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中国や韓国には靖国神社のようなものはないのですか
両国にも名誉ある死を遂げた軍人や無名戦士の墓や記念碑のようなものはあると思うのですが、なぜ日本の靖国神社だけが問題になるのでしょうか。
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>両国にも名誉ある死を遂げた軍人や無名戦士の墓や記念碑のようなものはあると思うのですが、 両国には↓のような施設はあります。 しかし、英霊としての顕彰 を目的とした靖国神社のような施設はありません。 (彼らの死生感と靖国のそれは相容れないものです) 中国の戦没者慰霊施設(安門広場の国旗掲揚所の南側) 人民英雄記念碑 韓国の戦没者慰霊施設 「国立墓地」(ソウル) 韓国動乱の戦死者や、国家のために殉難した人々の墓(遺体のない死者は顕忠塔に刻んでいる) 「顕忠塔」 地方毎 韓国の場合、↓が該当するかもしれませんが、民間のものです。 「太平洋戦争犠牲韓国人慰霊碑」(ソウル) 大東亜戦争時の朝鮮人志願兵は靖国神社に祀られていますが、韓国、台湾ではそのような施設はありませんでした。 (朝鮮での徴兵は終戦間際だった為に、訓練中に終戦を迎えており戦死者はいません)。 それについては、昭和47年頃から石井光次郎衆院議長を代表に慰霊碑建立が発議しましたが、実現しませんでした頓挫していた。 その後、特別見習士官であった韓国人が戦友会の協力をうけ私財で「霊璽清め祓い式」を靖国神社で行い、その位牌を釜山に持ち帰り、1997年国民記念日に建立しました。 「第二次大戦歩兵第八十聯隊韓国人犠牲者慰霊碑」(釜山) 金道榮元大佐や日本の戦友会の協力によって、1985年建立。 大邸聯隊に所属し、主としてビルマ、ニューギニア戦線で戦死した韓国人272柱の慰霊碑。 >なぜ日本の靖国神社だけが問題になるのでしょうか。 回答 靖国神社を問題視している(という姿勢を取っている)のは、中国、韓国、北朝鮮だけです。 表向きはA級戦犯が合祀されているという建前ですが、その理由で非難することに拠って、日本から様々な利益を引き出す名目に過ぎません。 国家に真の友人はいません。 私でも、相手が嘘を真に受けて、それを非難する事で利益が得られるなら、喜んでそれをします。 外交とは馴れ合いの友愛ごっこの場ではなく、 国益を賭けた、話し合いによる武力を行使しない戦争です。 (戦争の方が武力を使用した外交とすら言えます。) 彼等は政府の正当性を、日本の侵略と戦って国を守ったことに置いています。 国民もそのように教育されているので、それらを信じています。 しかしこれは嘘です。実は日本は侵略などしていません。 (これは質問の範囲からはずれるので詳細は説明しません。) そして、日本を非難すると、とりあえず支持率が上がったり、失政への民衆の不満を逸らす事ができる事もあって、彼ら困った事がなると、材料を探して、とりあえず日本を非難します。 このような事を建国以来続けているので、今更、嘘を教えていたという事をいえなくなってしまっています。 世界でこのような国策で反日教育をしている国は、中朝韓だけです。 他の国は、靖国を認めています。 靖国神社へ公式参拝をした国 インドネシア・スリランカ・タイ・ インド・ドイツ・スイス・フィンランド・ポーランド・ルーマニア・ロシア・ フランス・イタリア・リトアニア・スロベニア・エジプト・チリ・ブラジル・ イスラエル・トルコ・アメリカ・オーストラリア・アルゼンチン・トンガ・スペイン・ペルー・ベトナム・カンボジア・シンガポール・台湾・パラオ等。(ロー マ法王も靖国への参拝は認めています。) いわゆる元「A級戦犯」の合祀ですが、これは靖国否定論者が必ず出してくる理由ですが、それは以下の理由で間違っています。 天皇陛下や閣僚が参拝(陛下の場合は親拝)しなくなった理由と経緯ですが、 ↓のように日本国内の反日団体が騒いで、中韓を煽ったのが原因です。 1:昭和50年、昭和天皇がいつも通り靖国神社を親拝します。 (それ以前は、中韓は何も言ってきていません) 2:社会党がこれを問題化し、それが原因で、天皇陛下は昭和51年から、靖国親拝ができなくなりました。 3:そもそも、いわゆる元「A級戦犯」が合祀されたのは、昭和53年からです。 4:昭和60年、中国が首相の公式参拝を抗議。→仲曽根首相は参拝を止めました。 これ以降、マスコミが靖国参拝を騒ぐようになりました。(当時の国民は参拝に反対していません) これらの騒ぎに拠って、中韓に靖国は強請りのネタになると思われてしまいました。 それから、この問題を語っているにも関わらず、どのような理由からか、未だに「A級戦犯」という呼称を使っている人がいますが、後述の理由で、現在「A級戦犯」なる者は存在しません。 現在、この呼称を使うことは、彼等を侮辱し、自分の無知を晒すことであるので、安易に使用している方は気をつけた方がよいと思います。 現在は、いわゆる元「A級戦犯」が冤罪である上に事後法によって裁かれ、処刑された被害者であることは、裁いた側の連合国も認めています。 それ以前に、戦争とは、国家の権利で、犯罪でもなく、戦争自体に善悪もありません。 更に、戦争は「国家の行為」であるので、それを個人の犯罪として裁くのも間違いです。 これは東京裁判でアメリカ人弁護士が言っています。(動画参照) これは、太平洋戦争に限らず、戦争というもの全てに適用される認識です。 講和条約締結後の彼らの扱いですが、 サンフランシスコ平和条約は、日本に東京裁判の結果を受け入れることを要求しています。 これは、いわゆる戦犯の名誉を公的には回復できないということです。 通常の平和条約では、締結の時点で、占領国が行った立法・司法(裁判)は、無効となり、それらの失効も継続もその国の自由です。サンフランシスコ条約の内容は、講和後の主権国家の内政に干渉しており、異常です。 その目的は、日本にありもしない「戦争責任」の概念を定着させ、軍隊や戦争への罪悪感や嫌悪感を持たせ、それを国家への不信へと誘導する事で、日本人を精神的に弱体化するという目的の為です。 連合国はその為に、戦後から、↓のような様々な情報操作を行っています。 「戦後の連合国の洗脳教育」 http://www.youtube.com/watch?v=twxtQ6_qTIU しかし、日本は彼らの為に、様々な法的措置を行い、実質的に彼らの名誉と権利の回復を行っています。 服役中の死亡は「公務死」、逮捕者は「抑留又は逮捕された者」とし、恩給や社会的な権利も復活させています。 その後、関係国に働きかけ理解を得て、いわゆる戦犯は赦免され、公的な名誉も回復します。 この時点で、いわゆる戦犯は存在しなくなりました。 そして昭和53年に元A級戦犯が「戦争による公務死亡者」として合祀されました。 陛下の参拝中止については、いわゆる富田メモの問題がありますが、これには以下の疑問点があります。 1:問題の部分は手帳ではなく、手帳に張られた紙に書いてあった。(なので、発言当日に書いた物かも不明) 2:日経新聞は宮内庁・皇室の了解を得ているとして発表。(一方宮内庁は了解していないと言っている。) 3:メモの記述に疑問。陛下の場合は「親拝」であり、「参拝」という言葉は使わない。 4:松岡は病死であり、軍人ではなく、戦死もしていない。 →A級以前に合祀の条件を満たしていないという指摘とも考えられる。 また、富田メモ研究委員会は、発表元である日経がメンバーを集めたものなので、信用性に欠けます。 なので所詮一組織の見解にすぎず、公的・多数の結論とするには無理があります。 事実、これに反対する意見も存在します。 富田メモ研究委員会のメンバーの中には、発表前にメモを本物と判定した人物も選ばれており、人選の中立性自体も疑問視されています。
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- dragon-man
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中国は1949年、韓国は1948年に出来た新しい国です。それ以前は国家の体をなしていなかったので、中国人も韓国人もその頃のこと思い出したくない。特に韓国は李氏朝鮮時代の惨めな歴史を国民に教えたくない。だからそのころの神社仏閣も歴史の教科書もありません。共産革命の中国に至っては、宗教を否定していますから、そう言う施設は根こそぎ破壊しました。共産党以前の政治体制は彼らにとって悪ですから、すべて否定して歴史を消し去っています。 日本が明治の頃から営々と靖国を拠り所にしているのが羨ましくて、妬ましいのでしょう。だからケチを付けるのでしょう。 しかし彼らが靖国参拝にケチを付けはじめたのは、1985年にアサヒが批判記事を書いてからです。それまでは歴代首相がいくら参拝しても何も問題視しませんでした。嘘だと思ったら、図書館に行って新聞のバックナンバーを見て下さい。中曽根首相の途中まで、何も言っていませんでしたよ。アサヒの報道を見て、反日の種にしたのです。諸悪の根源は中韓ではなくアサヒです。中曽根首相は中韓に配慮して、任期の終わる前は参拝をやめました。以来靖国が外交問題化してしまいました。アサヒも馬鹿なことをしたものです。本当に日本の新聞なのでしょうか?
お礼
ご教示感謝いたします。
- Mokuzo100nenn
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>靖国神社のようなもの 中華人民共和国は共産主義の一党独裁ですから、多くの寺院が破壊されました。 現在では、寺院などの宗教施設に参詣するのではなく、共産党の本部や人民大会堂とよばれる建物を「拝む」のが中国流です。 大韓民国の国民の多くが仏教を捨ててキリスト教に転向しました。 この60年ほどの間の出来事です。 半島に赴任したキリスト教御宣教師は世界各国に赴任した宣教師よりも、はるかに良い仕事をしたことになります。 大韓民国は1948年建国、中華人民共和国は1949年建国。両国とも歴史のない新しい国です。 日本の様に長い歴史と継続性のある国家の国民からみると信じられないことが沢山あります。 共産圏や朝鮮戦争中の半島事情は、日本の常識では計り知れないことが起きておるのです。
お礼
難しいお話でした。ご教示感謝いたします。
- pluto1991
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革命戦士の。。。というのは山ほどありますね。 「南京大虐殺記念館」が一番近いんじゃないですか? ここで中国が記念式典をやるとき日本は「事実無根だからやめろ」というでしょうか。 わたしもここで質問をして、何となく真実にたどり着いた気がしているのですが。 (1)両国とも参拝なんて実はどうでもいい。日本の議員だって本当に慰霊したいのではない。 (2)中国がクレームするのは外交カード。日本が意地はって参拝するのは「わざと」です。 だから、政府が中国に対して弱腰の年は参拝しない、今年は強気だから参拝する。今は勝機があると思っているから。 (3)慰霊はあたりまえでしょう?などという表向きの言い訳をしてしまうから混乱する。 「中国の内政干渉には譲歩しないから、わざと来たんですよ。」 といえば一番わかりやすいのに。 中国人は殺された、日本軍人もたくさん死んだ。靖国問題はこの感情をただ利用してるんです。 これは「霊」にかこつけた「外交ゲーム」。
お礼
そういうことなのですか。ご教示ありがとうございました。
- PENPENMAKKY
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あります。 韓国には英雄記念館(テロリストがいっぱい祀られていて面白いですよ)と無名戦士の墓、戦前の軍人墓地があります。 中国にも抗日記念館や無名戦士の墓などがあります。 ちなみにドイツにも無名戦士の墓と戦死者慰霊碑がありますし、パリの凱旋門の下は戦死者慰霊碑になっております。
- mekuriya
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靖国神社は、墓でも記念碑でもありません。英霊を祀る神社というだけです。それは神道を信じる人にとっては意味がある話ですが、物理的な実体は髪の毛一本存在しないんです。神道を信じるなら靖国神社を尊重すべきだし、神道を信じないなら知らん顔をしていれば済む話です。宗教という宗教はそういうものです。 しかし共産主義中国は、共産主義自体が宗教ですから、共産主義と競合するような宗教は認められていません。中国には故・毛沢東主席の遺体が安置されているとされる毛主席記念堂が存在します。こちらの方はそういう実体がある。それは中国共産党の触れ込みを信じれば、の話ですけどね。 共産主義そのものが国家宗教です。時の指導者が教皇みたいなもので、社会主義市場経済といった概念を提唱して微妙に教義を変更することもある。 それは中国人民が主体的に考える問題であって、日本人の私がとやかくいう問題ではないですけどね。 さて本題。「なぜ日本の靖国神社だけが問題になるのか」それは中国・韓国はもとより政教分離という概念を日本人が理解していないからです。 政教分離という概念は西洋が生んだ概念です。西洋ではローマ教皇が、各国の皇帝・王の正当性を裏打ちしたという歴史があります。時のローマ教皇が冠を授けるとカール大帝が新しいローマ皇帝に認められ、キリスト教徒はははーとひれ伏すといった政教一致、政教一体の仕組みに対するアンチ・テーゼが政教分離なんです。ローマ・カトリック信者はそれで良いかも知れないが、それではプロテスタントにとってローマ皇帝とは何なの?そういう問題が起きる。それが血で血を洗う悲惨な宗教戦争を招いた原因でもある。その反省が政教分離です。 明治日本は、そういう西洋の歴史を理解しないまま、言葉の上っ面だけで憲法を西洋から移入したからへんてこりんなことになってしまったんです。大学教授ともあろうものが無宗教の慰霊施設といった馬鹿げた主張を恥ずかしげもなく唱えます。 日本人は余りにも馬鹿すぎて話にならない。日本国民は信教の自由を保証されている。それで話は終わりです。神道を信じるも信じないもそれは各自ご自由に。それでもう政教分離は達成されているんです。何も問題ありません。
お礼
何度も読ませていただきます。ご教示感謝いたします。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
韓国のことは知りませんが、中国にはありますよ。 ”なぜ日本の靖国神社だけが問題になるのでしょうか。 ” ↑ 1, 中国人は、家族はともかく、戦死した他人を弔ったりしません。 そういう習慣が無いのです。 だから、中国人は、靖国参拝を理解できません。 知り合いの大の親日中国人も、あれは嫌がらせでやっているに 違いない、と信じています。 ある中国人学者が指摘しています。 『中国は、靖国を批判するのではなく見習うべきである。 日本人の団結心はああいう処から構築されるのである。 それに比べて、中国人はどうだ。 誰も参拝などしないではないか。 だから、中国人は団結力が弱く、日本に負けてばかり いるのだ』 2, 靖国問題は、朝日新聞が火をつけたものです。 それまでは、中韓とも何も言いませんでした。 朝日が放火したので、中韓がそれに便乗しました。 そしたら、日本が譲歩して参拝を自制するようになり ました。 それで、中韓が、これは外交の武器になることが実証できた として、以後、外交カードとして利用するようになったのです。 中国人には、このような習慣がありませんので、 中国政府は簡単に国民をあやつることができたのです。 このような、日本人の琴線に触れることを、外交の武器として 利用することは、欧米はやりません。 やれば、日本人ばかりか自国民のひんしゅくを買うからです。 この点、中韓の外交は露骨で、下品だということが 言えます。
お礼
勉強してみたいと思いました。ご教示感謝いたします。
- sudacyu
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国立墓地はどの国にもあって、追悼行事が行われ、国賓がその国を訪れた際に、献花がされたりします。 環境省が管理する「千鳥が淵戦没者墓苑」が、実質的に、これに準ずる墓地として扱われており、天皇陛下臨席の「全国戦没者慰霊祭」が、毎年8月15日に開かれます。 靖国神社は、宗教法人で、現在は法律上、国と関係がありません。 靖国神社にA級戦犯が合祀されて以後、天皇陛下は参拝していません。 <コメント> 靖国神社は、戦前、天皇を頂点とした「国家神道」(全国の由緒ある多数の神社には、公費が支出されていた。)の時代に、戦死者を「英霊」として祭っていた施設です。 従って、靖国神社に対して、「多数の国会議員が一緒になって参拝する」行為は、『政治性』を持ってきますから、外国から見れば、日本は「国家神道」復活を希望する議員が多数いて、その議員数を支えるだけの数の国民が、国家神道を肯定していると捉えます。 「千鳥が淵戦没者墓苑」を宗教性のない『国立墓地』として法律化してはどうかという提案が、大学教授などの有識者から提示されていますが、大政党は、政治的には取り上げようとしていません。 現在の日本国民の感情の流れから見て、「弱腰」という批判を受けて支持率が下がると見ているのでしょうか。
お礼
いろいろ難しい問題があるのですね。ご教示感謝いたします。
お礼
私の想像を越えたお話ばかりでした。ご教示感謝いたします。