだと思うし、どんどん練習内容に反映していくべきで す。  まずパート・セクションで練習して、後は合奏のみ、 というのが現状、ということですが、何度か合奏をして 全体の雰囲気をつかんでから、またパート・セクション で集まってみる、というところから始めてみるのがよい のではないでしょうか。  ただ、そのときは、合奏で全体の雰囲気をつかんで、 その上でパートとして、セクションとして練習すべきこ とはなにか、課題をしっかりと見極めてから練習に臨ま ないと、あまり意味がありません。  各パートのトップだけが全員集まる、という練習もあ ります(練習と言うより楽器を持ちながらやる会議に近 いです)。パート間で、ここはこうしよう、そこはこう あわせよう、と代表者が意見を交わしあい、それをリー ダーが自分のパートに持ち帰って練習に反映する、とい うものです。パート練習の機会がある程度もてるのであ れば効果はあります。  自分はパーカッション奏者で、言ってみればオケでは はぐれ者に近いので(笑)、あまり一般的な意見ではな いかもしれません。打楽器の場合、合奏が一番の練習に なりますので。管打合同セクションってのもやりました が、べつにいなくてもいいじゃん、ってことが多くて (笑)。弦楽器・管楽器経験者の方のご意見もぜひお聞 きしたいです。

ramage1776
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 基礎練習の基礎として、指導者を迎えること、そして団員同士の連帯が必要・・・ということでしょうか。 予算不足で十分な指導者が確保できていなかったり、2つの中学校の生徒が 中心メンバーなのですが、2校の生徒間や他の中学生・高校生たちとの間に隔たりがあったり、 人間関係面でも問題があるのですが、努力したいと思います。

その他の回答 (2)

  • kittler
  • ベストアンサー率31% (9/29)
回答No.3

 楽器ごとの特性について追加しておきます。  弦楽器は、大勢の人間が同じ譜面を演奏するので、 パート単位での練習をしてチームワークを高めるこ とが重要だと思います。  もちろん、弦全体で合わせるのも同じくらい大事 ですけどね。余裕があるときに、アイネクなどの弦 楽四重奏を練習すると、ものすごく勉強になります。 弦楽器の各パートリーダーだけでこまめに集まるだけ でもかなり違います。  管楽器は、楽器同士のアンサンブルが命なので、 パートというよりも、木管セクション・金管セクショ ン、あるいは管全体であわせることが優先でしょうか。 弦より個々人への依存度が高いので、一人一人が地道 に練習してくれないと、どうにもならないんですけど ね、結局のところ。  特にホルンやトロンボーンは、パート内でのチーム ワークも実は超重要なんですが、楽器の特性なので、 言われなくてもそれくらいは奏者自身が一番分かって いると思いますので、自主性にまかせましょう。  管打楽器は、人から言われてやっているようでは、 なかなかレベルがあがらないのが正直なところです・・・。  打楽器は、基本的にはほっといて大丈夫です(笑)。 合奏と、必要であれば管セクションに呼んで下さい、 といったところでしょうか。合奏では「うるさい」と 言われることが多いですが、大目に見てあげてくださ い。m(__)m

ramage1776
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます。 我がオケの打楽器さんは、「もっと出せ」と言われているような印象があります(笑 実際に活動しているのが3人程度しかいないというのも、曲によっては厳しいですが・・・ それでも彼らには時々プロ・パーカッショニストの方が指導に来てくださるので、 幸運かもしれません。

  • RJCO
  • ベストアンサー率66% (2/3)
回答No.1

オーケストラではありませんが,高校の吹奏楽部(マーチング等ではなくシンフォニックが中心でしたので,オーケストラに通じるものがあると思います)のパートリーダーの経験から書かせていただきます(長くなってすみません)。 私の部の練習のレギュラーメニューは以下の通りでした。 (1)個人練習(ウォームアップ,譜読み) (2)パート練習 (2)-1.ロングトーン,タンギング,スケール等(要は基礎練習) (2)-2.パートのみで楽曲の練習(技術面+パートリーダーの判断である程度の表情付け) (3)セクション練習(木管と金管の2セクション+パーカッション) (4)全体練習 (4)-1.合奏用スケール等の基礎練習 (4)-2.楽曲の練習(指揮者による最終的な表情付け) 高校の部活は練習時間がたっぷりあるので,個人練習も部として時間をとってましたが,そうはいかない団体では個人練習は個人の範囲になるのでしょうね。 パート練習のパートとは吹奏楽の場合ほぼ楽器単位で,3名~12名程度ずつに分かれます。オーボエ,ファゴット,バスクラリネットなど人数が少ない楽器は,近しいパートに入るか,少ない楽器同士でパートを組みました。 セクション練習がramageさんの言う弦と管に分かれて,にあたると思いますが,うちの部では楽曲に応じて省略されることが多かったです。省略されない場合のメニュー内訳は全体練習とだいたい一緒でした。 全体練習での基礎練習用に,うちの部ではそれ用の楽譜(スケールやカデンツァの練習用小曲集)を購入していました。なんという楽譜だったか忘れましたが,きっとオーケストラ用にも似たようなものがあるのではないでしょうか。 以上のメニューを,(1)(2)は毎日,(3)(4)は状況に応じ(演奏会直前などは毎日)やってました。 ここからは私見ですが,パートにせよ全体にせよ,基礎練習はただやるだけではあまり効果がないと思います。都度目的を明確にして,うちの部の場合,ピッチずれを減らすよう,チューニングメータなどを使って音程合わせに大部分の時間を割いていました。他にもリズムずれ対策とか,ppp~fffまで全体でダイナミクスをつける練習とか,そんなことをしていた記憶があります。 ご参考になれば幸いです。

ramage1776
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 基礎練習については、やはり習慣として行うことと、目的を持つことが重要なんですね。 団員のほとんどが中学生か高校生、中心的な指導者も学校関係者という都合上、 現在は週に一回、3時間程度の練習しか行っていないのですが、 地道に努力したいと思います。

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