• ベストアンサー

つなぎ銀

歴史の本を読んでいたら、つなぎ銀、という言葉が出てきたのですがこれは何なのでしょうか?宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • m-jiro
  • ベストアンサー率55% (92/167)
回答No.1

こんばんは どんなジャンルの本をご覧になったのかわからないので的外れかもしれませんが、もし金融関係でしたら現代でいう「つなぎ融資」のことではないでしょうか。 これは融資の契約をしたものの手元にお金が届く前に支払いをせねばならないとき一時しのぎの借金をするものです。 詳細はnetで「つなぎ融資」を検索してみてください。一般の人でも家を建てる場合にはよく使いますから現代では珍しいものではありません。netにはたくさんあります。 もうひとつの可能性として「銀ろう」のことかもしれません。 金属を接続する際に銀を溶かしたものを使うことがあるのですが、それに使う銀を指すのかもしれません。現在では珍しい技法ではなく多くの工事屋さんがごく普通に使っています。 これもnetで「銀ろう」あるいは「ろう付け」を検索してみてください。たくさん出てきます。 なお電子機器の組立などは「ハンダ付け」でやりますがこれも「ろう付け」の一種です。

noname#259499
質問者

お礼

ありがとうございます!つなぎ融資なのですね。わかりました。大変たすかりました!

その他の回答 (1)

  • dayone
  • ベストアンサー率79% (360/452)
回答No.2

>歴史の本を読んでいたら、 では古今東西あまりにも範囲が広いため、 「~銀」から近世の金銭にかかわる事と仮定しますと、 一つの候補が浮かびますが、 何しろ当て推量に過ぎませんので、見当違いの場合は笑って許して下さい。 「つなぎ」に注目してネット検索を試みましたところ、 下記のような記述が見つかりました。 ・メッセージ@落語書き帳面 - Nifty http://hpcgi1.nifty.com/masa_cgi/bbs/bbs.pl?_page=153 (※3件目)7637 FP 2005/12/04(SUN)23:40:48 日本国語大辞典・第2版,第9巻,388ページ つなぎ (交際をつなぐものの意で)町会や長屋などで、慶弔などの時、 金銭を集めること。また、その金銭。 残念ながら『日本国語大辞典』原本は手元になく、 また図書館等に出向く時間もありませんので裏付は未了ですが、 手元にある『広辞苑(第一版)/新村出編/岩波書店/1955』の 「繋(つなぎ)」項目(1447頁最上段10行目~)の中には、上記と関連する 「繋香奠(つなぎこうでん)」の項(23~25行目)があり、 「組内でする香奠。(中国地方の西部でいう語)無常講ぬき。釣瓶銭(つるべせん)。」 と解説されています。 (※なお、文中の「無常講」とは、「平生、互に掛金を出しておき、講中に死人のあった 場合にそれを葬儀の費用にあてる講。」) 以上を踏まえて改めてネット検索してみますと、古典落語の中などでは 長屋で集める不祝儀の金品を「つなぎ」と表現しているようです。 以上では「つなぎ銀」の「銀」が漏れているとは言え、「つなぎ」の言葉には、 「町会・長屋・村組など組織内で集める祝儀・不祝儀」の意味合いもあるようです。 続きまして、「つなぎ銀」そのものズバリの用例はないかとネット検索を試みましたところ、 (※検索キーワードによっては、同一頁でも断片表示部分が異なったり、 部分的に文字化けもありますから、原本に当たらない限り精度は落ちますが…) GoogleBooks『萩市史/萩市/1983』の断片情報によりますと、 <449頁> …同年、藩は菊屋十郎左衛門のこれまでの勤功に対し、 萩市中の諸役負担を免除する旨の奉書を与える。 ただし、住吉神社の「つなぎ銀」は神事であるから、免除の対象としないこととする。 ところで、菊屋家は幕府の巡見上使が来萩の際、宿泊所に指定される… <450頁> 正徳二年(一七一二※文字化け修正)暮、浜崎町人山県十左衛門は、 藩から当用銀上納方の依頼を受けて銀二三貫目を献納し、聞」(※文字化け)に任命された際、 「つなぎ銀」も含めた諸役負担の免除が認められたのである(『菊屋家文書』)。… が予想されたので、改めて「つなぎ銀」免除を願い出… <450頁> …七郎右衛門はその拝命を喜び、同月二十八日、 答礼として享保三年(一七一八※文字化け修正)閏十月十五日、萩町人松坂屋七郎右衛門は、 当職役方の用命を受け、財政用務を誠実熱績により、後日御客屋… 年寄格御用される住吉神社の「つなぎ銀」は高額であった。万一、… 上記の断片情報だけでは、「氏子組織に対する上納金、振舞金、」「神社に対する奉納金」等の 何れかは定かでありませんが、 例えば、株仲間などの組織でも新規加入には株の買取に大金を費した上、 更に多額の祝儀銀(名称は加入料、顔見世銀、出銀、振舞料、盃新規加入など 組織により色々)を支払いう規定があったり、 また町中の町法などでも祝儀(・不祝儀)定目が事細かく規定されていたようですから、 町村、社寺、商売など何れの組織かを問わず祝儀・不祝儀はついて回るもの… 「つなぎ銀」の「つなぎ」が、 「交際をつなぐ」「顔つなぎ」などから派生したのか否か定かではありませんが、 少なくとも「組織内での祝儀または不祝儀などの金銭」を表す言葉の一つとは言えそうです。 以上 疑問解消の糸口に繋がれば幸いですが、 見当違いの場合は御容赦下さい。

noname#259499
質問者

お礼

詳しく調べて頂きありがとうございます!大変勉強になりました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう