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昔の広告などの道具について
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年代がいまいち不明ですが 1.活版印刷です。新聞でしょう。 2.凸版です。 さすがに写真製版でしょうね。(明治時代からありました) 版下屋さんや図案家(デザイナー)が筆などで描いた原稿を凸撮り(線図をそのまま撮る方法)で銅か亜鉛の板に凸版を作っています。 原稿は紙(ケント紙など)に筆やペンで描いている物です。ものによってはオイルパステルなども使っているかもしれません。良く観察して研究してみてはいかがでしょうか。 3.作った原稿から凸版さえ作ってもらえば手フートという機械で近い方式で印刷することはできます。 しかし質問されている方の段階ではおそらく無理だと思います。クリアーしなくてはならないことが多すぎます。 雰囲気を真似したいだけなのですから、この雰囲気のものを見様見真似でまず手書きで描けるようになることです。字体や書体、文字のデザインエレメントのまず観察と分析をしましょう。 版下(手で描いた原稿)ができたらスキャンをして白黒2階調にして黄ばんだざらっとした紙にプリンターで出力すれば近いものができるでしょう。 原稿を少し大きく描いておいて縮小するとこれに似た感じが出しやすくなるかもしれません。 刷り色は真っ黒ではなくてほぼ黒に見えるグレーにしておけばさらに雰囲気だと思います。 なお文字で印刷書体を使っている部分は「清刷」(きよずり)と言って、活字で印刷してもらった紙を筆などで文字や絵を手書きした紙に貼り付けて合わせて版下を作るのですが、これはほぼ入手不可能なので適当な古っぽい書体を組んで刷り出した紙を切り貼りなどして少し荒らして文字組を作るしかないでしょう。 活版時代の古本を買ってきてコピーして、縮小拡大して、脅迫状のように切り貼りすれば昔の活字と同じ書体の清刷もどきはできなくも無いとは思いますが。どうしても無い字があったりして苦労しそうに思います。 http://www.nakanishi-printing.co.jp/kinen/100nen.pdf 写真の部分は網撮りをしています。 http://adv.asahi.com/modules/trivia/index.php/content0006.html 写真の部分の版は清刷ではなくて版そのものを切り貼りして一枚にしているはずです。 広告の上に見えている本文文字組は活字の棒を組み合わせて並べて作っておきます。 版がそろったら、平らな台にきっちり組み合わせて並べ、それに分厚い紙を圧し付けて紙型(しけい)というものを作って紙型からさらに一枚の大きな板の版を作って輪転機にかけています。
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- kotaro-h
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こんにちは。 ボクもこういうのは好きなので、古本にカットの載っている本を集めています。 新刊でも「昭和カット図案集」といった書籍は出ています。大きな書店のデザインのところにあります。 昔の広告の作り方は、写植にデザインの人が、発注して校正してつくって行くのです。 こんな古いのを手がけた人は、生きてないと思いますが、デジタル以前のことを覚えている人は、デザイン事務所のOBにたくさんいると思いますので、実際に聞いてみて下さい。僕は新聞社のデザイン課を良く知っています。 絵描きさんといって、こういったマンガのセンスをお持ちの人ばかりで、こういう画を描いて欲しいと頼みに行くのです。 個人差があったりして、担当者泣かせだったりしました。 自分で描いてみる練習と、デジタルでできるのか、挑戦してみて下さい。 古老に聞くのが一番面白いと思います。きっと目からウロコの話が聞けると思いますよ。 では。
お礼
ありがとうございました。
- ultraCS
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写真製版など無い頃ですから、恐らく原画を画工が印刷原版に直接鉄筆で彫っているか、蝋を鉄筆で削ってからエッチングでしょう。 近い効果が欲しいなら、謄写版でしょうかね(シルクスクリーンに近い方法です)。現在は作っているところもほとんど無いので、鉄筆、ヤスリや原紙、印刷器は在庫で買うかオークションしかないと思います。 http://www.10-48.net/
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。