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アメリカの理科系研究について

アメリカでは世界中から研究者が集まり、アメリカ政府からの潤沢な科学技術予算によって研究環境がいいと聞いたことがあります。外国人研究者がアメリカの先端技術を支えているという人さえいます。 そこで質問なのですが、アメリカ政府はなぜ外国人研究者に潤沢な予算を与えるのでしょうか? 外国人研究者なら母国に帰るかもしれないのに、なぜ自分の国の貴重な予算を与えるのですか? 例えばアメリカ国内での研究所等で開発した技術を特許に出したとして、それはアメリカの特許になる等ができるのですか? アメリカに有利になるから外国人にも資金を援助したりすると思うのですが、どのようにアメリカのメリットになるのかがわかりません。 どなたか教えて頂けますでしょうか よろしくお願いいたします。

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  • HALTWO
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A No.1 HALTWO です。 >アメリカの国防省からの予算で研究をしている方がいらっしゃるということですが、国の国防に関することは結構機密なこともあると思うのですが、そのような分野にも外国人が研究に携わることはよくあるのですか? よくありますよ。・・・実は私も昔、そんな研究員の一員とも言える留学生で (ただの学生でしたが(汗))、研究室には DARPA Net の端末がありましたし、おかげで Internet が始まった頃はその方面で職を得、帰国した頃は専攻分野とは全く違う IT 系の職に引っ張られました(笑)。 国防関連開発予算というのは戦闘機や Missie などを開発するものではありません・・・そんなものは兵器 Maker が開発します。 半世紀近く前の日本では「NASA から Spn Off (スピンアウト?) した××博士が起業した高度な Technology を云々…」なんて宣伝文句が雑誌に踊っていたものですが (今でもそうなのかま(汗)?) NASA で用いる技術ってそのまま軍事技術ですよね(笑)。 製品化すると滅茶苦茶高価なものになってまともに売れそうもない技術も軍用ならば予算が付きますので、先ずは軍事技術として発明開発されたものの、時代とともに生産 Cost が下がって民製品になったものなんて星の数ほどあります。 国防総省が資金を出してくれる先端技術というものは一見するとそれだけでは何の役に立つのか一般人には想像も付かない技術が多いのですが、そうした技術を組み合わせると超 Hi-Tech 兵器になったり便利な民生品になったりするわけです。 例えば人工衛星には電離層を貫通して地上と情報交換できる電波送受信器が搭載されていますが、Radio や TV の電波に電離層を貫通する能力など求められませんので、民間には何の役にも立たない、軍事用ぐらいにしか役に立たないと思うことでしょう。・・・でも、人工衛星の軌道情報から 3 基以上の人工衛星が現在何処に居るのかを知ることができれば送受信の Time Lag から自分が居る地表の座標を演算できます・・・GPS (Global Positioning System) は重要な最先端の軍事技術でしたが、今や携帯電話や Digi'came' にも仕込まれていますよね。 音波が当たって振動する Glass の様子を目で見えるようにする一種の Camera 技術は・・・数百m 先にある Hotel の窓に向かって Camera を向けて、得られた映像を Computer 解析すると、部屋の中の声が聞こえる・・・そんな映画がありましたよね。 盗聴が目的で開発された技術ではありませんが、これも複数の先端技術を組み合わせる方向を「盗聴」という方向に組み合わせたもので、各々の技術は様々な分野に応用されているものです。 成果を得た研究内容は研究者本人と研究所 (資金をだしてくれた国防総省など) の共同所有 (特許) となりますが、国防総省はそうした幾つもの先端技術を軍事技術に組み合わせ、各々の留学生 (研究者) 達は「民生品開発に使えないか?」という方向への組み合わせ方を考えるものです。 Radio や Computer から GPS に至るまで、実に様々なもの (星の数ほどあると言えます) が元々は軍事技術用に資金援助されて開発され、Spin Off した研究者達が民生品作りを始めたものとして知られています。 外国人留学生に資金援助して新しい技術を開発させても、学生達はそれをどう組み合わせて軍事技術として応用するかの Produce 能力を持っているわけではありませんし、帰国してそれを軍事技術に Produce できる能力を持つ教授の下に付いたとしても、必要な技術の全てを自力で得られる国力を持っている国でもなければ実用化できません。 例えば世界の名立たる Computer 系博士達の中には (Novel 賞受賞者も含めて) 中国系の博士が結構いるのですが、帰国しても IC Chip を製造できる国ではなかったので US に居残って INTEL やら IBM などの US 企業で Computer を作ってきました。・・・今や IBM の PC 部門を RENOVO が買い取るほどの経済力を得た中国ですが、CPU IC Chip の製造は未だに行えませんよね。 一方、精緻な IC Chip を製造できる工業力なんてなくても海外から PC を購入すれば技術を進化させることができる Programming 分野では US などに留学して高度な Programming 技術を持ち帰った人達が人民解放軍の Cracking 部隊 (61398 部隊) を構成したりしてるようですが(笑)・・・。 核爆弾の製造法もとっくに世界に知られていることですが、知っていても作ることができる国は限られています。 ・・・というわけで、留学生が知識を国に持ち帰ってもそれを現実のものにする環境がなければ危険はなく、民生品として現実のものにする限りは幾らでも行なってくれた方が世の中が便利になりますので(^_^;)・・・。 私が仕事で使わせてもらった技術も最先端の軍事技術として非公開実験されているものが幾つもありましたが、当然ながら、私はそれらを民生用途に用いましたよ(^_^)/。

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質問者からのお礼

大変参考になりました ありがとうございます☆知らないことを教えて頂き、とても刺激になりました 軍事技術というのは、軍用だけに使うのではないんですね 民製品にも応用できる技術があるんですね  そのように考えると、IT分野等でアメリカが最先端をいくのもわかるような気がしました 経済のことや政治のこと等に個人的に興味があり、日本が経済的に発展していくためにはどうすればいいのかと考えることがたまにあるのですが、やはりこれから日本が発展するためには技術(特にIT系なんでしょうが)が重要なのかなと改めて思いました(日本だけではなく、他の国の発展においても技術が重要と思いますが)。 そう考えると、日本において技術が発達するには何が欠けているのかなあと考えます もちろんアメリカのようにIT分野等で日本が同格に競争するのは残念ながら難しいと思うので、それとは別の日本の強みみたいなものをどう世界で生かしていけばいいのかな、と思ったりします 引き続き勉強していきたいと思います ありがとうございます

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その他の回答 (2)

  • 回答No.2
  • mstk2
  • ベストアンサー率26% (156/587)

こんにちは。趣旨は分かりますが、考えが逆なのかと。 アメリカは日本とちがい、甘い国ではないので、米国がやるのは常に自分の得になることだけ。 つまり、アメリカが外人研究者に金を渡すのは、それ以上の見返りがある場合だけです。 まず、研究能力に関する審査はきっちりあり、それに満たない場合はハナから相手にされません。つまりアメリカ政府は、「(米国に投資額以上の見返りをくれる有能な) 外国人研究者にのみ潤沢な予算をあたえる」が正しい理解ですね。カッコ部分がすっぽりぬけ落ちているのです。 >外国人研究者なら母国に帰るかもしれないのに、なぜ自分の国の貴重な予算を与える アメリカは外国人研究者を養成しようという気はサラサラありません。滞在中は契約分の仕事をしてくれるよう望んでいるだけです。それがすんだらポイ。 その研究者があとで自国へ帰って成長しようが、その辺でのたれ死のうが、米国はいっさい興味ありません。感じとしては、使い捨ての派遣と同じ。それを血肉とできるかどうかは自分次第ということです。 >国の国防に関することは結構機密なこともあると思うのですが、そのような分野にも外国人が研究に携わることはよくあるのですか? まずないでしょう。というか、いちがいに国防とかIPSのような大金が動く分野では、一連の仕事は全体の流れがみえないよう細かく切って、外人留学生のような外様にはこまぎれの単純作業を与えます。よって特許技術の革新部分は留学生には見えず、その人間がよそへ移っても痛くも痒くもない。 日本人が米国留学して「勉強になった-」と言ってるのは、米国人なら誰でもしっている日常会話や研究技術であることが多いです。 どこぞのメーカーのように、アジア人労働者を弟子にとって精魂こめて教育したら技術をごっそり持って行かれた、などというヌルいことをしているのは日本だけです。 >アメリカに有利になるから外国人にも資金を援助したりする ここが間違い。 アメリカは 「援助」 なんぞしてませんよ。派遣労働者を時間いくらで雇用してるだけであり、終わればポイです。日本型のウェットな情感を期待していると痛い目にあい、逆にそういうものだと理解した上で渡米するなら、得られるものもあるでしょう。

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質問者からのお礼

大変参考になりました どうもありがとうございます ご回答を拝見してよく実情がわかりました やはりその国の利益にならないと血税を投資できるわけがないですよね^^;これはどこの国でも同じですね 核心部分はわからないように作業させているというのもなるほどと思いました やはり革新的な技術開発はアメリカ人が行うのでしょうね

  • 回答No.1
  • HALTWO
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>アメリカでは世界中から研究者が集まり、アメリカ政府からの潤沢な科学技術予算によって研究環境がいいと聞いたことがあります。外国人研究者がアメリカの先端技術を支えているという人さえいます。 その通りです。・・・現場にいましたし、帰国後も研究所や研究所出身の人と Business してきました。 >外国人研究者なら母国に帰るかもしれないのに、なぜ自分の国の貴重な予算を与えるのですか? Merit を得る速度が圧倒的に早く、他国に追い付かれる心配がないからです。 >例えばアメリカ国内での研究所等で開発した技術を特許に出したとして、それはアメリカの特許になる等ができるのですか? はい、研究者とその研究成果をもたらす環境を提供した研究所の共同特許となります。・・・それが、潤沢な研究費を援助する条件です。 大きな研究所となると同じ Theme について研究している博士が何十人といて、半年毎に成果を査定され、成果を挙げられない博士は例え Nobel 賞を取った経歴のある博士であろうと 1 年とか 2 年の契約が過ぎた時点で免職です。 野球の選手も大学の教授も会社の役員もみんな契約条件は似たようなものなのです。・・・好成績を出さないものはかつての Hero も 2 軍落ち、 戦力外となるわけですね。 Team 内ならば兎も角、他 Team の博士と協力し合って成果を出し抜かれたら、クビになるのは自分ですので、特許を得る、または査定を受けるまでは自分の研究成果についての情報は極力控えます。・・・勿論 Team 内や異なる研究分野の仲間達とは和気藹々ですが・・・。 一方、他国では (特に日本などでは) 著名な成果を上げると、その名前を大学が安定職で求めるだけで、それ以上の成果を「半年毎に査定、好成績を挙げなければクビ」なんて縛りで招聘したりはしませんよね。 US では研究に潤沢な資金を得られる一方で、極めて短期間に一定の成果を挙げなければ職を追われるほどの Pressure もかけられますので、他国に技術開発を追い付かれるということは滅多にないのです。 ある研究所に就職しようかなと思って先輩に聞いたら、そこには博士級が 2000 人以上在籍していて、毎年半数以上が入れ替わる (クビになる) と言われてビビリました(笑)。・・・先輩も 1 年で退職して自分で会社を起こしていましたが(汗)・・・。 Philadelphia に Carnegie Melon 大学という研究所があるのですが、日本の筑波大学や千葉大学といった大学の既に博士号を持っている人達が Pentagon (国防総省) から資金を得て研究をしていましたよ。 彼らも短期のうちに成果を挙げて、特許を本人と研究所の双方で取得し、帰国するわけですね。 帰国したら他大学での講師とか助教授といった椅子が得られるでしょうが、US に居る限りは安定した職を得られるわけではありません。 開発した技術は研究者本人のものでもあるので、彼らが開発した Program を仕事で提供していただいた経験があります。・・・まあ呆れるほどの先進技術でしたが(笑)。

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質問者からのお礼

大変参考になりました どうもありがとうございます!

質問者からの補足

HALTWO様、度々すいません。ご回答の中で1点だけ追加で質問させて頂いてもよろしいでしょうか。 アメリカの国防省からの予算で研究をしている方がいらっしゃるということですが、国の国防に関することは結構機密なこともあると思うのですが、そのような分野にも外国人が研究に携わることはよくあるのですか? 分野にもよると思うのですが、国防といった軍事技術に関連しそうなところはアメリカ国籍の人(それこそアメリカのエリートの方など)しかできないと思いました。アメリカはそんなところまで門戸を広くしているのですか?国として大丈夫なのかな、と思ってしまうのですが。 差し支えなければ教えて頂ければ幸いです☆

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