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リーマ加工とH7穴の指示の違い

機械設計をしております 部品図を作図する際に、H7をはめあい公差として指示する場合が多いのですが 提出した図面に対して、客先からリーマ穴と記入訂正するように言われます リーマと記載しない場合も有ります この違いは何なんでしょうか? 分かりやすく教えて頂くと助かります また、この場合はリーマで、この場合は、リーマ穴は駄目とかケースを教えて下さい

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  • Knotopolog
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回答No.1

元・機械設計製作をしていた者です. お客さんの意図が何かは分かりませんが,リーマ穴にするかどうかの一般的な規格・規則はなく,経験とその人の感覚による場合が多いです.リーマ穴にしておいた方がより安心だ! という様な. 質問者さんが何ミリの径に対して公差 H7 を指定しているか分かりませんが,例えば,Φ10(直径10ミリ)のピンを打つ場合の公差 H7 は,穴がΦ10_H7(0 ~ +0.018)で,ピン(軸)は,Φ10_H7(0 ~ -0.018)です.ですから,最大で,0.036ミリの隙間があります.お客さんは,この 0.036ミリのガタを嫌ったのかも知れません. >また、この場合はリーマで、この場合は、リーマ穴は駄目とかケースを教えて下さい 特に決まりはありません.その場,その場の設計者の経験と感とセンスによる場合が多いです. この場合は絶対にリーマ穴じゃないとダメ.というような決まり・JIS規格のようなものはありません. 大雑把に言うならば,可動部分で,部品同士がズレを起こしてはならない部分は,リーマ穴です. また,静止部分でも機械振動が伝わってきて,面で接している部品同士のズレやガタの発生が心配.という様な場合もリーマ穴です. 静止部分で,部品同士がズレを起こす心配がなく,単なる位置決めの部分は,平行ピンを打つ場合が多いです.また,何かの理由で,リーマ穴に出来ないか,リーマ穴の効果が期待できない場合は,平行ピンを打ちます.例えば,板状の2枚の部品が薄ければ,リーマ穴にはしません.逆に,厚すぎてもリーマ穴には出来ません. ですから,ケース・バイ・ケースなのです. 釈迦に説法でしょうが,公差についての参考です. http://kousyoudesignco.dip.jp/drawingTolerance.html 寸法公差とはめあいのPDFファイルです. http://www.den.rcast.u-tokyo.ac.jp/sekkei2009/doc/tolerance.pdf 以上です.

cityboy
質問者

お礼

たいへんご丁寧にご回答いただき有難うございます。 私の質問不足もありご迷惑をお掛けします 平行ピンを打つ際に指示する場合での事です。 A社は、平行ピン(ノック)を打つ際の指示は、H7穴(ノックはm6もしくはpでの打込み) B社は、担当者によりますが、ノックの相手穴に「リーマ」穴を指示される際が多い・・・ 回答者様の説明から、リーマ穴の方が、ガタがなく精度が良いのでしょうか?でも H7指示でも打ち込みだからガタは無いような・・・・ すいません、未だに、理解が出来ていないようで・・・

その他の回答 (1)

  • Knotopolog
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回答No.2

お礼に対する回答: >平行ピンを打つ際に指示する場合での事です。 >A社は、平行ピン(ノック)を打つ際の指示は、H7穴(ノックはm6もしくはpでの打込み) >B社は、担当者によりますが、ノックの相手穴に「リーマ」穴を指示される際が多い・・・ A社の場合は,穴に H7 という公差を指定してあるので,穴をドリルで空けようが,旋盤で削ろうが,中ぐり盤で削ろうが,兎に角,H7 を満たしていれば良し.という意味です. B社の場合の「リーマ」穴の指示は,【 穴に「リーマ」を通しておけ 】という指示です.ですから,ドリルで空けたままの穴ではダメ,という意味でしょう. >リーマ穴の方が、ガタがなく精度が良いのでしょうか? リーマ穴にする時には.例えば,Φ10の穴であれば,Φ10のリーマ(平行なリーマ)を通します.ですから,リーマを通す前に空ける穴は,Φ10より少し小さい穴を空けます. ドリルで空けたままの穴より,リーマ穴の方が精度が良いです.大きな穴なら,旋盤や中ぐり盤などで削れる場合もありますが,小さい穴は,精度を出すために,リーマを通すしかない場合があります.

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