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無駄な残業の理由と生産性向上の方法
- なぜ無駄な残業がなくならないのか?現代の労働意識とのギャップが原因であり、残業肯定派の経営者の存在も影響している。
- 残業は時間の浪費であり、質の問題もある。朝から昼過ぎの時間帯が最も作業効率が高いが、それを有意義に活用しているとは言えない。
- 生産性の高い組織にするためには、労働意識の改革と効率的な業務管理が必要である。残業削減や業務プロセスの見直しが重要なポイントとなる。
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むかし堅気の経営者は、従業員は会社と苦楽をともにし、いつでも(退社して自宅にいても)会社(仕事)のことを考えておいてくれ、というのを求めるんです。 ですから仕事の質も問題ではありますが、そんな理屈よりも精神的な帰属意識がいちばんなんです(ズルズルでもいいから、いつまでも会社に居てくれ、と)。そういうことで残業時間に見合った手当を出すという考えもありません。従業員(の身も心も)は会社のものだ、というわけです。従業員がいつまでも会社に残っていると、社長は安心なんです。 たぶん合理的な考えの持ち主の若い人(専務であるあなた)は仕事にも合理性を求めるのでしょうが、むかしの経営者はそれよりも従業員に精神的な拘束(良く言えば帰属意識)を重要視しているんですよ。こういうのは、話し合ってもあなたの思うようにはなりません。経営哲学というかフィロソフィーというか、考えていることが根底から違うんです。
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- yosifuji20
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>>経営者である社長自身が、残業肯定派で、つまり、夜遅くまでがんばることは良いことだ、という古い労働意識の持ち主です。 これが最大の問題ですね。社員というのは上を見て仕事をします。 たとえ残業を減らそうといっても残業の多い人のほうが評価されるのであれば、とりあえず残業をする方向に流れます。 また残業は生活給の重要な一部になっている場合が多いと思われます。 そういう場合は、残業代が減ると大きな不満の種になります。 私はかつて組合の役員をして残業を減らそうと考えたことがありますが、組合員の本音は本当が適当な残業があったほうがよいという感じでした。残業を減らすよりも手取りが多いほうがよいというのが本当の気持ちなのです。 一方で本気で経営者が残業を減らそうと思えばこれは簡単なことです。 社長が率先して定時に帰り、残業時間は評価には関係なしと断言すればそれで多くはなくなると思います。 要するに社員は経営者の本心を見ているのです。 そこから変えないと根本的な解決はないと思います。 残業がないので有名なある会社の社長は「当社はローテクだから残業代を出すとコストが上がる。だから残業は困るのだ」といって全員定時ということができているということです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >要するに社員は経営者の本心を見ているのです。 そこから変えないと根本的な解決はないと思います。 問題は経営者側の方にあるのですね。しかも意識という目に見えない部分ですか。 これはなかなか奥の深い問題のようです。
- LimeGreen5
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こんにちは。 >製造を主体とした会社なのですが、間接スタッフ、特に企画部の残業には呆れてしまいます。 企画というお仕事をされたことが無い方のご相談なのかなぁ、という思いがよぎりましたが。 こういう「ものをひとつ作って売ったらいくら」ではないお仕事の評価を、貴社ではどこでどのように決定しているのかが(我々にとって)明確でない状態で、「時間」だけに拘泥されても、それは単にコスト・作業時間にしか着目していないのだなあという感想しか書くことができません。 ましてや、社長は奨励しているのなら、なおさら。帰れる訳ないじゃないですか。 単なる時間つぶしにしか見えないのであれば、明確な目標設定を上長の立場の人間が実施し、マイルストーンを設定して、正しく業務を評価していくべきです。 企画部門の仕事をきっちり把握されていますか? よりよい方向へ企画を動かしていくようにプロデュースされているでしょうか? あなたが企画部門のトップに立って、部下よりも短い時間で「結果」を出してみせる手もあります。 さらに生産性の高さを求めるのであれば、インセンティブの付け方も変える必要があるでしょう。 どういう仕事が高評価の対象になって、どれがダメなのか?を、もっと明確に示す必要があるってことです。 けれども、経営陣の中で考え方が分断されている下で、ナンバー1よりもナンバー2の言うことを聞かなければいけない理由がわかりません。一枚岩でない、方向性も定められないブレーンの下で、手足が言うことをきかないのは当然の結果としか言いようが無いからです。 専務が社長を差し置いて現場を動かすのであれば、それなりの力を示すべきでしょ?……と、雇われている人は考えると思うのですが。 社長と専務、どっちに逆らってもクシャミ一つで自分の首が飛ぶかもしれないとき、どっちか選べと言われたら社長の言うことを聞くと思いますがいかがでしょうか? 業務の中で現状よりも時間を重要視されるのであれば、まずは社長の意識改革を実現すべきなのではありませんか?
お礼
ご回答ありがとうございます。
- tit6644
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経営側が現状を把握することが第一ではないでしょうか? 夜遅くまで残ってるが何やってるのか分からん、だけでは全然把握できていません。 そんなに遅くまでなにをやっているのか?をしっかり把握しましょう。 疑問に思うことを疑問のままにしておくのは最悪です。何もしていないのと同じです。 問題解決に向けて時間を惜しんで手を進めてください。 こんなところで時間をつぶしてないで、時間を有意義に活用してください、専務殿。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >経営側が現状を把握することが第一ではないでしょうか? そうですね。自らが自分の目で現状を確認していきたいと思います。
- angkor_h
- ベストアンサー率35% (551/1557)
残業と言うより、退勤時間が遅くなってもそれが習慣になると苦にならなくなります。 ましてや残業代が付けば、一ヶ月単位の給料は目に見えて膨らむので、なおさら止められません。 また、一日8時間分の仕事を残業4時間見込んだ12時間配分も容易できるようにになるため、明るいうちには適当に時間をつぶしながら、残業時間で追い込む、適当な時間で区切って明日に持ち越し、などの采配も適度にできるようになります。 職場環境も見逃せません。みんなが残業しているのに一人定時退勤ははばかれるので、お付き合い残業、これが相互に影響して、誰も早く帰れない、と言う悪循環。 これを断ち切るには、職場の長(御社で言えば社長)自らが定時退勤(部屋も閉める)を実行することです。 そうすれば、限りある時間で仕事をこなす気構えや要領が自然と身に付きます。 職長は管理職で責任があり仕事がいっぱいある、というのならば、退勤1時間後に戻って仕事をすればよいのです。残業を削減するとか、自分には業務遂行の責任がある、と本当に思っている管理職ならば「何で俺が」とは思いません。 製造業であれば、単独作業はまれでしょうから、製造担当関係者はたぶん残業は(特に追い込み製造が無い限り)ないと推測できますが、「企画部」などは個人作業が多いので現状に陥ったのでしょう。 ところで、一般に言う残業削減の目的は「残業代」と言う「変動費」の削減ですが、ご質問文面にはこれが見当たりません。残業している方が全て管理者であればこれが無いので、その日の仕事はその日にすればよく、4時間で済まそうが12時間掛けようが問題ないはずです。 問題あるとする理由が、「従業員がいる間は経営者が見ていないといけない、先に帰れない」と言うことであれば、それは問題ではなく、贅沢な悩み、としか見えません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >これを断ち切るには、職場の長(御社で言えば社長)自らが定時退勤(部屋も閉める)を実行することです。 そうですね。何事も率先垂範。長自らが動かなければ、下は動きませんよね。
- pecory
- ベストアンサー率23% (67/281)
うちの会社は小さい会社ですが、時間の感覚がほとんど崩壊しています。 やたら早朝にきたり、昼休みを長く取ったり、夜中まで残ったり、休日に仕事しに来る社員がいます。 残業代も休日出勤手当もないのに、です。 彼らは仕事をライフワークの一つとして捉え、自由に時間を使えることでモチベーションを保っている様子で、それで一定の成果を上げています。 サラリーマンではなく、会社の中の個人事業主といったかんじです。 もし質問者様の会社で残業時間の長い社員がこのタイプなら、なかなか変えるのは難しいかもしれません。 厳しくすることでモチベーションを下げる可能性があるからです。 (私が彼らを変える方法を知りたいくらいです) そうではなく、ただだらけているだけなら、会社として「ワークライスバランスをよくする」など無駄な残業を廃止する方針を取り決めて、効率良く仕事をする社員を評価するようにすれば良いと思います。 効率化のための方法を考えさせ、実践し、効果があれば評価するとか。 余談ですが、以前福祉施設に勤めていた際に、労基署の監査が入って勤務時間の遵守に厳しくなったことがありました。 タイムカードは始業~終業時間の前後五分を過ぎないように!とか、残業は基本認めない!とか… それはそれでかなり息苦しかったですが、必死に協力し合ってはいましたね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >彼らは仕事をライフワークの一つとして捉え、自由に時間を使えることでモチベーションを保っている様子で、それで一定の成果を上げています。 なるほど、仕事を仕事としてではなく、ライフワークとして考えているわけですね。 しかし、それでは、成果が上がろうが上がるまいが、その本人には全く意に介さないものとなり、 結果、会社はどんどん泥沼に落ちていくでしょう。
専務取締役。ってのはそのあたりに 口も出せれば手も出せるポジションです。 効率を上げて、残業をなくして、 なおかつ業績をあげられれば、 残業肯定派の社長もうなずかざるを得ないでしょう。 どうしたら業績を上げられるか? 自社の業務を熟知しており、 従業員の働きぶりや、能力もまじかで見ている人が そんなこともわからずに、 社内の事情も預かり知らない他人に聞いているくらいですから、 つまり、策も能力もない。ということを露呈しているようです。 そんなことだから、社長だって、効率の悪い残業を させざるを得ない。経営トップってのは従業員の生活や 会社全体に責任を持っていますから、 根拠のない、妄想的な意見は採用できないのでしょう。 俺がトップになったら、こうしてやる。ああしてやる。 そのほうが会社のためで、従業員のためになる。 会社経営の苦労も知らない二代目、三代目が 会社を潰す時は大抵そんな感じです。 一度従業員と一緒に同じ課題に取り組んでみてはいかがでしょう。 質問者さんにリーダーシップが取れれば、 専務の肩書を使わずとも、自然と社員がみんな質問者さんの ほうを向き、質問者さんの意見に同調します。 小さい会社なんですから、経営者の資質一つでなんとでもなります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 厳しご意見、身にしみました。自戒します。
- BC81
- ベストアンサー率25% (687/2673)
サラリーマンは結局、上に評価されることをするものです。 だから、残業には嫌な顔を、サビ残にはもっと嫌な顔をすればいい。もちろん、専務ではなく社長がですが。 それと、限界まで詰めて仕事すれば、ギリギリ定時に終わる仕事量にすることですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >限界まで詰めて仕事すれば、ギリギリ定時に終わる仕事量 それを決めるのが難しいですね。
- maiko0318
- ベストアンサー率21% (1483/6969)
私もそう思いますね。 ちゃっちゃと終わらせることですよね。 ただ、人間の集中力は8時間も持ちません。 休憩時間はあるのでしょうか?適度に休んで集中して物事に取り組みましょう。 あと、人員と仕事量のバランスは保たれておりますか? 10時になるまで仕事しないとこなせないようでは困りますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >人員と仕事量のバランス ですか。それは一度検証する必要があるかもです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >経営哲学というかフィロソフィーというか、考えていることが根底から違うんです。 ということは、社長が現役のあいだは、その哲学に従っていかなければいけない、ということですね。