• 締切済み

「補修用性能部品」とは何でしょうか?

漠然とした質問で、知ったところで、役に立たないことかもしれませんが、よろしくお願いいたします。 家庭電化製品などの取扱説明書に、以下の文言をよく見かけます。 補修用性能部品の保有期間とは、販売した製品が故障したときに修理ができるようにするため補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)の保有をメーカーが保証する期間のことです。 [質問1] この「補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)」とは、誰がどのように定めているものなのでしょうか? 大きく分けて、次のどちらでしょう? 1)自分で(メーカが)勝手に宣言する 2)他人が(政府機関、第三者機関、業界)決めて、規則書(の様なもの)がある 勝手に宣言したものなら、自分の都合ですから、修理可能な期間を短縮するための、言訳ですね? 逆に他人が決めたなら、範例や規則書は公開されているのでしょうか? [質問2] 自動車や住宅、家具などの耐久消費財は、どうなのでしょう? こういう概念は無いのでしょうか?自動車には、「重要保安部品(?)」とかいう概念もありますよね? [質問3] 業務用機器(産業機器)は、どうなのでしょう? ビルの設備(エレベータとか)などや、工場の旋盤とか、物凄く長期間使う(使える?)場合、メーカはずっと部品供給をしてくれるのでしょうか? [質問4] ここが一番聞きたいところでもあるのですが、ある意味アンケートになってしまいます。 例えば、タイマー付き、首振り付き、の扇風機を考えたとき、どこまでが「補修用性能部品」と考えるのでしょう?その根拠は? タイマーが動かなくても、首振りが壊れていても、100Vのコンセントに差し込めば、風が来るのを持って、「製品の機能を維持」がなされていると判断すれば、モータとプロペラがあれば良いことになります。では、ガードネット(防護網)はどうでしょうか?風が来るには関係ないですが、網無しだとかなり危険ですよね?でも、タイマー無しで長時間吹かれたり、首振り無しで局所的に吹かれれば、赤ちゃんや高齢者などは生命にかかわる重篤な状態も考えられます。 自分としては、『どんなに危険でも風さえ出れば「扇風機」と呼べる』気がしますが、肯定する根拠がありません。 以上、よろしくお願いいたします。

みんなの回答

noname#231223
noname#231223
回答No.1

[質問1] 1)自分で(メーカが)勝手に宣言する 勝手にという言い方はちょっとズレてますが、メーカーが「この部品がないと修理なんかできねーよ」と判断したものです。 > 自分の都合ですから、修理可能な期間を短縮するための、言訳ですね? とんだ勘違いですね。 大昔の経産省の指導で、「この期間だけは普通に修理できるように性能補修部品を取っておくように」と指導(半ば強要)していたため残った過去の遺物ですよ。 この足かせのせいで、メーカーはどうせ修理なんかほとんどされず買い換えられるであろう製品のものでも、部品を長年にわたって保有し続けるという無駄なコストを負っているわけです。結局はこれが製品価格に跳ね返り、純粋な日本製の品物がほとんど絶滅した一因かもしれませんね。 [質問2] クルマには家電製品のような統一的なガイドラインはないですが、部品が規格化されておりある程度の互換性があるほか、汎用品で代替可能であったり、修理部品がなければ板金するなどの手法もありますので、特段問題はないと思います。 なお、自動車の「重要保安部品」はご質問の件とは意味合いが違います。 保安のために省略することが出来ない(絶対付けなくてはいけない・・・公道を走るには欠かせない)部品のことですから。 住宅や家具なら、最悪「部品自体を作ってしまう」ことも比較的容易なので、ますますそんなものは必要ないと思いますよ。 [質問3] 工業製品には「設計寿命」というものがあり、また財務会計で使用される「耐用年数」というものも規定されています。 そういったものを考慮し、世間一般で容認される程度の範囲で「この製品はもう面倒見れません」と言うときがきます。 それまでは、出荷量や故障、破損の頻度などから予測した数量をもとに、メーカーで在庫したり代替品の確保をするなど手を打つでしょう。 耐久消費財の項でも述べましたが、汎用品で代替できないものしか保管しないという戦略もありますね。 [質問4] あなたのような方は、最近の政府の策略に乗って「長期使用製品安全表示制度」で表示が義務づけられた「標準使用期間」が過ぎた製品は壊れていなくてもポイすればよろしいでしょう。そうすれば、資源の無駄やお金の無駄はあっても、よほど変な壊れ方をしない限り何ら問題はないと思いますよ。 私の判断では、「通常機能(送風、風量調整)に異常がなく、保安機構(ガード)が壊れておらず、正常に設置(据置)できること」が満たされればよいと思います。 もちろん、色・形などは違ってもきちんと動けば性能補修部品といえますから、互換品でもよいのですよ。 木っ端みじんのものを修理できる部品は明らかに行きすぎですから・・・制御基板、モーター、羽根、ガード程度でしょうか。 専用のモノでなくても(色や形が明らかに違ってもきちんと取り付けられて性能が維持できれば)問題はありません(どこまで完璧を求めるのはメーカーのプライドでしょう)。

P9000581
質問者

お礼

大変よく判りました。 詳しい回答をありがとうございます。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう