全柔連不正受給を認めた人物がなぜ逮捕されないのか?
全柔連による助成金不正受給を自ら認め内部告発をし理事を辞任し全額を返金をした田中裕之氏のことについて質問があります。田中氏は公立中学校の校長なのですが、なぜ彼が2ヶ月近くが経つ今だに校長として公務をこなしているのでしょうか、不思議でなりません。私も一教員ですが、日頃から管理職(校長、副校長)より服務事故には注意するようにしつこいほど言われています。この管理職である田中校長はあれほど世間を騒がしている事件の中心人物であります。客観的に見て、田中校長は、何事もなければ今もなお平然と助成金を受け取り続けていたはずです。しかし全柔連の体罰問題や裏金問題が次々と表沙汰になり急に怖くなり、自ら自首をする形で事を穏便に収めようとしたのは明らかです。我々一般の平教諭が業者などから1円でも不正なお金をもらっていることが発覚した場合、最低でも停職、普通は懲戒免職です。2年間にも渡り210万円もの大金を受け取っておいてあとで返却したから許されないことくらい小学生でもわかります。なぜ、今の今まで何の処分もされず、普通に勤務し、生徒の前に立ち壇上から「悪いことはしてはいけない」と言えるのでしょうか。同じ教育者として納得いきません。市の教育委員会に質問しても、本人などから事情を聞いているとのことで、事件発覚から2ヶ月近く経った今も調査中だそうです。本人が受け取ったと自首をしているのに調査になぜこんなに時間がかかっているのでしょうか。何の処分もされないままであるのをいいことに、今度は全柔連の体罰根絶の委員に任命されそれを受けようとしたことに至っては、神経を疑いました。私の質問はごく単純なものです。「なぜ不正受給を自ら認めた田中校長が、今だに何の処分もされず生徒の前に立ち続けられるのか?なぜ逮捕されないのか?」です。これだけ世間を今だに騒がせている事件の当事者が、堂々と教師や生徒たちの前に立っていることが許せません。我々ならばとっくに職を追われています。全柔連を内部告発し、自らの非を認めて校長を辞職してほしかった。校長と教育委員会、また全柔連と警察は、やなり馴れ合いの関係であることもわかりました。残念でなりません。