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価値観の違い。
時々、「価値観の違い」と言う言葉を聞きます。 この「価値観」とはみなさん何が基準ですか? なんだか意味の分らない質問ですみません。 具体的には例えば、友達関係の場合、恋人、夫婦等様々な形の関係の中で発生した、価値観の違いをお聞きしたいのです。そしてそれは何故感じたのでしょうか?みなさんの価値観が生まれた瞬間を聞いてみたいと思いご質問させて頂きました。よろしくお願い致します。
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価値観=考え方の違い、と割り切れない面があります。私は以下の三点としてみました。 1.知識量の違い これは、その本人の持っている、知識によって異なります。 たとえば、「保育園より自分で育てるほうがいい」、という価値観が、保育園に対する無知によってできていることがあります。 2.思考方法の違い ものごとの、積極面をとる思考方法と、消極面をとる方法があります。 たとえば、メリットばかりをみて、デメリットを見ない、またはその逆の見方です。 3.道徳観の違い 道徳観とは価値観の一種ですが、これが価値観全体を支配することがあります。 たとえば、本来、子どもが親の面倒を見るのは当然という道徳観があって、これに従うべき状態なら、そうするべきなのですが、配偶者が同居に反対していて、両親と同居できないとき、それを「親夫婦と子夫婦は独立して住むべきだ」という別の価値観と「すりかえる」ことがあります。 このように、道徳観の違いによる価値観の操作は、本人も無意識で行うことがあるので、道徳観=価値観とは言いにくいと思います。 ひとによって、これらの3点の配分や、種類が違うので、さまざまな価値観が存在しうる、ということなのでしょう。
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- Ahooo
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既に沢山でているので少し志向を変えたい。 では何故か価値観が時と人によって異なるのか、ということを考えたとき大切なのは“立場”だと思います。社会生活の中で人は常に立場を持たされ、それにより知識の方向性、考え方、倫理・道徳感が変節する。実際には本心と違えても、せざるを得ない状況が人を、本来の心根とはおおよそ逆の方向に向かわせる事はしばしばある。オウム裁判などを観ていると解り易い。人に冷たい社会に疑問を抱き、自分をもっと活かそうと入信し、結局殺人を犯してしまう。立場とは怖いものである。 他人との考え方の違い、生き方の違いを“価値観の違い”一言で解決しようとすると問題が起きる。相手の立場を理解する事が重要である。そうするまたは、そうしないの理由は、時として其の立場ある。価値観を理解するという事は、大人が子供に云う“人には優しくしなさいよ”という云いと同根であろう。更に云えば、其の為にまずは自己しっかりと形成し、自己の価値観を持つことであろう。其の上に寛容というエキスを振り、優しく受け入れることではないか。 論点がずれてしまった。が、これがいつもの私の価値観である。
お礼
Ahoooさん、ご返答ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ありません。「立場」という新しい視点を読ませて頂き、今迄当たり前に感じ気付かなかった部分を指摘された様な気持ちになりました。立場、これは凄く納得しました。私が今周りの環境から受ける立場は場所と時間によって様々な位置付けができるからです。この中でしなければならない事、うけなければいけない事は変わってきます。そこで出て来る価値観は全く意志とは違う物になる事よくあります。本当に価値観を一つの言葉で理解することは大変難しいでよね・・。でも人の価値観を理解する上で大切な答えになりました。皆様のお陰で価値観の意味がより深く分る為のヒントとなり、凄く嬉しく感じました。丁寧に具体的に教えて頂きありがとうございました。
- torayan21
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体験談でもよろしいですか? 私の父と母は価値観が違います。(それでもなんでかうまくやっていってるようで不思議ですが) そういうあいだに生まれた子供である私ですが、これまたちょっと違う、父とも母とも違う折衷型のような価値観を見い出しつつあります(が、まだかたまってはいません) ○父の価値観=女は家で子育て。大都会でばりばり働き、地位を高めたい。家事など男のすることではない。子供は、女であれ男であれ、学歴を身につけて社会へ貢献すべきだ。学歴は必要だが、手に職などいらない。 ○母の価値観=男も家事、育児に参加しなくては子供はきちんと育たない。自然の多いところでゆったりと学歴など気にせず育てたい。女の子は早く結婚してお嫁にいくのが幸せ。私は死ぬまで働きたい、それがわたしの生き甲斐。手に職があったらいいと思う。 当然、喧嘩ばかりです。 でも、二人には共通する価値観がありまして、それは「音楽が好き」という点です。 さてわたしの場合ですが、日々の日常の中で感じることですが、あまり歳について気を使わないです(よくないところなんですが。。。ちなみに大学のサークルルですから職場とかじゃないというのもあるんですけど) 先輩だからといって敬語をきっちり使うというのをあまりしません。そのかわり5歳くらい歳下の人に、ため口をきかれてもべつになんにも思いません。 「あいつは浪人してるから歳は一緒だが、学年は下なのに敬語じゃない」とか、ちょっとの歳の差で憤慨している人を見ると、「ああ、価値観が違うんだな」と思います。ようするに年令というものへの価値観が違うというか、上下間系についてのですね。 価値観は、育った環境や経済状況、地域性にもよると思いますが、物事に対する感受性によっても変わってくると思います。わたしはこれがもっとも強い要素ではないかと思います。 いま、ブランドのバッグが大流行りです。 親しい友達が持っているのをみて、「きい~、わたしも!」と思う人もいれば「どーお?」と自慢されても「あーそう」としか思わない人もいます。 ひとつの事象について、どのように、どんなふうに感じるかが、その人の価値観を形成していく基礎になると、わたしは考えています。 あんまりなにも感じない人もいますがそういう人はたいがい価値観も定まっていないような、そんな気がします。
お礼
torayan21さん、ご返答ありがとうございます。 具体的に体験談を書いて頂いてありがとうございます。大変分りやすくて納得できました。^^ 「物事に対する感受性」この事は私自身と置き変えても当てはまる事だなあと思いました。 外からの様々な刺激があって内にある価値観も変わっていく事、とても納得しました。^^ 本当にありがとうございました。
- ko-pooh
- ベストアンサー率9% (274/2999)
結局のところ 価値観の違い=考え方の違い だと私は思っています。
お礼
ko-poohさん、ご返答ありがとうございます。 考え方、そうですよね。私が持つ考えとは人とは同じ所もあれば違う所もある・・・。それは、価値観の違いになりますよね。とても勉強になりました、有難うございます。^^
価値観は、家の収入や家庭での育てられ方で作られると思います。それが基準になると思います。 経験では、恋人と結婚しようかとした時に「うちでは生命保険に入る」(理由は、病気になった時に安心)という考え方、相手は「絶対に入りたくない」(理由は、死んだり病気になりそう、または、なる前提だから)という考え方だった時です。 この価値観の違いは、やはり育った家庭が原因だと思います。子どもの頃から当然のように保険に入るのは大事なことだと言われ続けてきた人と、縁起が悪いから入るものではない、と言われながら育った人だったら、合うはずがありません。 価値観が生まれた瞬間ではなく、価値観を意識せずにはいられなかった瞬間の話ですが、参考になればと思います。
お礼
-rurico-さん、ご返答ありがとうございます。 私自身が時々使っていた「価値観」とは、大袈裟に言えば家庭環境から得た中での考え方が基準となっていました。ではみなさんの場合は何が基準なのかな?と疑問に感じ思わず質問をしてしまいました。やはり、-rurico-のおっしゃる通り育った環境が作る事は自然な形なのですね。本当に分りやすく丁寧に説明して頂きありがとうございました。^^
お礼
u2_junさん、ご返答ありがとうございます。 的確にそして詳しい具体例を書いて頂きありがとうございます。1の知識量の違いは、私にも経験があり大変理解できました。^^私の場合は自身が知識量が少なくその時点で勝手に「価値観」と位置付け、友達と理解し合えなかった事があります。その事が頭に浮かび原因が今になってやっと理解できました。^^ 2.思考方法の違いの積極性と消極性は何となく考え方という物はここに少し当てはまる気がしました。そして積極性を見い出す場所はひとそれぞれ違う事も自分の事を当てはめて納得しました。 3.道徳観の違いでの「道徳観とは価値観の一種」この事は大変驚きました。私の中にある価値観はどちらかと言うと「道徳感」の割合が高くそれを価値観と履き違えている可能性もあるのではないかと感じました。一つ一つ自分に当てはめて行くととても面白い結果になり大変参考になりました。本当にありがとうございました。^^