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氷菓21話の解説
奉太郎はなぜ、聡に向って「この話千反田にはできんな。」といったのですか? そして、なぜ聡も「殴られたほうがましだね」といったのですか? なるべく細かい解説をお願いします(´・ω・`)
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冗談だと言ったら>グーで殴る というやり取りが少し前にあります。 これとの対比です。 里志と摩耶花はお互いを理解していた。 えるはそれを知らずに涙まで流した。 つまり相思相愛の二人(里志と摩耶花)の不器用な関係 それを知らなかったえるは巻き込まれたわけです。 奉太郎は里志をかばうために嘘をついた。 だからこそ、真相をえるに言うことはできない。 また、真相をえるに知られてしまうくらいなら 「冗談で傷つけた」といってグーで殴られたほうがマシだという話です。 そしてそんな中、実は摩耶花本人も気づいていて えるは真相を聞いています。 実は聞いちゃったとも言わないし、泣いたことに対する恨みも言いません。 えるの電話の「色々ありがとうございました」は 責任を感じたえるの問題を解決したことの他 全てを知った上で里志をかばったことも含まれてるんでしょうね。 不器用な男とそれを知りつつ許容する女の話です。 またそれぞれの人物をうまく掘り下げています。 ……と私は感じたのですが。 確かに難しい話ですね。
補足
さとしはなぜ奉太郎にも言いたくないと言ったのでしょうか? その時のさとしの心情はどんなものだったのでしょうか?