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日商簿記2級の売上戻しと仕入れ戻しについての質問
- 日商簿記2級の売上戻しと仕入れ戻しについての質問です。得意先に割り戻しを行い掛け代金から控除した場合、それは「売上戻し」の仕分けになるのか疑問です。
- 得意先に割り戻しを行い掛け代金から控除した場合、それは「売上戻し」の仕分けになるのか疑問です。問題文に売り上げや仕入れ、売掛や買掛けの表現がない場合、どこで判断すればよいのでしょうか?常識的な日本語の理解が必要です。
- 日商簿記2級の売上戻しと仕入れ戻しについての質問です。売上戻しと仕入れ戻しの表現パターンを知りたいです。売り上げや仕入れ、売掛や買掛けの表現がない場合でも、どの部分で判断すれば良いのか教えてください。
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少し間違いのある回答の修正を入れつつな。 「得意先」は、商品の売却先や役務の提供先のことだ。簿記用語としては、懇意にしているかどうかは無関係であり、ただ一回きりの取引相手でも得意先だ。この対義語は「仕入先」だ。「売上先」は得意先の言い換えではあるが、あまり用いられない。 簿記用語として、「売上戻し」は存在しないが、「売上戻り」は存在する。売り上げた物が自分の手元に戻ってくるから「戻り」と考えればいいぜ。また、「仕入戻し」は存在する。存在しないとする回答があるが、誤りだ。それぞれの意味は下記URLを参照して欲しい。 http://kessansyo.com/9d-3.html http://kanjokamoku.k-solution.info/2006/06/post_84.html http://kessansyo.com/9d-5.html http://kanjokamoku.k-solution.info/2006/06/post_89.html それから、「取引先から売掛け代金の割引を受けた」については、既に回答のあるところだ。その上で、「割引」と「値引」の違いに気を付けて欲しい。文脈から、ここを混同しているように思えたので念のためな。 この違いについても、上記URLを参照して欲しい。なお、リンク先の中で「売上割引は、売上高控除項目の一つとして位置づけられる。」「仕入割引は、仕入高控除項目の一つとして位置づけられる。」とあるが、この部分はいずれも誤りだ。いずれも控除項目ではなく、だからこそ営業外損益に区分される。
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- minosennin
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1 「取引先から売掛け代金の割引を受けた」・・・ →この場合は、割引をしたのは相手方ですから、相手方が売り手で、こちらは買い手です。売掛金とは相手方からの見方であって、こちらの立場では買掛金です。 2 「Aは取引先Bとの間で掛け代金の割引を成立させた」・・・ →お書きのとおり、このような記述の出題はおそらくないでしょう。
- minosennin
- ベストアンサー率71% (1366/1910)
既に適格なご回答があるので、蛇足ながら追加質問に対するピンポイントで。 『「取引先から商品代金の割引を受けた」とか「取引先に商品代金を割り引いてもらった」場合、この表現では取引先が売上先なのか仕入れ先なのかは不明、と考えればよいのでしょうか?』 上のご質問については、不明でも何でもありません。 ものの商売で、「負けてあげる」のは常に売り手の側です。買い手側は「負けてくれ」とお願いはできても自ら負けることはできません。 このように考えれば、「取引先から商品代金の割引を受けた」とか「取引先に商品代金を割り引いてもらった」という場合、割引をしたのは相手方ですから、相手方が売り手であり、こちらは買い手であることは明白です。すなわちこの場合、取引先とは仕入先を指すことになります。 これは簿記以前の社会常識の範囲です。
- hinode11
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簿記(または会計)の用語として、「売上割戻し」、「売上値引き」、「売上割引き」は存在しますが「売上戻し」は存在しません。ですから「売上戻し」の仕分けを切るという解答は不適切です。同様に「仕入割戻し」、「仕入値引き」、「仕入割引き」は存在しますが「仕入戻し」は存在しません。 「得意先に割り戻しを行い掛け代金から控除した」という問題設定は、素直に読めば「売り先に商品を納入し、その売上について、売り先にインセンティブを供与する目的で『割戻し』サービスを行った。『割戻し』は売掛金の一部を控除する形で行った 」という意味です。 ですから、「売上割戻し」の仕訳を切る、が正解です。 〔借方〕売上割戻****/〔貸方〕売掛金◎◎◎◎ 〔借方〕仮受消費税◇◇◇/ なお、簿記(または会計)の用語についてですが、得意先とは商品の売り先を意味し、仕入先とは商品の買い先を意味します。
お礼
ご丁寧な解説付き回答ありがとうございました。 「割戻し」であって「戻し」ではありませんでした。 せっかく善意で教えていただくのですから、正確な記述をすること を肝に銘じます。 ちなみに「懇意にしている取引先を得意先という」という私個人の日本語の解釈誤りから出たのが、今回の質問でした。
- 197658
- ベストアンサー率19% (153/804)
>問題文のどこで判断するのでしょうか? どこで判断するも何も得意先と言ったら売上先。 仕入れ先を得意先とはいいません。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 やはり基本的な日本語の理解不足で、恥ずかしい限りです。 ところで、「取引先から商品代金の割引を受けた」とか「取引先に商品代金を割り引いてもらった」場合、この表現では取引先が売上先なのか仕入れ先なのかは不明、と考えればよいのでしょうか? 得意先=売上先 と同様な仕入先の表現は何かご存知でしょうか?
お礼
早々のピンポイント回答ありがとうございました。 皆さんからいただいた回答を読むにつけ、やはり簿記に関する質問ではなく、実質的には、社会常識、日本語に関する質問となっているようで恐縮します。 しかし、日本語の理解なしには先に進めませんので、もう少し教えてください。(ちなみに私は生粋の日本人です。) 割引をした側とされた側を記述から特定すればよい、おっしゃるとおりで、一旦は理解しましたが、そのうえで次のような対応でよろしいのでしょうか? 1 「取引先から売掛け代金の割引を受けた」・・・一見普通の記述にみえるが、このような記述は日本語としてありえないものの、読み飛ばしてしまい、試験なので、(貸方)売掛金を仕訳する 2 「Aは取引先Bとの間で掛け代金の割引を成立させた」・・・どちらが売り手か買い手かは不明である。(よって、こんな記述で出題されることはない) という理解で先に進みたいと思いますが、正しいでしょうか?