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演技が下手に見えるのは言語を知っているから?
素朴な疑問です。 結論からお話します。 日本のドラマのほとんどがあまり演技がうまくないように思えます。人気ドラマだった家政婦のミタも、ごくせんシリーズもそう感じます。 (仁やROOKIESなど、好きなドラマはあります。それらは演技がうまいようにみえて、数あるドラマの一部のように思えます。) 正直演技が下手だと感じてしまう映画やドラマは時間がたつのが遅く感じられるし、つまらないし、たいくつで、そんなのはやだなーと思います。もっとドラマの雰囲気にノリノリになって見れば面白いのかなとか、でもでも昔見たドラマは面白かった(きがする)なーとかいろんなことを考えてしまいます。昔見たドラマが面白いと感じるのは、記憶が勝手に綺麗にしちゃってるんだろうなとは思います。 一方韓国のドラマは面白いと思います。 はじめは言語がわからず、抵抗がありましたが、ストーリが面白かったので普通にみれました。 原作が日本の少女漫画で、それを韓国が映画化し、日本でもリメイク! みたいな流れの女性向け映画などをみましたが、正直がっかりです。おもんないです。 つまんないな~と思いながら「日本版カンナさん大成功です!」をみていたらふと、 「日本語だから面白く無いのかな?」 「韓国の映画とかドラマとか普通に見れるけど、それは言語を知らないから?」 「実は韓国では演技が下手扱いをされているかもしれないぞ」 「まぁ正直こんなクッサイセリフ日本語で聞いても冷める(日本語字幕派)わ」 とか思いました。 そういえば英語のドラマや映画を、 設定落ちだなーと思う映画はあるけど、演技下手っぴだな―と感じることは少ないです。 やっぱり、何喋ってるのかわからないから、演技の上手い下手わかんないし、だから面白いと感じるのでしょうか? 教えてください。 ついでにもし「この映画は人気だったけど実は演技すごく下手っぴなんだ」っていう映画あれば教えて下さい。気になりますすごく。
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`おまけ。悪口じゃないことも書いておこうと思いまして。役所広司の芝居はリアリティを狙ってると思いますね。芝居っぽい芝居に私はアレルギーがあるので彼の出る映画は日本映画の中では安心して見ることが出来ます。Shall we danceは私の好むテーマではありませんが違和感無く見れた記憶があります。浅間山荘で頭に銃弾を受けた人の場面での演技はまるでyoutubeのラジコン飛行機自慢ビデオの見物人のせりふのように自然です。おくりびとの本木雅弘も良かったです。妻役の末広涼子の演技思想と好対照でした。伊丹十三の映画も演技はリアルでした。なにしろせりふが演説口調じゃありません。私がまだ知らない良い役者もたくさんいるのでしょう、きっと。たいへん蛇足ですが。
私見ですが。 日本の映像文化では舞台芝居を撮影した物をドラマだと言っているように思います。たとえば40年前の香港映画の乱闘シーンで、正義の味方に叩きのめされるチンピラがカメラに寄って「なんでこうなっちゃうの」と目を回してばたりと仰向けに倒れます。これは映画ではなくて舞台芝居です。日本のドラマでは「俺たち医者わぁ! 患者のためにぃ! すべてを捧げなければならないんだよぉ!」と目を三角にして大見得を切ります。せっかくERをぱくっても、こんなのでは見るほうが汗をかいてしまいます。芝居が歌舞伎なんですよね。芝居ってのはこんなもんだ、という伝統を守ることがリアリティ以上に重要なんでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%83%E3%83%89%E6%BC%94%E6%8A%80%E6%B3%95 特定の演技理論を信奉するものではありませんが、演技について考えてるのか、と言いたくなります。 劇中のせりふ回しが特に問題です。これは映画の吹き替えでよく見られます。「ハンバーガーヒル」のトラックで戦地へ行くシーンで、新兵が「エイショウ・バレーってなんですか?」と軍曹に聞きます。原音では軍曹は言葉で表現しようとして視線を遠くの山に泳がせますが何も言えません。日本語吹き替えでは「この世の地獄よ」という台詞を入れてあります。改ざんです。日本語吹き替えはこんなのばかりです。 「三丁目の夕日」の冒頭なんか原音なのにサザエさんの吹き替えのようです。この映画で私がいいなと思ったのは「あいつ鼻の下伸ばしやがったな」という台詞の4秒間だけでした。「赤い月」なんか全編ひどかったですよ。 テレビドラマはだいたいそうですね。映画は半々といったところです。日本映画のせりふで我慢しやすいのは時代劇と戦争映画くらいです。時代劇なら日本の芝居のせりふ回しに合うし、戦争映画ならぎゃあぎゃあわめくだけの日本式の芝居でも、そんなもんかなと思うわけです。 http://www.youtube.com/watch?v=QP90Trm8pqQ
- kaoru0103
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実は僕も同じような事を思うのですが・・・・ それは実は「声優さん」のせいだと思うんですよ。 演技における声の演技ってすごく大事です。 韓国ドラマとか海外ドラマだと吹き替えとか字幕で見るから演技の下手上手いが母国語である日本語ほど思わないんじゃないのかなと。 ファンの方には失礼ですがとあるジャニーズ俳優が下手糞すぎるけど、あれ吹き替えで声優がやれば結構いけるんじゃないのかと僕は疑っています。 日本の声優がうますぎということで・・・どうでしょうか?
お礼
日本の声優さんが旨すぎるから、俳優さんの声の演技力が劣ってしまった、みたいな感じですか! たしかに日本のドラマをみんな口パクにして声優さんが声をやったら、きっと見違えるほどすんごいことになりそうですね! すごい面白い回答です!ありがとうございました!!
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 URL見ました。こういったジャンルがあることを今まで知りませんでした。 演技が上手い下手、ではなく、 日本の映像文化≒歌舞伎・舞台芝居に近しいため、 (あるいは、キャスト・スタッフが無意識なのかは分かりませんが、自然と舞台劇みたいな映像をとっていることが多々ある) 結果的に「合う人」と「合わない人」がでてきた、 的な意味として捉えて間違いありませんか? 改めて考えると、どちらかというとオーバーリアクションな作品がドラマには多かったような気がします。 苦手だなと思っていたのは根本的に、日本の映像文化の意識?……思想?が自分の肌に合わなかったためだったのかもしれないです。 思えば、ドラマとは違うんですが、劇団ひとりや東京03などが出ていたウレロ未完成少女」というシリーズを好んで見ていました。どちらかといえば喜劇でしたから、どんなにオーバーリアクションだったとしても違和感なしにみれた気がします。 こんな感じに解釈して一人でスッキリしてしまったのですが、 改めて街がいないか少し不安です。。