将来は化粧品などの研究開発に携わりたい

質問

春から化学系（工学部）の大学生です。薬学部ではありません。
将来は化粧品などの研究開発に携わりたいです。
この場合の化学はどういった勉強をすればよいでしょうか？

回答No.2

Tann3

私は化学系ではないメーカー勤務ですが、ひとこと。

　大学生の皆さんは、「研究」という言葉にあこがれるようですが、企業では「損得抜きの自由研究」「当たるか当たらないか読めない博打のような研究」には予算もつかないし、ほとんど人も割きません。
　そのため、一般企業・メーカーで本当の「研究開発」の仕事に就ける人はほんの一握りです。しかも、企業にとっての戦略・方針に乗ったテーマしか認められません。しかも、決まった期限に一定以上の成果が求められます。大学のような「自由な雰囲気」とは違います。

　企業・メーカーでは、「研究開発」よりも、「商品企画」「生産技術」「製品改良」「品質維持・確保」「効率向上」といった現場対応の仕事が中心です。製品や儲けに直結する分野です。多分、化粧品メーカーもそうだと思います。
　こういった仕事では、「狭い深い」専門知識よりも、「幅広く応用のきく」技術や雑学的な技術、総合力、論理的思考力、そしてチャレンジ精神と創意工夫が重宝されます。

　さらに言えば、「大学で勉強した」程度では、企業では「その分野のスペシャリスト」とはみなしません。

　ということで、研究開発にこだわらず、自分の学んだ技術が化粧品にどう活かせるか、その会社でどう活用できるか、というように考えればよいのです。「どういった勉強をすればよいか」ではなく、逆に「自分の学んだものをどう活かすか」という発想が大事です。

　答えにはなっていませんが。

回答No.1

manyuaru

民間企業の研究開発へ行く場合は学士では一般的に無理です。最低でも修士になる必要があります。
大学院へ行くときは、化粧品などを研究している教授の研究室に入ったほうがよろしいかと思います。似たような研究をしていたということで入社しやすくなります。推薦が貰えることもあるかも知れません。

当然ながら、就職活動時に求人が無ければどうしようもありませんし、あったとしても面接で通らなければ入社できません。

ほかには博士になって助教授や教授として研究という道も一応あります。