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剣道は高齢者でも試合で勝てますか?
剣道の競技選手にお伺いいたします。 剣道は高齢になっても強さが衰えることがなく、ずっと練習している8段くらいの人だと80歳くらいになっても、若い人より圧倒的に強い…というような話を聞きますが、剣道の全日本大会を見ていると、上位はやはり20代の若い選手が多いようです。 高齢な達人の強さと、競技での強さについて教えていただきますようお願いいたします。 私の周りの剣道経験者は、本格的に競技選手をやっていた人が少ないので、質問しても回答が曖昧です。 私は剣道は全く素人ですので、バカな質問かもしれませんがどうかご容赦ください。
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速度と反射神経、あとは視力でしょう。このあたりが衰えると技が凄くても どうにもならない。技は熟成されるけどね。ただ、高段者だと衰えても 並の人間の及ぶところではないでしょう。
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- gadovoa
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まず8段も持っている人は、剣道最高位の資格と 「教士」(教師ではありません)の資格を持っている人が多く、 中途半端な剣道家ではありません。 それだけに強いのか?と言われますと、 正直強いです。 しかし、この方達の剣道は既に試合でやる「それ」とは違い、 洗練された、ある種無駄を省いた機能美としての剣道、と言った方がいいでしょうか。 無駄な動きが無く、「静」であり攻撃してもいなされ、かわされ、 そして怒られたり、注意されたりと、指導を受けます。 達人同士の試合はもはや勝ち負けを通り越した戦いとなり、 ある意味勉強させられる試合となります。 これでは論点をずらされた感がありますよね。 では、全日本優勝クラスの若い達人と高齢8段が試合をすればどっちが勝つか。 全日本優勝クラスの若者が間違い無く一本は取ります。(勝ちます) しかし、達人は勝ち負けにはこだわっていないので、 若者の荒削りされた剣道を注意します。 パワースピードでは負けたけど、品位や落ち着きでは負けてない。 試合では負けは負け。ですが、どう考えますか? ちなみに初段や2段クラスの若者では高齢剣道家に勝つことは勝てますが、 難しいでしょう。
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ご回答ありがとうございます。 達人達が目指す機能美としての剣道が何のためになるかがポイントだと思います。 精神修養なり実戦なり、何かの役にたつならば、目指す方向性が試合でなくてもよいと思います。
お礼
ありがとうございます。 なるほどー。とてもわかりやすいご説明ですね。ありがとうございます。