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マンドリンでハイポジの指示の場合
マンドリンで楽譜にハイポジの指示が出ている場合についての質問です。 イントロ - A - A’- B ・・・ のようになった楽譜で、 イントロにハイポジの指示があり、 Aにはなく、A’には指示があります。 こういう場合、言われなくてもAはハイポジで演奏するものなのでしょうか? それと。 ハイポジの指示がある場合、ハイポジで演奏するものなのですよね? ”そのほうが演奏しやすい”といった理由ではなく ”演奏する”ということなのですよね? (実はハイポジではないほうが、弾きやすいように思う箇所があるのです) 説明が下手で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
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マンドリンというのは、クラシカルマンドリンでしょうか、あるいはブルーグラスなどで使うフラットマンドリンでしょうか?厳格なクラシカルと、自由なフラマンでは指定の意味合いが変わります。 >イントロ - A - A’- B ・・・ のようになった楽譜で、 イントロにハイポジの指示があり、 Aにはなく、A’には指示があります。 こういう場合、言われなくてもAはハイポジで演奏するものなのでしょうか? イントロとA’にわざわざハイポジの指定があるのなら、Aはローポジで弾けばよいと思います。マンドリンやギターは同じ音が色々な弦で出るのですが、各弦には個性や勢いがあって、音色やニュアンスが違います。そのため繰り返しではポジションを変えて音色や色彩感を変えるということはよく行われます。 ただし、その指定が作曲家が付けたのか、後世の校訂者が付けたのかにもよります。作曲家が付けたのなら絶対に守るというのが原則ですが、あとから誰かが付けたものなら守る必要はありません。 >ハイポジの指示がある場合、ハイポジで演奏するものなのですよね? ”そのほうが演奏しやすい”といった理由ではなく ”演奏する”ということなのですよね? (実はハイポジではないほうが、弾きやすいように思う箇所があるのです) 前述のとおり、音色やニュアンスが変わるので、その効果を狙って付けられたものなら守るべきです。 普通は、演奏しやすいか難しいかを考慮して付けるものではありません。一般にローポジションで開放弦を使うほうが易しいですが、開放弦は金属的に明るく鳴り過ぎるので、開放弦を避ける人が多いです。 運指の難易よりも音色に着眼すれば分かると思います。同じ音でも、より太い弦で鳴らすほうが渋いです。
お礼
とてもわかりやすいご説明、ありがとうございます。 やりやすいかどうかではなく、音色のためなのですね。 おっしゃる通り、解放弦のほうがよっぽど弾きやすいのに と思っておりました。 あ、申し遅れましたが、クラシックマンドリンです。 作曲者と編曲者は違うのですが、その指示はどちらが出した ものなのかはわかりません。 ですが、音色という事になりますと、確かに1弦で弾くか 2弦で弾くかだけでも、まったく違うものになりますよね。 お教えいただいた通り、指示のある部分はハイポジで、無い 部分はそのままで、練習してみようと思います。 (どうしても無理だった場合には「これは作者のつけたものではない」 と勝手に思って、こっそり戻そうかと。) 本当にありがとうございました。 また何かの折には、ぜひよろしくお願いいたします。