源氏物語の翻訳について

このQ&Aのポイント
  • 源氏物語の翻訳についての質問です。A.Waleyの翻訳でわからない箇所や誤訳があるか知りたいです。
  • 質問1では、A.Waleyの翻訳についての文の意味や構文についての疑問があります。質問2では、手書きの中での筆の運びや書法についての疑問があります。
  • 源氏物語の翻訳での理解について、具体的な箇所を挙げながら質問しています。
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源氏物語の翻訳について

いつもお世話になっています。 A.Waleyの『 TALE OF GENJI 』(帚木 The Broom-Tree)から わからないところと訳の間違っているところを教えていただければと思います。 1) 『 But ordinary hills and rivers, just as they are, houses such as you may see anywhere, with all their real beauty and harmony of form--quietly to draw such scenes as this, or to show what lies behind some intimate hedge that is folded away far from the world, and thick trees upon some unheroic hill, and all this with befitting care for composition, proportion, and the like--such works demand the highest master's utmost skill and must needs draw the common craftsman into a thousand blunders. 』 ●しかし、よくある丘と川は、まさにそれらがあるように、あなたがどこにでも見る可能性があるような家々は、すべてのそれらの本物の美しさと形の調和と一緒に---静かにこのような景色を描くために、もしくは世界から遠く離れて折りたたまれている人目につかない何かの生垣、そして何か大げさでない丘の上の太い木、そして混成を好むのにふさわしいこのことすべて、調和、そして同様の種類の背後に何が横たわるのかを示すために---そのような作品は最もすぐれた師匠の最大限の技術を要求し、そして並みの職人を千の間違いに引き入れずにはいられません。・・・・・・・? or to show what lies behind some intimate hedge~以下があまりにも長くてよくわかりませんでした。全体を通してどこが主語なのか動詞なのか・・・?? or to show~・・・・・ここの「to show what lies behind」に対して以下の言葉がかかってくるのかと解釈したのですが。。。。   【 some intimate hedge that is folded away far from the world】 ,【 thick trees upon some unheroic hill】, 【all this with befitting care for composition】, 【 proportion】,【 the like】 to draw、to show・・・to不定詞の副詞的用法ですか? quietly to draw such scenes as this・・・・「this」の示すものは何ですか?どこにでもあるようなもののことですか? some intimate hedge that is folded・・・・・「折りたたまれている人目につかない生垣」というのがよくわかりませんでした。 unheroic hill・・・・「unheroic」は、「大げさでない」、「雄々しくない」、「非英雄的な」?平凡などこにでもあるような丘、という意味ですか? all this with befitting care for composition・・・・ここの意味がよくとれませんでした。(混成を好むのにふさわしいこのことすべて)?? 「 befitting 」・・・ふさわしい(形容詞)? 「care for」・・・・好む(動詞)? 「composition」・・・混成、構成された状態、それとも「構図」ですか? the like・・同様の種類? must needs draw the common craftsman into a thousand blunders・・・本物を描き、示すということは並みの職人ではできないことだということを言っているのでしょうか? 2) 『 So too in handwriting, we see some who aimlessly prolong their cursive strokes this way or that, and hope their flourishes will be mistaken for genius. But true penmanship preserves in every letter its balance and form, and though at first some letters may seem but half-formed, yet when we compare them with the copybooks we find that there is nothing at all amiss. 』 ●そのように手書きの中にも、私たちは、あの手この手で、あてもなく彼らの草書体の筆の運びを延長する、いくらかの人たちを見ます。そして彼らの見せびらかしは、才能と思い違いをされるだろうということを望みます。しかし真実の書法は、すべての文字の中にその調和と形を維持し、そして最初はいくらかの文字は、ただ未完成なだけだと思われるかもしれませんが、けれども私たちが習字手本帳とそれらを比べる時、私たちは不都合なことは何もないことを見出します。・・・・・? this way or that・・・・・・「this way and that」で「あの手この手」という意味がありますが、それと同じ意味ですか? though at first some letters may seem but half-formed・・・・・「half-formed」未完成な?ぱっと見はそんなに上手には見えないという事ですか? there is nothing at all amiss・・・・不都合なことは何もない?習字手本帳と真実の書法で書かれた文字は同じだ、という意味ですか? 本物を作り出すことの大切さを感じたのですが、長文で難しかったです。 質問が一杯になってしまいましたがよろしくお願い致します。

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  • go_urn
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回答No.1

今晩は。昨日の WBCの試合は、久々に見たいい試合でした。 いつも大変ていねいなお礼をありがとうございます。悠揚迫らずコンスタントに投稿されるのに逆に啓発されます。 1)『 But ordinary hills and rivers, just as they are, houses such as you may see anywhere, with all their real beauty and harmony of form—quietly to draw such scenes as this, or to show what lies behind some intimate hedge that is folded away far from the world, and thick trees upon some unheroic hill, and all this with befitting care for composition, proportion, and the like—such works demand the highest master's utmost skill and must needs draw the common craftsman into a thousand blunders. 』 ●ミニ「サナダムシ文」ですね。今こうした英文を書くと叱られると思いますが、私は嫌いではないです。 >or to show what lies behind some intimate hedge~以下があまりにも長くてよくわかりませんでした。全体を通してどこが主語なのか動詞なのか・・・?? ●最後の such works が主語、demand が動詞です。その such の内容を、前のquietly to draw such scenes as this … and the like までが説明しており、その this の内容を、その前のordinary hills … form までが説明しています。ダッシュがそうした構造を理解するのを助けてくれます。  日本語でも、「名詞——それを~する——そうしたものは…するのだ」というような文章が可能ですね。簡略版を示せば、「どこにでもあるような山や川——それをあるがままに描く、しかもゆるぎのない構成で描く——そうした作品は、巨匠の力量を必要とする」という構造です。 >or to show~・・・・・ここの「to show what lies behind」に対して以下の言葉がかかってくるのかと解釈したのですが。。。。   【 some intimate hedge that is folded away far from the world】 ,【 thick trees upon some unheroic hill】, 【all this with befitting care for composition】, 【 proportion】,【 the like】 show の目的語として、【A:what lies … from the world】【B:thick trees upon some unheroic hill】があり、【C:all this with befitting care for composition, proportion, and the like】も目的語ですが、all this が【A】と【B】を受けていて、それをwith befitting care for composition, proportion, and the likeなやり方でやるというふうに、副詞的な部分に重点があります。and the like は「など」という意味で、compositionやproportionなど、ということです。   >to draw、to show・・・to不定詞の副詞的用法ですか? ●上述したように、名詞的用法です。 >quietly to draw such scenes as this・・・・「this」の示すものは何ですか?どこにでもあるようなもののことですか? ●その通りです。 >some intimate hedge that is folded・・・・・「折りたたまれている人目につかない生垣」というのがよくわかりませんでした。 ●fold away は、ものを畳んで、人目につかないところに収納することです。hedge はイギリス名物で、田園地帯を織物に喩えますと、その襞のように見えますが、折り畳めば見えなくなるわけで、奥まったところにある hedges をそのように表現したものだと思われます。 >unheroic hill・・・・「unheroic」は、「大げさでない」、「雄々しくない」、「非英雄的な」?平凡などこにでもあるような丘、という意味ですか? ●その通りだと思います。 >all this with befitting care for composition・・・・ここの意味がよくとれませんでした。(混成を好むのにふさわしいこのことすべて)?? 「 befitting 」・・・ふさわしい(形容詞)? 「care for」・・・・好む(動詞)? 「composition」・・・混成、構成された状態、それとも「構図」ですか? ●「 befitting 」=ふさわしい(形容詞)、「care for」=~に対する配慮(名詞)、「composition」=「構図」 >the like・・同様の種類? ●and the like=and so on=etc. =など です。 >must needs draw the common craftsman into a thousand blunders・・・本物を描き、示すということは並みの職人ではできないことだということを言っているのでしょうか? ●その通りです。直訳しますと、「~は必ずや、平凡な絵描きを千もの大しくじりに引き込まずにはおかない」ですから、「~すると、平凡な絵描きは、そのアラをさらけ出してしまう」ということですね。 2) ●けっして簡単ではない英文ですが、非常に精密に訳されています。 >this way or that・・・・・・「this way and that」で「あの手この手」という意味がありますが、それと同じ意味ですか? ●同じ意味です。私の単細胞的記憶には、「this way and that」は「あれやこれやの方法で」とインプットされています。 >though at first some letters may seem but half-formed・・・・・「half-formed」未完成な?ぱっと見はそんなに上手には見えないという事ですか? ●まさにその通りです。 >there is nothing at all amiss・・・・不都合なことは何もない?習字手本帳と真実の書法で書かれた文字は同じだ、という意味ですか? ●amiss は「まずい、間違っている」の訳語のほうが近いと思います。 >本物を作り出すことの大切さを感じたのですが、長文で難しかったです。 ●『源氏物語』も「サナダムシ文」でおまけに句読点もなかったわけですから、当時の人々の頭のなかは、今のわれわれの頭のなかと相当に違っていたはずです。今を時めく福岡伸一博士の日本語は、明晰で論理的で、それはそれで名文と言えますが、私は一方では、こうした息の長い文章も大切だと感じています。相馬黒光『黙移』は、歴史を知る上でも重要ですが、日本語としても名文と思いますので、機会があればぜひお読みください。 ********************* 《余談》正宗白鳥を面白く読まれていますね。明治も30年代に入ると、明治維新時に社会の中核で活躍した人たちが老齢化し、新しい青年たちが登場してきますが、明治37年(1904)の日露戦争に具体化しているように、日本はかなり危ない橋を渡り始めるようになります。加えて、それまでの近世的社会的価値観が崩壊し、近代日本の青年たちは精神的に新しい価値観を見出さねばなりませんでしたから、いっそう不安定な中に置かれることになります。明治30年代が「不安の時代」とか「煩悶の時代」とか呼ばれることがあるのはそのためもあると思います。  明治36年の藤村操の投身自殺事件を御存知ですか?あれなどはその象徴的事件ですが、以後ずっと日本文学は、こうした不安や煩悶を中心的な動機の1つとして持つことになります。漱石も芥川もそうですし、上流階級の白樺派の面々にしてもそうです。しかしもっとも朴訥にこの主題と取り組んだのが自然主義文学者たちで、正宗白鳥はその中心人物の1人です。(「何処へ」が明治41年)彼の文学が今でも面白いのは、この近代日本の《不安》が未だに解決されているわけではなく、相変わらずわれわれにrelevanceを持っているからだと考えています。(つづく)

sweetapplechoco
質問者

お礼

今晩は。私も見ていました。9回2アウトになったときは高校野球みたいにハラハラしました。 いつも大変丁寧に回答をしてくださってありがとうございます。 いつも四苦八苦しているのです。(笑)コンスタントに回答をくださって本当にありがとうございます。 こういうのを「サナダムシ文」というのですね。 (文の中に文が入り込んでいる、というような意味でしょうか?) 訳す時は早くピリオドが出てきて欲しい気持ちになります。 文の構造を詳しく教えて下さってありがとうございました。 ダッシュがあったり、「as this」や「all this」の「this」を手がかりに 構造を考えるとよかったですね。 「ordinary hills and rivers, just as they are, houses such as you may see anywhere, with all their real beauty and harmony of form—quietly to draw such scenes as this」 「どこにでもあるような山や川——それをあるがままに描く」 or to show 【A:what lies behind some intimate hedge that is folded away far from the world】, and 【B:thick trees upon some unheroic hill】, and 【C: all this with befitting care for composition, proportion, and the like】 「しかもAとBをゆるぎのない構成で描く」 such works demand the highest master's utmost skill and must needs draw the common craftsman into a thousand blunders. 「そうした作品は、巨匠の力量を必要とする」 という大意がわかりました。 また、「to show」は名詞的用法で、A,B,Cを目的語とするのがわかりました。 「with befitting care for composition, proportion, and the like」がよくわからなかったのですが、 「care for」は「~に対する配慮(名詞)」だったのですね。 「and the like」の部分もちゃんと捉えられませんでしたが、 「compositionやproportionなど」という意味なのですね。 「some intimate hedge that is folded」・・・・「hedge」はイギリス名物なんですね? 田園地帯を織物に喩えて襞に見えるのをイメージして「折り畳む」という表現を使っているのですね。 訳した時は想像できませんでした。 「a thousand blunders」・・・「千もの大しくじり」=「アラ」ですね。 「this way and that」は「あれやこれやの方法で」という意味なんですね。 (これからインプットしておきます) amiss は「まずい、間違っている」の訳語のほうが文脈に合っていますね。 辞書を見ながらふさわしい言葉を見つけるのは楽しい時もありますが、選んだ言葉が 違っていると内容が正確に把握できなくなってしまいますね。 福岡伸一博士の日本語についてあまり把握していないのですが、明晰で論理的というのは メディア受けがいいのかもしれませんね。 息の長い文章は読み解く力をつけてくれますね。 相馬黒光の『黙移』、読んでみますね。 ******************************* 正宗白鳥の作品を読む機会を持つことができてよかったです。ありがとうございます。 明治30年代というと今から100年以上も前ですね。 「不安」や「煩悶」というのはいつの時代もありますが、 新しい価値観を見出すというのは容易なことではないですね。 藤村操の投身自殺事件は知りませんでした。(インターネットで調べてみました) 華厳の滝で自殺をしたのですね。 文学者とその時代というのは切り離せないですね。 前回紹介してくださった正宗白鳥の『自然主義文学盛衰史』を読みました。 自然主義文学についてとても詳しく知ることができました。 正宗白鳥は島崎藤村の『家』、上司小剣の『鱧の皮』、長塚節の『土』、徳田秋声の『足迹』 などを自然文学作品の中で評価していますね。 (私はまだ読んだことがないのですが) relevance=関連性? 『読者は彼等の作品をよく読めば、人世に於ける生き方について何か教えられるであろう。 どこまで行ってもこれっきりかと、未解決の物足りなさを感じさされるかも知れないが、 それだけでも感じさされるのは一つの修業である。』 と正宗白鳥は書いていましたが、彼自身の作品にも教えられたり感じさせてくれる何かがありますね。 ***************************** 前回紹介してくださった川口松太郎の『久保田万太郎と私』を読みました。 隅田川の花火大会の描写では「花火」の句や小唄が飛び交っていましたね。 「花火がくしゃみしてるぞ」なんていう会話は粋ですね。 下町人である久保田万太郎の横顔をいろいろ知ることができました。 (火曜日にまた投稿します)

sweetapplechoco
質問者

補足

度々の訂正ですみません。 「自然文学作品」は「自然主義文学作品」の誤りです。 失礼致しました。

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    いつもお世話になっています。 A.Waleyの『 TALE OF GENJI 』(帚木 The Broom-Tree)から わからないところと訳の間違っているところを教えていただければと思います。 1) And here To no Chujo's eyes filled with tears. ”Well,” said Genji, ”and did she write a message to go with it?” ”Oh nothing very out-of-the-ordinary,” said To no Chujo. ”She wrote: ’Though tattered be the hillman's hedge, deign sometimes to look with kindness upon the Child-flower that grows so sweetly there.’ ●そしてこの時頭中将の目は涙でいっぱいになりました。 「それで」源氏は言いました。「それから彼女はそれ(撫子の花)と一緒にことづけを書きましたか?」「まあ、さほど並みはずれたものは何もありませんでした」頭中将は言いました。「彼女は書きました。’たとえ山男の生垣はぼろだったとしても、そこにとてもかわいらしく育つ撫子にいたわりをもって、ときどきご覧になってください。’・・・・? did she write a message 【to go】 with it?” ・・・・「to go 」のところの訳し方がわかりませんでした。 Oh nothing 【(1)very】 【(2)out-of-the-ordinary】・・・ (1)「very」は、「さほど」?(2)「out-of-the-ordinary」は、「並みはずれた」?こういう単語はあるのでしょうか?ハイフンでつながっている意味は何ですか? Though tattered 【be】 the hillman's hedge・・・・よくわからない文の構造です。Though the hillman's hedge be tatteredですか?   「be」が使われているのは仮定法現在だからですか?   「hillman」・・・・・山男??意味がよくわかりませんでした。 【deign】 sometimes to 【look】 with kindness upon the Child-flower that grows so sweetly there.  「 deign」と「look」で・・・「ご覧になる」? 2) 『 This brought me to her side. As usual she did not reproach me, but she looked sad enough, and when I considered the dreary desolation of this home where every object wore an aspect no less depressing than the wailing voices of the crickets in the grass, she seemed to me like some unhappy princess in an ancient story, 』 ●これは私を彼女のそばへもたらしました。いつもの通りに彼女は私を咎めませんでした。しかし彼女は十分に悲しそうでした。そして私が、すべてのものが、草のコオロギがもの悲しい音を出す声に劣らないほど、憂鬱な様相をしたこの家のわびしい荒廃を考えたとき、彼女は昔の物語の中の何か不幸せなお姫様のように私には感じられました。・・・・・? 【This】 brought me・・・「This」は夕顔が書いた「Though tattered be the hillman's hedge~」の文ですか? when I considered~・・・ここの文は「この家のわびしい荒廃は」(を主語にして)、「すべてのものが、草のコオロギがもの悲しい音を出す声に劣らないほど憂鬱な様相をしている」と「私が見なしたとき」というようにも訳せるのでしょうか? 荒廃した場所にいても彼女が「princess」に感じられたという表現が詩的な感じがします。 よろしくお願い致します。

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    いつもお世話になっています。 A.Waleyの『TALE OF GENJI』(帚木 The Broom-Tree)から わからないところと訳の間違っているところを教えていただければと思います。 1) 『 and after these blandishments, still unsuspecting, she took up the thirteen-stringed lute, and tuning it to the Banjiki mode she clattered at the strings with all the frenzy that fashion now demands. It was a fine performance no doubt; but I cannot say that it made a very agreeable impression upon me.』 ●そしてこれらの追従の後、さらに疑わないで、彼女は13弦の弦楽器に従事し、そして盤渉音階にそれを調和させながら、彼女はその仕方が今要求する最大限の熱狂で弦をカタカタ鳴らしました。それは疑いもなくよい演奏でした。しかし私(馬頭)はそれが私に大変快い印象をもたらしたと言うことができません。・・・・? 【still】 unsuspecting・・・・「still」は「さらに」「いっそう」ですか? she 【took up】 the thirteen-stringed・・・・took up(take up)のちょうどいい訳が見つかりませんでしたが、「従事する」にしました。 with all the frenzy that 【fashion】 now demands.・・・・・「fathion」は「仕方」「流儀」ですか? 【that】 fashionの「that」は指示代名詞ですか?(関係代名詞か迷いました) 2) 『 ”A man may amuse himself well enough by trifling from time to time with some lady at the Court; will get what pleasure he can out of it while he is with her and not trouble his head about what goes on when he is not there. This lady too I only saw from time to time, but such was her situation that I had once fondly imagined myself the only occupant of her thoughts. 』 ●ある男は宮殿で、ある女性を時々もてあそぶことによって、かなり上手に退屈をしのぐかもしれません。彼が彼女と一緒にいる間、彼はそれからどんな喜びを得ることができるでしょうか、そして彼がそこに不在のときに、起こっていることについて彼の頭を悩まさないでしょう。この女性も私がほんの時々会ったにすぎませんでした。しかし彼女の状況のあまり、私はかつては私自身が彼女の考えの唯一の占有者であると、愚かにも想像していたのです。・・・・? 【A】 man ・・・・「一人の男」ではなく「ある男」?(【some】 ladyの「ある」と区別はありますか?) will get what pleasure he can out of it・・・・ここは並び替えると「what pleasure he will be able to get out of it」ですか? and not trouble his head about what goes on when he is not there.・・・・その女性のことが対して気にならないということですか?(本気で好きという訳ではないので?) 【such】 was her situation 【that】 I had~は「such~that」の構文だと思うのですが、   such was her situation ・・・「彼女の状況のあまり」、と訳したのですが、彼女の状況とはどんなことを言っているのかがよくわかりません。 3) 『 However that night's work dissolved the last shred of my confidence, and I never saw her again.』 ●しかしながらその夜の労は私の信頼の最後の断片を消滅させました。そして私は再び決して彼女に会いませんでした。・・・・? 「work」は仕事と訳すと意味がよく通らなかったので「労」にしました。 馬頭にとっては新たな恋も終ってしまったようです。『源氏物語』というフィクションにおける馬頭の話は何か現実味が漂っている感じがしました。 よろしくお願い致します。

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    いつもお世話になっています。 A.WaleyのTALE OF GENJI(KIRITSUBO)から わからないところを教えていただければと思います。 1) 『 Duly crowned, Genji went to his chamber and changing into man's dress went down into the courtyard and performed the Dance of Homage, which he did with such grace that tears stood in every eye. And now the Emperor, whose grief had of late grown somewhat less insistent, was again overwhelmed by memories of the past. 』 ●正式に冠をいただかされ、源氏は彼の部屋に行き、そして成人の男性の服に着替えて中庭に降りた。そしてすべての目に涙がたまるそんな優雅さをもって行なったDance of Homage(尊敬の踊り?)を演じた。そして今帝は、彼の深い悲しみは近頃はいくらかより小さい固執に次第になっていたが、再び過去の思い出によって圧倒された。・・・・・・? Duly crowned・・・・・出だしがこのように始まっているのは何か意味があるのでしょうか?crowned・・・・受動態ですか? which he did with such・・・・ここのwithは(様態)のwithで、「・・・・をもって」、「・・・を示して」、ですか? the Dance of Homage, which he did with ~・・・whichの前のカンマで区切られているので、ここは「~を演じた。」 「彼は・・・・優雅さをもって行なった。」と切る方がいいのでしょうか? And・・・・・そして? 2) 『 It had been feared that his delicate features would show to less advantage when he had put aside his childish dress; but on the contrary he looked handsomer than ever. 』 ●彼が子供の服をしまいこんでしまった時、彼の繊細な顔つきがより少ない利点を示すだろうということが危ぶまれていた。しかしこれとは反対に、彼は以前よりもより立派に見えた。・・・・・・? It had been feared that his delicate features would show to less advantage・・・・・ここの訳が変な感じです。 より少ない利点=より大きな欠点の意味でしょうか? It had been feared that his delicate features~・・・仮主語構文ですか? 源氏のDance of Homageを見てみたい気がします。 よろしくお願い致します。

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    いつもお世話になっています。 A.Waleyの『 TALE OF GENJI 』(帚木 The Broom-Tree)から わからないところと訳の間違っているところを教えていただければと思います。 1) 『”But suppose that behind some gateway overgrown with vine-weed, in a place where no one knows there is a house at all, there should be locked away some creature of unimagined beauty--with what excitement should we discover her ! 』 ●「しかし蔓の雑草で茂り過ぎたある門の後ろに、家があることを全く誰も知らない場所の中に、想像できない美しさの、ある女性がしまいこまれているはずだということを想像してください。万一私たちが彼女を見つけるなら、なんという興奮なんだろう!・・・・・・? 「suppose」の後の「that」以下は「behind some gateway~unimagined beauty」までですか? there should be locked away~・・・・ここのshouldは「はず」ですか? creature・・・・・「女性」と訳しました。「生き物」でもいいのでしょうか? with what excitement should we discover her!・・・・感嘆文だと思うのですが、ここは「if」が省略されている文でしょうか? if we should discover her, what excitement it is!・・・・・・?     そうするとwhatは「疑問形容詞」になるでしょうか?前に「with」がついているのが?です。  「with excitement」で「興奮して」となると思いますが、それに「what」が入ってきて・・・・?よくわからない構造です。 2) 『The complete surprise of it, the upsetting of all our wise theories and classifications, would be likely, I think, to lay a strange and sudden enchantment upon us. I imagine her father rather large and gruff; her brother, a surly, ill-looking fellow. 』 ●それについての非の打ちどころのない驚きは、すべての私たちの賢明な理論と分類についてかき乱すことは、ありうるでしょう。私は思い描きます、不思議な突然の魅せられた状態を私たちに置くことを。私は彼女の父がかなり大きく荒々しいのを想像します。彼女の兄(弟)、ぶっきらぼうな、醜い男。・・・・? The complete surprise of it・・・「it」は原則として前出の単数名詞を受けるとすると、「creature」ですか? the upsetting of all our wise theories and classifications・・・「the upsetting of all our wise」が 「theories and classifications」にかかっているのでしょうか? この場合「the upsetting of all our wise theories」 and 「classifications」もありうるのでしょうか?区切り方がよくわかりません。 to layの意味がよくわかりませんでした。layはたくさん意味があるのでどれがはまるのか悩みましたが「置く」にしました。 to lay a strange and sudden enchantment upon us・・・・「a strange and sudden enchantment」を主語にして訳した方がいいのでしょうか? 「不思議な突然の魅せられた状態が私たちに置かれることを」・・・? 理論と分類をかき乱す・・・・それほど驚きがある、と言いたいのでしょうか? まさかというような意外性があると人の心理として惹かれるような感じですね。 よろしくお願い致します。

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    いつもお世話になっています。 A.Waleyの『TALE OF GENJI』(帚木 The Broom-Tree)から わからないところと訳の間違っているところを教えていただければと思います。 1) 『Some again are adored by over-fond parents. These have been since childhood guarded behind lattice windows and no knowledge of them is allowed to reach the outer-world, save that of their excellence in some accomplishment or art; and this may indeed sometimes arouse our interest .』 ●一方で溺愛する親たちによって崇拝される人もいます。これらは格子造りの窓の裏側で子供時代から守られていました。そして何かの教養、もしくは芸術について彼らの優越の知識を除いて、彼らについての無知は外の世界に届くことを許されます。そしてこれは実に時々私たちの興味を誘発する可能性があります・・・・・・? Some again are・・・・・againはここでは「再び」と訳すと意味がよく通じなかったため「一方で」という言葉を選びました。 no knowledge of them~ここからの訳の意味を取るのが難しいです。 no knowledge of them is allowed to reach the outer-world=「彼らについての知識は外の世界に届くことを許されません」の意味でしょうか? だとしたら、なぜ knowledge of them is not allowed to reach the outer-worldという表現にしないのでしょうか? allow・・・・許す? save that of their excellence・・・・・ここのthatは knowledge ですか? 2) 『 She is pretty and graceful and has not yet mixed at all with the world. Such a girl by closely copying some model and applying herself with great industry will often succeed in really mastering one of the minor and ephemeral arts. 』 ●彼女はかわいらしく、そして優雅でまだ全く世間に混ざっていないでいます。そんな少女は密接に何かの手本を真似ることと彼女自身を大変な努力に集中させることによって、重要でない、はかない芸術の一つを身につけることにしばしば本当に成功するでしょう。・・・・・・? 少女が大変な努力をしたらもう少しよい成果をあげられそうな感じもするのですが、ここでは「mastering one of the minor and ephemeral arts.」と言っているのが少し疑問です。何にも成果があげられないよりはいいとは思うのですが。 3) 『Her friends are careful to say nothing of her defects and to exaggerate her accomplishments, and while we cannot altogether trust their praise we cannot believe that their judgment is entirely astray. But when we take steps to test their statements we are invariably disappointed.”』 ●彼女の友達たちは、彼女の欠点について何も言わないことと、彼女の教養を大袈裟に言うことに心がけます。そして同時に、私たちは私たちが彼らの判断が全く正しい道からそれているということを信じることができない彼らの称賛を全く信用することができません。しかし私たちが彼らの陳述を試すための方策を講ずるとき、私たちは変わることなく失望します。・・・・・? and while we・・・・whileは「同時に」ですか? 1)は「accomplishment」が単数形なのに3)は「accomplishments」と複数形になっているのはなぜですか? we cannot altogether trust their praise we cannot believe that their judgment is entirely astray・・・・ここの意味が難しいです。cannot trustとcannot believeが出てきて訳がごちゃごちゃになってしまいました。 親も友達も「少女」の評判を上げるためにあの手この手を使っている感じでしょうか? よろしくお願い致します。

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    いつもお世話になっています。 A.Waleyの『 TALE OF GENJI 』(帚木 The Broom-Tree)から わからないところと訳の間違っているところを教えていただければと思います。 1) 『 ”So it is in these trifling matters. And how much the more in judging of the human heart should we distrust all fashionable airs and graces, all tricks and smartness, learnt only to please the outward gaze! This I first understood some while ago, and if you will have patience with me I will tell you the story.” 』 ●そんな具合に、それはこれらの些細な事柄の中にあります。そして人間の心を判断する中で、私たちは、どれほど多くなおさら、表面的な注視を楽しませるためだけに身につけられた、すべての社交界の気どり、すべての企みと抜け目のなさを疑わなければならないでしょう!私はこれを最初にいくらか少し前に理解しました。そしてもしあなたたちが私に忍耐を持つつもりなら、私はあなたたちにその物語を話すつもりです。・・・・・? So it is in these trifling matters.・・「it」は前回の文(http://okwave.jp/qa/q7983731.html)の 2)の(they) hope their flourishes will be mistaken for genius.の部分ですか? how much・・・・どれほど多く?これは「in judging of the human heart」にかかっているのではなく、「how much should we distrust~」の構造ですか? the more・・・・なおさら? should we distrust ・・・・ここの「should」は当然の意を強調して「・・・しなければならない」という訳ですか? learnt only to please the outward gaze・・・・これは「all fashionable airs and graces, all tricks and smartness」にかかる言葉ですか? 2) 『 So saying, he came and sat a little closer to them, and Genji woke up. To no Chujo, in rapt attention, was sitting with his cheek propped upon his hand. Uma no Kami's whole speech that night was indeed very much like a chaplain's sermon about the ways of the world, and was rather absurd. 』 ●そのように言って、彼(馬頭)は来て、そして彼らにもう少し詰めて座りました。そして源氏は目を覚ましました。頭中将は、心を奪われた注目の状態で、彼は頬杖をついて座っているところでした。馬頭のその夜のすべての話は、実に法師の世の習いについての説教と同様でした。そしてむしろこっけいでした。・・・・・・? in rapt attention,・・・・「in」は「~の状態で」の意味でしょうか? absurd・・・・こっけい? 3) 『 But upon such occasions as this we are easily led on into discussing our own ideas and most private secrets without the least reserve. ”It happened when I was young, and in an even more humble position than I am today,” Uma no Kami continued. 』 ●しかしこのような場合、私たち自身の考えと、最も私的な秘密を、少しの準備なしで議論することに、私たちはたやすく誘惑されます。「私が若く、そして今日(こんにち)あるより更にもっと身分が低かった時、それは起こりました。」馬頭は続けました・・・・・・? upon such occasions as this・・・「this」は雨の降る夜、仲の良い者同士で話している状態を指しているのでしょうか? without the least reserve・・・少しの準備なしに(議論する)、というのは、その場の思いつきで話す、ということですか? 1)で言っていることはこれもまた現代に通じることのように思われます。 よろしくお願いいたします。

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    いつもお世話になっています。 A.Waleyの『 TALE OF GENJI 』(帚木 The Broom-Tree)から わからないところと訳の間違っているところを教えていただければと思います。 1) 『 And your diffident lady To no Chujo, seems to me to be a very suspicious case. The world appears to be so constructed that we shall in the end be always at a loss to make reasoned choice; despite all our picking, sifting and comparing we shall never succeed in finding this in all ways and to all lengths adorable and impeccable female.”』 ●そしてあなたの、頭中将の遠慮がちな女性は、私(馬頭)にとって、とても邪推しがちな事情であるように思われます。世間はとても粗造であるように思われるので、私たちは最終的にはいつも道理に基づいた選択をすることに困るでしょう。いかなる、私たちが選別すること、ふるいにかけて比較することに関わらず、私たちはあらゆる方面の中と、あらゆる範囲に対して、崇敬すべき申し分のない女性に、これを見出すことに決して成功しないでしょう。・・・・? seems to me to be a very 【suspicious case】・・「 suspicious case」を「邪推しがちな事情」と訳したのですが、馬頭にとってはこの女性(夕顔)は、もしかしたら浮気をしているのかもしれないという邪推を抱かせるのでしょうか?? And your diffident lady 【To no Chujo】・・・「your diffident lady」の後ろに「To no Chujo」が来ていますが、頭中将の~という意味ですか? The world appears to be so constructed that we shall in the end be always at a loss to make reasoned choiceの言っている意味はどういうことなのでしょうか?(世間はいい加減に造られているので、物事のそうあるべき筋道を選択することに困る、という意味ですか?) we shall never succeed in finding 【this】・・・・「this」は「to make reasoned choice」ですか? we shall never succeed in finding this 【in all ways and to all lengths】 adorable and impeccable female・・・・ここの構造は【】が挿入されていると捉えて、「~に・・・を見出すことに決して成功しないでしょう」となるのでしょうか? 2) 『 ”I can only suggest the Goddess Kichijo” said To no Chujo ”and I fear that intimacy with so holy and majestic a being might prove to be impracticable.” At this they all laughed and To no Chujo continued: ”But now it is Shikibu's turn and he is sure to give us something entertaining. Come Shikibu, keep the ball rolling !” ”Nothing of interest ever happens to humble folk like myself,” said Shikibu; but To no Chujo scolded him for keeping them waiting and after reflecting for a while which anecdote would best suit the company, he began: 』 ●「私は吉祥天女を持ち出すことしかできません。」頭中将は言いました。「そして私は、とても神聖で威厳のある人間の親交は、実行不可能であることを証明するかもしれないということを憂えます。」 これを聞いて、彼らすべては笑い、そして頭中将は続けました。「でも今や、式部の番です。そして彼が楽しませてくれる何かを私たちに与えることは確実です。(彼は確実に何か私たちを楽しませてくれるでしょう)さあ、式部、順調な進行を保ってください!」「私自身のようにつまらない人には、興味深いことはかつて何も起こっていません。」式部は言いました。しかし頭中将は彼らを待たせ続けることに対して彼を叱りました。それでどの逸話が仲間を最も満足させるだろうということをしばらくよく考えたあとに、彼は始めました。・・・・? intimacy with so holy and majestic a 【being】・・・「being」は「human being」を省略して書いたものですか? 【it】 is Shikibu's turn・・・・「it」は「状況のit」ですか? Nothing of interest 【ever】 happens to humble folk like myself.・・・・現在完了形になっていた方が意味合いが出るような気がするのですが、なぜ現在形になっているのでしょうか? それともここは「興味深い事はいつも起こりません」と、現在形で訳すべきなのでしょうか?ever=いつも?常に? 吉祥天女は『人々に福徳を与える美しい女神』(学研全訳古語辞典)ですね。 よろしくお願い致します。

  • 源氏物語の翻訳について

    いつもお世話になっています。 A.Waleyの『TALE OF GENJI 』(帚木 The Broom-Tree)から わからないところと訳の間違っているところを教えていただければと思います。 1) 『 Accordingly I behaved with the greatest coldness to her, and she as usual began her jealous fit and behaved with such folly that in the end I said to her, ’ If you want to be rid forever of one who loves you dearly, you are going the right way about it by all these endless poutings over nothing at all. 』 ●従って私(馬頭)は彼女に対してもっとも非常な冷淡ささえも持って振舞いました。そして彼女はいつもの通りに彼女の嫉妬の興奮を始め、そして彼女は大変な愚かさで振舞ったので、ついに、私は彼女に言いました。「もしあなたが、あなたを心から愛する人から永遠に解放されたいのなら、なんでもないことに対しても、ひたすらのこういった終わりのないふくれっ面をすることによって、あなたはそれについて正しい方法を行なうことになります。・・・・? she as usual began her jealous fit・・・・「fit」は「興奮」ですか? you are going the right way about it・・・・「be going」で「行なうことになる」? 「about it」の「it」は「you want to be rid forever of one who loves you dearly」ですか? all these endless poutings ・・・・「all」は(行為・状態について)「ひたすらの」? 永遠に解放されたい、というのはつまり「別れたい」ということですか? 別れたいのならふくれっ面をし続けることは正しい方法でしょうね、と馬頭は言いたいのでしょうか? 2) 『 But if you want to go on with me, you must give up suspecting some deep intrigue each time you fancy that I am treating you unkindly. 』 ●しかしもしあなたが私と(関係を)続けたいのなら、あなたは私があなたを不親切に扱っていると心に描く度ごとに、あなたは何かの深刻な陰謀を怪しむことをやめなければならないのです。・・・・・・・? 3) 『 Do this, and you may be sure I shall continue to love you dearly. It may well be that as time goes on, I shall rise a little higher in the world and then.....' 』 ●これ《2)のこと》をしなさい、そうしたら多分私はあなたを心から愛することを続けるでしょう。時が経つにつれて、多分私は世間でより少しは昇進するでしょう。それから・・・・? It may well be that as time goes on,~・・・・仮主語構文ですか? I shall rise a little higher in the world・・・・昇進することですか? 馬頭の言っていることは理論的には合っている感じがしました。概ね男性は理論的で女性は感情的でしょうか。(なぜそうなってしまうのかわからないのですが。。) よろしくお願い致します。