ZLC と ALC 再考
既出 Q&A
ZLCとALCどっち?
http://okwave.jp/qa/q8109986.html
もあるのですが、昨日の Q&A
粘着に硬いスポンジ
http://okwave.jp/qa/q8878548.html
で問題となり、頭がこんがらがり、質問します
【1】ぐっちぃの卓球活動日記
何故中国選手はZLCではなく、ALCを使うのか!?ラケットの性質とラバーとの相性を考えた上だった?
http://yamaguchi.diary.to/archives/51799928.html
では 今日は 何故 中国選手は 最新の高性能ラケットと思われる
ZLC よりも ALC を好む傾向にあるのか?
そして 何故 外側特殊素材ばかりなのか?
ということですが
ZLC はALCほど硬くないんです!!!
ALCは カッキーンっていう硬さを上板の方に感じやすく
ZLCは しなやかでぶっとび!
【2】【1】へのお礼コメントで saa_o_oq さんは
ZLCの方がALCよりも硬いと思っていました
【3】卓球王国 ゆうの台隅をつつけ!
ZLC→ALC。特殊素材は2強時代
http://world-tt.com/blog/yu/2014/07/10/zlc%E2%86%92alc%E3%80%82%E7%89%B9%E6%AE%8A%E7%B4%A0%E6%9D%90%E3%81%AF2%E5%BC%B7%E6%99%82%E4%BB%A3/
2014年7月10日
さて、先週の土日はインカレに行ってきました。とはいいつつも、東京なので泊まりではなく通いです。
インカレで用具を見ていて思うことは
ALCが多い!
ZLC勢だった人も徐々にALCに変わりつつある。
特に男子は一時ZLCがかなり普及していたが、今はZLCが6に対し、ALCが4くらいのイメージだ。
吉村くんはZLC→SP-ZLC→ALCと渡り歩く。
大坂くんは、フィルメア(インナーカーボン)→ファイヤーフォールAC(インナーALC)とALC寄り。
殊勲賞の平野君。硬めZLC(ティモZLC)→柔らかいZLC(水谷隼)→ALC。
徐々にだが軟らかめにスライド。
駒澤の二枚目、鈴木選手。ALCの中でも少々板厚ラケット(メイス)使用
エリアカから駒澤に進学した松田くんもALC。
早稲田の山本勝也くん、ALC。
40年ぶりのベスト8入賞した関西学院大の久野選手もALC。
埼工大の郭選手もALC(ビスカリア)
そして何と言っても
丹羽くんがALCを使用しているのがでかい。
木材→ZLF→ZLC→SP-ZLC→ALCという変遷
ちなみにお姉ちゃんは
インナーフォースT5000。
インナーULC→3枚+ZLC→インナーカーボンという異色の変わりよう。
それまで主流だったALC
その後、性能の高さでZLCが人気になったが、結局ZLCだと扱いづらいという人が、インナーZLCに移る。
だけどインナーZLCだと決め球に欠ける人が再びALCに戻る。
特殊素材トラックのマラソンが始まっております。
ALCは打球感の軟らかさと回転のかけやすさが人気なので、それに慣れているとどうしてもZLCは硬く感じてしまうのでしょうね。
今はALCとZLCの2強。そこにSP-ZLCが割ってはいるかどうかは楽しみです。
「張継科・SP-ZLC」はみなさん、「あれ?思ったほど弾まない」と思った人が多いようですが、「水谷隼・SP-ZLC」はかなり飛びます!2本の比較などは今月発売の卓球王国でドーンと特集するのでお楽しみに!
【4】元・卓球屋の日記
ALCとZLCの違いは?
http://blog.livedoor.jp/xxxxzxxxx-pingpong/archives/12026421.html
質問をいただきましたのでその解答をさせていただきますが個人的な感覚になりますのであくまで参考程度にしてください。
初めてザイロンカーボンラケット(ティモボルZLC)を打ったとき、ものすごく弾きが良いのを感じたのですが打球感が硬いのか柔らかいのか最初わからなくて戸惑いました。柔らかい…よな?ALCより柔らかくないか?いややっぱり硬い?ん??ん?ALCとはなんか違う感覚だな。
そんな感じでした。いまはザイロンは柔らかいという感じです。
違いのイメージとしては
ALCはネトッと粘りのあるような球持ちの感覚。
ZLCはスッと吸いつくような感覚。
ALCよりもZLCのほうが力が非常に伝わりやすく、ALCはとにかくになんでも打ちやすくて入れやすいけど少し力の抜ける感じ。
ALCはボールがすごく安定する軌道で飛ぶけど相手にもとりやすく、ZLCは安定感がありボールを打つときにグッと上に飛ぶけど弧線を描きながらも鋭めの軌道でALCに比べ攻撃的な軌道。
また球離れはZLCのほうが速く弾きやすい。逆にALCは粘りがありブロックなどのコントロール性能が高い。
ZLCは柔らかく球持ちの良さがありながらもALCと比べると球離れがよく打球感もハッキリしていてそのあたりがテナジー系ラバーと相性が良いとされる理由だと思います。
最近特殊素材に粘着ラバーを貼る人がALCが多いのは粘りが強く粘着ラバーの特徴が出やすいからでしょうね。ZLCだと少し違和感があります。
まあ自分なら粘着ラバーを使うならエバンホルツとかのほうが使いやすいと思いますがスピード補助剤をガンガン塗る中国選手には特殊素材でもいけるんだろうなあ(笑)一般レベルの選手では良さが出ないと思います。
ちなみに最近自分はALCのラケットだと物足りません。まさに物足らないという感じでなんかあと一歩という感覚があります。
個人的にはこんな感じですね。
【5】バタフライ ホームページ
ZLC: ZLC は反発力の高いカーボン・ファイバーと、高い
引張強度と弾性率、軽さを持つ ZL ファイバーを交錯
した特殊素材。ラケットに高い性能を与える非常に
優れた繊維である
ALC: ALC はアリレートとカーボン・ファイバーを交錯した
特殊素材。アリレートカーボンを搭載したラケットは、
しなやかで使いやすく、打球にスピードが出る
張継科・SUPER ZLC 33,000円+税
ZLC 22,000円+税
ALC 15,000円+税 (7,000円 安い)
ティモボル・ZLC 20,000円+税
ALC 12,000円+税 (8,000円 安い)
インナーフォース・ZLC 18,000円+税
ALC 12,000円+税 (6,000円 安い)
と ALC が安い
友達は ZLC を使ってたけど、台にぶつけて半分に割ってから、
財布を睨みながら悩みに悩んだ末、ALC に変え、使わせて貰うと
【4】元・卓球屋さんの「ZLCは柔らかく球持ちの良さがありながらもALCと比べると球離れがよく打球感もハッキリ」に同意見で、ZLC に慣れてると、インナーの ALC は打球感がハッキリしない感じがし、ティモボル ALC は逆にカーボンが表に出すぎ、すぐ飛んで行き、回転をかけにくい感じがしました
【やっと最後に質問】
ZLC と ALC の皆さんの感じる違いはどんな感じですか?
ぐっちぃは ZLC はALCほど硬くないんです!!!
saa_o_oq さんは ZLCの方がALCよりも硬い
ゆうは ALCは打球感の軟らかさと回転のかけやすさが人気なので、それに慣れているとどうしてもZLCは硬く感じてしまうのでしょうね
元・卓球屋さんは 打球感が硬いのか柔らかいのか最初わからなくて戸惑いました
ととても難しい問題みたいです
お礼
本当だ! バタフライ契約選手の使用用具が更新されていますね 岸川聖也のバックハンドにテナジー80が使用されている代わりに水谷隼が両面64に戻しています 張雅娜やコルベルが両面に80ってのは私と同じで、嬉しいです(笑) しかし05は凄い! SZLCは特別だとして、ティモボルと張継科シリーズが同じものだとしたら、安い方を買いますよね 張継科、本人も使ってないのだし