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電圧降下と電流の増加について
- 分電盤の20Aブレーカーからのコンセントで2台のスポットクーラーを稼動していますが、ブレーカーが落ちます。原因は電圧降下が大きいためです。
- スイッチOFF時のコンセントの電圧は99Vですが、スイッチONで90V程度まで低下して電流が増加し、ブレーカーが落ちます。
- 同じ分電盤の異なるブレーカーでも電圧降下が大きいと電流も多く流れる傾向があります。
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回答NO.4です。補足の中のご質問: >私が分からないところは出力が一定ならばというところだと思います。スポットクーラー >の場合は電圧・電流の測定結果から出力が一定のようですが、どうして一定となるのか >がわからないのです。誘導電動機の場合は出力は必ず一定なのでしょうか?もし、ご存知 >であれば、ご教示していただけると助かります。 まず、誘導電動機の回転数は電源の周波数が変わらない限り殆ど変化しません。 つまり、電源電圧が変化しても回転数は変わらないということです。また対象の機器であるスポットクーラーのモーターの負荷はモーターの回転数が変わらなければ送り出す風量も変わらずモーターの負荷としては変わらず一定であると考えて差し支えないでしょう。 ということで出力はスポットクーラーの空気の出入り口をふさいだりしない限りは一定であると考えられます。
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- xpopo
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スポットクーラーのコンプレッサーの動力源にはAC100Vで動作する誘導電動機が使用されてます。 誘導電動機の特性で、負荷が一定の条件下では電源電圧が低下すると電源電流は増加するという性質があります。(参照 → http://www.jeea.or.jp/course/contents/07303/ ) 参照先の資料の「第3表 電圧変動の誘導電動機に及ぼす影響」から電源電圧が90%に落ちると全負荷電流は+11%増加することが分かります。 結局、分電盤からケーブルが長いコンセントは電圧効果が大きくなりスポットクーラーへ供給する電源電圧が下がりその結果、スポットクーラーの消費電流は逆に増加する。ということになります。
補足
XPOPOさん、 ご回答ありがとう、ございます。参照を見たところ以下の内容が述べられてました。 P=√3VIcosθ・η の式で表され、出力が一定ならば、電圧が低下すると電流が増大することがわかります。 私が分からないところは出力が一定ならばというところだと思います。スポットクーラー の場合は電圧・電流の測定結果から出力が一定のようですが、どうして一定となるのか がわからないのです。誘導電動機の場合は出力は必ず一定なのでしょうか?もし、ご存知 であれば、ご教示していただけると助かります。
- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
補足、見ました。 1.ちゃんと、資料に始動電流が記載されているではないですか!!!!! それも、「23.6A」と!!!!!! これを見ると、接続検討時のミス(もれ)です。検討していないから、2台目起動時に過電流となってブレーカーがトリップするのです。 本来であれば、電源元であるブレーカーの容量は、2台同時起動を想定して、50A程度を見る必要があるのです。20Aでは、当然、容量不足となり、落ちるのは当然です。 2.クーラーOff時の電圧:電源電圧であり、関係ない。 クーラーOn時の電圧:配線距離が長いと、配線抵抗により、受電端の電圧は、電源電圧よりも低下します。当然のことです。 あと、電流ですが、電圧不足分を装置側でカバーしようとして(=電源が変わっても一定の仕事をしようとして)電流が増えているのだと思います。(これ以上は、機器構成が分からないため、答えられない) 以上ですが
補足
ImprezaSTiさん、 回答ありがとう、ございます。ブレーカーが落ちるのは2台目起動時ではなくて2台とも動作して 30分から1時間後のようなのです。だから突入電流ではないようです(私の説明がわかりにくく 申し訳ありません)。電圧不足分を装置側でカバーして電流が増えると言うメカニズムが知りたい ところなのです。もし、ご存知でしたら宜しく、お願い致します。 * 分電盤に近い電圧降下が少ないコンセントではスポットクーラー2台とも問題なく動作してます。
- Saturn5
- ベストアンサー率45% (2270/4952)
電圧降下が大きいのは問題ですが、ブレーカーが落ちるのとは関係ないです。 電圧降下はケーブルを太くするか短くすという根本的な解決法しかありません。 ブレーカーが落ちるのは始動電流の大きさが問題だと思います。 ブレーカーの多くは熱で曲がるバイメタルという物を使っています。 たとえ、容量が20Aのブレーカーであっても30Aを2秒や3秒流した だけでは初悦が十分でないので、バイメタルが曲がりませんのでブレーカーは落ちません。 ですから、この機種は23.6Aの起動電流がありながらもブレーカーが落ちないのです。 しかし、8.7Aでずと使っているとバイメタルがかなり発熱した状態になっています。 そこに、23.6Aのもう1つの機械を起動すると発熱量が大きくなって、ブレーカーが 落ちることとなります。 考えられる方法は次の通りです。 (1)起動電流を下げる設定がないか探してみる。 ※最近のエアコンや乾燥機にはついていることが多い。 (2)1台をつけて、20秒後(まだ熱を持っていないタイミングで)くらいに2台目を つけてみる。 (3)ブレーカー周辺を冷却する。
補足
Saturn5さん、 回答ありがとう、ございます。ただ、同じ分電盤からの異なる同容量20Aのブレーカーでは 落ちずに2台使用できてます。落ちるブレーカーより分電盤からコンセントまでの距離が短いです。 各々のコンセントにスポットクーラー1台のみをONした時の電圧/電流のチェツク スポックラーOFF スポットクーラーON 近いコンセント 99V/0A 95V/8.5A 遠いコンセント 99V/0A 90V/9.5A この違いの理由を知りたいと思ってます。
- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
事象が逆です。 電流が多く流れるので、配線でのロス(電圧降下)が大きくなり、その結果、受電端での電圧が低下するのです。 で、起動時に電流が多く流れることは、基本的なことです。設計では、起動電流を定格の2倍以上にとります。この検討がされていないので、起動時に起動電流で受電端の電圧が低下し、そこでブレーカー(NFB)がトリップするのです。 (1台稼働で、更に1台を起動すると、ざくっと、10A+20A=30A以上の容量が必要とみます) 対策としては、 (1)配線の太さを太くする。(電圧降下を少なくする) トリップとは別の話。スポットクーラーの能力を出すために必要です。 (2)NFBの容量を、起動電流を検討して、大きなものに交換する。 もしくは、クーラー2台で個別にNFBを設置し、各々適切な容量を見て下さい。
補足
ImprezaSTiさん、 回答ありがとう、ございます。ただ、同じ分電盤からの異なる同容量20Aのブレーカーでは 落ちずに2台使用できてます。落ちるブレーカーより分電盤からコンセントまでの距離が短いです。 各々のコンセントにスポットクーラー1台のみをONした時の電圧/電流のチェツク スポックラーOFF スポットクーラーON 近いコンセント 99V/0A 95V/8.5A 遠いコンセント 99V/0A 90V/9.5A なぜ、遠いコンセントでは電流が多く流れるのでしょうか?このあたりが理解出来ません。 ご教示いただけると助かります。
お礼
XPOPOさん、 一定の負荷に対応しての以下の式で電圧・電流の 可能なレンジのなかで逆比例して出力一定となる ように誘導電動機は調整する特性があるということ ですね。 P=√3VIcosθ・η 分かり易い回答ありがとう、ございました。