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ころ? ごろ?

ここのカテは初めてです、よろしくお願いいたします。 雑誌を読んで何となく思い出したのですが 『1980年ころの自動車は・・』という文面が目につきます。 漢字で書くと『1980年頃の自動車は・・』となると思います。 私の時代(秘)ではおそらく『1980年ごろの自動車は・・』と 読んでいたと思います。 言葉は生きていると言いますが、この表現に流行があって 最近の傾向でしょうか。 雑誌の編集者は、おそらく30代~40代と思われます。 鮭は『さけ』ですが、塩鮭をKBで『しおさけ』では変換されず 『しおじゃけ』で変換されます。 発音する時は『しゃけ』って言いますがこのような違いでしょうか。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • 1311tobi
  • ベストアンサー率49% (84/169)
回答No.6

 No.5でコメントしたものです。 「1980年ころ」が「1980年ごろ」になるのは、「連濁」です。  たとえば、「本」は基本は「ほん」ですが、「3本」なら「さんぼん」ですよね。これを「さんほん」と言っても間違いではありませんが、フツーは「さんぼん」濁ります。単独の「本」を「ぼん」と読むことは、まずありません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E6%BF%81 「サケ」と「シャケ」の関係は連濁とは関係ありません。別の言い方と考えるべきでしょう。 「サケ」が連濁で「(シオ)ザケ」になることはあります。 「シャケ」が連濁で「(シオ)ジャケ」になることはあります。 「シオ」がつくと「シオジャケ」になることが多いのは、そのほうが言いやすいからでしょう。当方は「シオザケ」とも言います。Macintoshの「ことえり」は「しおざけ」で変換します。 「サケ」と「シャケ」の関係について詳しくは下記をご参照ください。「サケを調理加工するとシャケ」なんて話を見聞しますが、まったく根拠のない俗説です。 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n128468  下記あたりをご参照ください。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1093445960  以下は一部の抜粋(重言)。 ================引用開始 もともとの「サケ」の名称はアイヌ語だったと推定されています。 ここは金田一京助先生の論を飲用(ママ)させていただきます。 ================引用終了  ウーン。アイヌ語だったのは「シャケ」じゃないのかな。  いずれにしても語源の話を掘り下げてもあまり意味がない気がする。  個人的にはこう考えています。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1351924918 ================引用開始 では「シャケ」が何かと言うと、諸説あります。 ●東京弁 ●川にいるのが「サケ」で加工品は「シャケ」 ●ほかにもいろいろ 正確なところはわかりません。どんなに断言調で書いてある文献があっても、たしかな根拠などないはずです。 当方は北海道出身ですが、アチラでは「シャケ」か「秋味」と言います。ただし、アナウンサーは「サケ」と言います。おそらく、「シャケ」や「秋味」は方言という認識があるのでしょう。 (以下略) ================引用終了

shibamint
質問者

お礼

1311tobiさん、ありがとうございます。 外国人が1本2本3本が『いっぽん』『にほん』『さんぼん』と 変化するのがむずかしいと言ってましたがその通りですね。 鮭の件は方言ではないと思います。 方言には敏感な方で、講義をした後に生徒からどこの出身ですかと 聞かれるほど、ごちゃ混ぜな口調になっているのだと思います。 確かな証拠がないなりに思い出したのですが、やはり昔は「1980年ごろ」との 表現だったと思います。今は「1980年ころ」ということでこの質問をしてます。 どちらも間違いではないにしろ、読む度に、頭の中で変換しなければならないので ちょっとストレスです。 山口百恵のデビュー曲は『としごろ』です。 この年代で生きてた人間には、やはり違和感があります。 と、お礼を入力してたらこんなのがありました。 http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/115.html ということで、ありがとうございました。 また、他のみなさまも、まとめて失礼ではありますがありがとうございました。

  • 1311tobi
  • ベストアンサー率49% (84/169)
回答No.5

「ころ」と「ごろ」 「ころ」が本来の形と考えるべきでしょう。  それが、一部の用法では連濁で「ごろ」になります。 「1980年ころ」が間違いとは思いませんが、下記の辞書を見ても「時を表す語に付いて、その前後を漠然と示す」場合は「ごろ」にしています。  下記が目安になるかと思います。 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2321.html ================引用開始 「ころ」と「ごろ」は、明確な区別があります。 【ごろ】 (1) 時間+「頃」   10時ごろ、3月ごろ、1900年ごろ (2) 動詞ます形+「頃」   このメロンはよく熟れて、ちょうど今が[食べごろ]です。   公園の桜の[見ごろ]は、4月上旬でしょう。 (3) 名詞+「頃」   日ごろ、手ごろ、値ごろ 【ころ】  独立した名詞として、だいたいの時間を表す。   そのころ、子供のころ、明治維新のころ、結婚したころ、祖父が元気だったころ 「この頃」は、「ころ」「ごろ」両方の意味がありますが、意味が違います。   このころ = この+頃 前段で話された時期を「この」で受けている。   このごろ = 「最近」の意味の複合語。 ================引用終了  下記の辞書も参考になると思います。 ■Web辞書『大辞泉』から http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%93%E3%82%8D&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=06904800 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?dtype=0&dname=0na&index=06905700

shibamint
質問者

補足

みなさま、ご回答ありがとうございます。 投書前に下調べしていますが、電子辞書では数字の場合は『ごろ』が 使用されることがあるとありました。 ですから、質問は『1980年ころの自動車は・・』という文書としての表現に 何となく違和感があるので質問しています(言い(読み)にくいですね) 『若いころ』という言い方とは違いがあるのは理解しているつもりです。 質問を別の観点からすると、皆さんは『1980年頃の自動車は・・』を 普通の会話で『ころ』と言いますか、それとも『ごろ』と言いますか。 鮭は『しゃけ』って言うと思ってます。 『さけ』って言うと違和感がありますね。 雑誌(活字)なので何となく目についてしまっています。 ちなみに、PCで『ごろ』を変換すると『頃』がでます(3台のPCで確認・・辞書も違う) 当方、工学系工業系の人間なので文学的センスはありません。 難しい内容は理解できないので、やさしい表現でお願いいたします。

  • Pinhole-09
  • ベストアンサー率46% (597/1294)
回答No.4

一応ルールがあるようです。 「頃」とそれが頭につく場合は「ころ」 例、頃合、あの頃、 子供の頃 後に付く場合は「ごろ」 例、今頃、近頃、見頃、先頃、 日頃 夜明け頃、食べ頃などはあの頃とは違いこれで一語です。 この頃は「このころ」と読むべきですがあの頃と違い、 「このごろ」とも読む唯一の例外のようです。 近頃と同意の使い方の時は「このごろ」 あの頃と同じ当時の意味に使う時は「このころ」と使い分け ています。 ご質問の「何年頃」はむずかしいですね。 一語と考えれば「なんねんごろ」ですが、何年の頃と考えると 「なんねんころ」となります。 前者の方が自然(妥当?)と思います。 鮭、酒も同様でしょう。

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.3

「1980年頃」は、字音読みの漢語「ネン」と訓読みの和語「ころ」の組み合わせで連濁が起り易くなります。 ただし「ネンゴロ」と濁音化したとしても、その前部「ネン」が撥音「ン」の繋がりなので、それに連濁する「ゴ」は鼻音「コ゜」での「常のにごり(鼻濁音)」になります。 ところが、1960年代も後半になると大方の地域からこの鼻濁音化が衰退化しました。 その結果、「田舎のなまり詞」である非鼻濁音で汚い音感になるのを避けて、つまり連濁を避けて、「ネンころ」という言い方のままに留まる傾向もまた強まってきたことになります。 エレベータの三階が鼻濁音の「サンカ゜イ」と言えない場合、「サンガイ」と非鼻濁音で汚くするよりも、「サンカイ」と連濁をさせない言い方が多くなってきた傾向と同様、今や「常のにごり」の消滅の時代に立ち会っていることになります。

回答No.2

ワープロ変換で「koro」と入力すれば,一発で「頃」に変換されます。 「goro」の入力では,学習能力の無い変換ソフトでは「頃」が表示出来ません。 これは,「頃」の読みが一文字単独では「ごろ」と濁らないからです。何かの単語に続いて慣用される用語は,『濁音・半濁音』に変化させることで,発音しやすくなるのです。 そのような変化を「音便法」と言います。慣用句で多く見られます。 例 一般・・・いっぱん 一=イチの音と,般=ハンが連続するときに半濁音化する。   大型・・・おおがた 型はカタと読むべき所 音便により濁音化する。    築地・・・つきじ,ついじの二通りの読み方。き→い は転訛。じ は,チからの濁音便。    多勢に無勢・・・たぜいにぶぜい。・・・もうお分かりですね。

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3506/7250)
回答No.1

手元の辞書で 「頃」 を引いてみると、「ころ」 という見出ししかありません。おそらく本来は 「ころ」 と読ませる文字ではないかと思います。 しかし実際には 「この頃」 や 「近頃」 など、「ごろ」 と読むのが普通である語もあります。しかし、「この頃」 については、「ころ」 と読むのが普通である場合もあります。たとえば歴史上のある時代の話をしていて、「この頃には既に各家庭に電気が通じていた」 のような説明をする時には 「このころには」 と読んで 「ごろ」 という読み方はしません。 広く実例を見渡したわけではないので私の推測に過ぎませんが、基本的に 「頃」 は 「ころ」 と読む。しかし場合によっては 「ごろ」 と読む場合もあるが、それは慣例による、ということではないでしょうか。異論があるかもしれませんが、私は 流行 というものではないと思います。

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