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Phone OutとLine Outの違い

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お礼率 100% (2/2)

私はRMEのBabyface所有者です。この製品のPhone outは、使用するケーブルによってはLine Outとして作動するという趣旨の説明がマニュアルがあります。

私はこのBabyfaceのPhone out からRCAピン入力しか持たないHPAをつなげたいと構想しているのですが、その様なケーブルだと、上記のマニュアルによるとLine outとしては作動しないようなのです。

そこで質問なのですが、Phone outとLine outにはどのような違いがあるのでしょうか?
初歩的な質問で申し訳ありません。
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レベル14

ベストアンサー率 65% (1919/2925)

>> この製品のPhone outは、使用するケーブルによってはLine Outとして作動する //

>> その様なケーブルだと、上記のマニュアルによるとLine outとしては作動しない //

日本語版のマニュアルは入手できないのですが、この記述はどの辺りにありますか?(英語版と日本語版ではページ数が異なる可能性があるので、目次にある章番号で特定してもらえると分かりやすいです)

>> Phone outとLine outにはどのような違いがあるのでしょうか? //

一般的に言うと、信号レベル(電圧)、許容できる出力電流の量、適合する負荷インピーダンスが違います。

オームの法則は分かりますか? 「負荷に流れる電流( I ) = 負荷にかける電圧(E) ÷ 負荷の抵抗値 (R)」です。従って、Eが高いか、Rが低いと、Iが大きくなります。ちなみに、電気の仕事量(記号P、単位はワット)は、「P = I x E」ですね。

ヘッドフォンは自ら電力を増幅できないので、出力する時点で必要な電力に増幅しておく必要があります。一般的なヘッドフォンのインピーダンスは数10Ω、スタジオ用だと数100Ω程度まであり、必要な音量を得るためには数10~100mW程度の電力が必要です。

そうすると、仮に100Ωのヘッドフォンで20mWのパワーを得たい場合、上記の式から、

・「P = I x E」に「I = E / R」を代入して「P = E^2 / R」、
・従って、「0.2 = E^2 / 100」、「E^2 = 20」となって「E = 4.47」、
・このとき、「I = 4.47 / 100」なので「I = 0.0447」、

と求まります。つまり、ヘッドフォン出力に求められる能力は、

・100Ω程度の負荷に対して、
・4~5V程度の信号レベルと、
・5mA程度の電流を出力できること、

です。

これに対してオーディオ機器は、受け取った信号を都合の良いように増幅できるので、機器間の信号伝送にパワーは必要ありません。そこで、入力インピーダンスは10k~50kオーム程度に設定されています。信号レベル(電圧)は、100mV~2V程度あれば良いことになっています。もっとも、業務用では10V以上の信号レベルを使うこともあります。

そうすると、仮に入力インピーダンス20kΩ、信号レベル2.0Vと想定した場合、

・「I = E / R」から「I = 2 / 20000」なので「I = 0.0001」、

つまり、出力側が耐えなければならない電流は、せいぜい0.1mAくらいです。このため、ライン出力にヘッドフォンを繋ぐと電流が流れすぎて、出力側が耐えられず、歪みの原因になります。

他方で、ヘッドフォン出力はライン入力のようなインピーダンスの高い負荷を繋ぐことは想定されていません。そのため、信号レベルが足りなくてノイズが増えることがあります。

-----

というのが一般的な話ですが、Babyfaceでは事情が違います。

Babyfaceは業務用なので、ライン出力にインピーダンスの低い負荷が接続される可能性や、ヘッドフォン出力にインピーダンスの高い負荷が接続される可能性を想定しています。

というのは、業務用の世界ではバランス接続が一般的ですが、古い機器(バランス接続にトランスを使っていた時代)では入力インピーダンス600Ωというのが標準だからです。これは、ヘッドフォン並みにインピーダンスが低いので、ライン出力としては荷が重い(電流が流れすぎる)です。これでも正常に接続できるように、ライン出力には十分な余裕が持たせてあります。

他方で、現場では「しまった、あと1組ライン出力が欲しい」という場面が起こります。その場合、ヘッドフォン出力からでも正常に(ノイズが増えずに)接続できれば便利なので、ヘッドフォン出力もライン出力に転用できるよう、あらかじめ余裕が持たせてあります。

BabyfaceはUSBバスパワーのみで動作できるよう、この余裕はあまり大きくは取られていませんが、上記モデルのFirefaceシリーズなどではかなりの余裕が持たせてあります。

ということで、「Babyfaceに関しては何の心配もない」というのが答えになります。

>> BabyfaceのPhone out からRCAピン入力しか持たないHPAをつなげたい //

もっとも、これはお勧めしかねます。

RMEのオーディオI/Fは、ライン出力の音質は悪くありませんが、ヘッドフォン出力はどの機種でもあまり良い印象がありません。ヘッドフォン出力からヘッドフォンアンプに繋いだ場合、(上記の通り信号レベルなどの点では何に問題もありませんが)「音の悪い出力」を経由することに違いがないので、少なくとも音質が良くなる可能性はありません。

もちろん、Babyfaceのヘッドフォン出力ではパワーが足りないのでヘッドフォンアンプで補いたい、ということであれば、この限りではありません。

音質の改善に期待するのであれば、ライン出力を使うことをお勧めします。
お礼コメント
optiq

お礼率 100% (2/2)

疑問がすべて氷解しました。ご丁寧な解説、有難うございます。僕の疑問の発端は、iPod用に買ったポータブルHPAをヘッドフォン端子に繋いでも、あまりいい音がしなかったためです。

問題は出力の大小と、ヘッドフォン端子の質の悪さと両方が絡んでいたんですね。

当方は当初普通にニアフィールドモニタを繋いでたのですが、近隣の苦情によりヘッドフォン中心の環境にシフトせざるを得なくなったのです。それで音質改善を考えていたので、別売りのRCA端子のついてるBabyfaceのケーブルを買おうと思います。

有難うございました。
投稿日時 - 2013-07-23 18:28:52
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  • 回答No.1
レベル12

ベストアンサー率 34% (180/526)

背面の15p端子からLINE-IN、OUT、ヘッドホン出力、MIDI出力が取れるコードが有るようですがLINEに関してはキャノンタイプなので変換アダプター又はケーブルが必要ですね。
本体の横にもヘッドホン出力が有りますが15p端子からのヘッドホン出力と独立しているとのことで同時に使用可能かと思いますが。ヘッドホンアンプは使わなくとも良い事になります。どうしてもというなら15p端子からのLINE-OUTを使用することになります。
LINE-OUTは低インピーダンス送り高インピーダンス受けで設計されていますので、ヘッドホンの様な低インピーダンスの負荷には向きません。中には使えるものも有りますが。一方ヘッドホン出力は特殊な例を除き負荷が低インピーダンス向けになっています。ヘッドホンのインピーダンスは8~32オーム位ですので通常10kオーム以上の入力インピーダンスが有るアンプに繋ぐと出力が減る、歪が多くなる等の弊害が有ります。
お礼コメント
optiq

お礼率 100% (2/2)

ご回答ありがとうございます。当初モニタを普通に接続していたのですが、近隣からのクレームにより、ヘッドフォン中心の環境に変えざるを得なくなりました。手持ちのポータブルHPAをヘッドフォン端子に繋いだところ、さほど音が良くなかったので、上記の質問になりました。参考になりました。ありがとうございます。
投稿日時 - 2013-07-23 18:22:49


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