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保険の見直しについて

主人の定年が近づき、子供も結婚しましたので、保険を見直そうと考えています。 保険については素人で、保険レデイの言うとおりにかけていました。 最近保険を見直ししませんか?と勧誘の電話があり、一度見直ししてもらおうかと心が揺れています。 私のように定年を気に見直しされた方いますか? 保険見直し窓口など利用された方感想教えてください。 ちなみに現在の保険は配当つき積み立て保険で終身と十年間掛け捨てですです。合計で月2万円ほどです。 主人は一応定年後も数年は働く予定です。

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  • rokutaro36
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回答No.2

生命保険専門のFPです。 定年を機会に保険を見直すという方は多くいらっしゃいますが、 多くの方が見直しの方法を間違っていらっしゃいます。 まず、定年前と定年後と何が変わるのか? ということをしっかりと把握しておく必要があります。 その最たるものが収入です。 貯蓄、年金、退職金の金額をしっかりと把握することです。 次に、「いくらを生活費に使えるか」ということです。 そのためには、マネープランが重要です。 「キャッシュフォロー表 家計」で検索すれば、 どんな表を作成すれば良いか、ヒットします。 さて、ここからが「保険」です。 お二人とも健康で、問題なく長寿であれば、マネープラン通りの 生活をすれば、机上では、お金に困ることないことになります。 そこで、貯蓄のための保険と万一のための保険を考えます。 No.1の方がおっしゃっていた一括払いの終身保険は、 この貯蓄性重視です。 昔は、どの保険会社の同じようなものだったのですが、 今は、本当にバラバラです。 なので、ほけんの窓口などに行って、「取扱いの全社」の 見積りを出してもらってください。 これが良いですよ……という数社の見積りを鵜呑みにしては いけません。 無料相談はサービスではなく、法律上、相談料を取れないから 無料なのです。 収入は、契約時の手数料です。 ならば、手数料の高いものを紹介するのが、商売の常識です。 保険は、金融庁の認可商品なので、そもそも悪質な商品は ありません。なので、手数料の高い商品を紹介されても、 契約者は、悪徳商品だとは思いません。 しかも、契約者にとって良い商品は、代理店にとっては、 収入の少ない(手数料の少ない)商品ということが、 ときどきあります。 なので、取扱いの保険会社の全社の見積りを取って、 その中から「自分で選んでください」。 代理店側が選んだ商品の中から「選ばされている」 ということがないようにしてください。 次に、保障重視です。 例えば、夫様がお亡くなりになると、年金額は減ることになります。 まずは、夫様が早期に亡くなって、年金が減っても 生活が成り立つかどうか、です。 ちょっと怪しいとなれば、貯蓄を見直すか、支出を見直すか、 保険でカバーする金額を増やすか、です。 次に、万一です。 ここで言う、万一とは、死亡することではなくて、 長期入院や介護状態になったとき、どうするか、です。 入院の平均日数は減っていますが、それは平均です。 65歳以上の脳卒中は今でも平均で100日を超えています。 重症例は今でも長期入院です。 そして、老人の平均入院日数は、若い人よりも長いのです。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/11/dl/03.pdf なので、長期入院はない、というようないい加減な情報に 惑わされないでください。 長期入院はある、のです。 しかも、長期入院となった方が、人は困るのです。 介護保険制度について、その欠点も十分に調べてください。 健康保険制度は、医療費の「自己負担」の上限が決まっていますから、 差額ベッドなどを利用しなけば、驚くような料金はかかりません。 でも、介護保険は、「公費負担」の上限が決まっているので、 それ以上の介護は、全額自己負担です。 例えば、月々の介護の100時間が公費負担の上限だとすれば、 101時間目からは、全額自己負担となります。 身体介護(体位変換、おむつ替えなど)だと1時間5000円です。 1日1回、1時間の自己負担をするだけで、月額15万円の 自己負担が新たに生じることになります。 みなさん、この負担に耐えられないから、 老老介護をしなければどうしようもないのです。 我が家は、実母が早くして脳卒中になり、15年もの長期の介護を したので(実質、父が介護をしていました)、 介護費用の自己負担だけで、軽く2000万円を超えています。 今、日本で金持ち層といえば、65歳以上の引退した年齢の 方々だと言われています。 でも、なぜか、財布のひもが固い。 http://www.stat.go.jp/data/zensho/2004/tansin/gaiyo10.htm 70歳以上の夫婦で、平均で3500万円もの貯蓄を 持っていることになっています。 なぜ、そのお金を使わないのか? それは、社会保障制度が貧弱なので、怖くて使えないのです。 我が家の両親に起きた事が、どのご家庭でも起きる可能性が あるのです。 夫様が亡くなって、奥様一人になったとき、その奥様が 要介護状態になったとき、誰が、介護をしてくれますか? ご家族の介護が当てにできなければ、お金で払うしかないのです。 お金がなければ、ウンチが付いたおむつを履いたまま、 次のヘルパーの来る時間まで、じっと我慢するしかないのです。 老後にそんな生活をしたいと思う人は、一人もいません。 だから、怖くて、お金が使えないのです。 民間の生命保険会社にも、介護保険を扱っている会社が 多くあります。 でも、契約率が低く、お荷物状態が続いています。 なぜなら、保険料の低い若い世代は、介護に関心がない。 介護に関心が出てくる高年齢層になると、保険料が高くて 払えない。 なので、契約者が少ない、のです。 老後のマネープランは、非常に重要です。 この機会に、しっかりと計算することをお勧めします。

may-18
質問者

お礼

実は来月ファイナンシャルプランナーに生活の見直しで教えてもらう予定です。 その時、生命保険のことも相談するつもりです。 主人は一応65歳まで働く予定ですが、平均63歳くらいで辞める方が多いそうです。 子供も結婚するので、親として色々援助もしてやらないといけないし、老後のことや、まだ主人の母がなんとかなるさの考えで、お金使いがあらく、しかも一人暮らしなので、旅行やもろもろ費用を出してあげている状態で、現在は大丈夫ですが、来年から主人も年収が半分になるし、私も体調をくずして今は仕事を辞めて自宅でいるので、本来は老後余裕のある生活をしたいと思っていたのですが、今の社会保険では年金生活後が不安です。 真剣に貯蓄なのか保険なのか真剣に考えてみます。 実感のあるアドバイスありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • kageroho
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回答No.1

定年前で、しかもお子様もおられる場合、ご主人に万一のことがあった場合の備えとして、現状の保険は有効であったと思いますが、お子様も独立され、ご主人の退職金も得た後でしたら、今後はまとまった保険金よりも、月々の節約の方が大切だと思います。 よって私(61歳、現在は妻と二人暮らし)の場合は、退職金の1部、数百万円を一時払いの生命保険にして、それ以外は全て解約しました。 ご主人の健康保険の状況にもよりますが、仮に入院というような病気にかかっても、通常の健康保険でかなりの部分が補てんされますし、「入院一日5000円!180日」とかの医療保険を掛けていても、実際、手術しても入院なんて1週間程度で退院させられちゃうので、あまり意味無いと思います。

may-18
質問者

お礼

なるほど。おっしゃる通りです。確かにまとまった保険金より月々の節約が大切だと思います。 病院の件もその通りですよね。長くて2週間くらいですね。 私自身もも最近色々軽い病気になり、お薬代はかかるのですが、入院することなく、結局保険のお世話になったことがなく、無駄だなと思いながら入っています。 まして主人のは、私のより高額のため節約するよい機会だと思っています。 それも含めて一時払いの件も真剣に検討してみます 参考にさせていただきます。 さっそく回答いただき有難うございました。

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