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煮物と大量の水を飲む擬音語
日本語を勉強中の中国人です。食べ物が鍋に煮込まれる擬音語は何でしょうか。たとえば、お粥やおでんを煮るときに、鍋のなかの音。『鍋に( )の音がする』という文中に使いたいと思います。 それから、もうひとつの擬音語も聞かせていただきます。のどがかわくて、大量の水を飲む音は擬音語で表現したら、どのようになるのでしょうか。「テーブルに置いてあるミネラルウォーターのボトルをつかんで、( )と飲んだ」という文を作りたいと思います。 また、質問文に不自然な表現がございましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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1. 煮るときの擬音語としては、すでにご回答にもありますが、「ぐつぐつ」が一般的と思います。 おでんの場合は、これが良いでしょう。 ただ、「焦げ付いたり型崩れしないように気をつけて、弱火でじっくり煮る」といったような場合には、「ことこと」という表現があります。 お粥の場合は、こちらのほうが適していると思います。 『鍋に( )の音がする』という表現はできません。 「鍋にぐつぐつの音がする」 「鍋にシチューの音がする」 は、どちらも不可です。ただ、 「鍋にシチューの(ぐつぐつ)煮えている音がする」 であれば可です。 『鍋でぐつぐつおでんの煮える音がする』 『鍋でおでんがぐつぐつ煮えている音がする』 のように「鍋で」とするのが良いでしょう。 2. 「テーブルに置いてあるミネラルウォーターのボトルをつかんで、ごくごくと飲んだ」→水などを勢いよく続けて飲んでいる様子を表わします。喉がおいしそうな音を立てている(喉が鳴っている)イメージを伴います。 「テーブルに置いてあるミネラルウォーターのボトルをつかんで、がぶがぶと飲んだ」→上と同じで、勢いよく飲み続ける状態を表わしますが、喉が鳴っているというイメージは伴いません。 どちらも大量の水などを続けて飲んでいる擬音語ですが、 おいしさを感じながら飲む場合は「ごくごく」、 飲む量が多いこと自体を表現する場合は「がぶがぶ」のようにお考えになって良いと思います。 少ない量を一息に飲むような場合には、 「コーヒーを、ごくりと飲んだ」 「ジュースを、ごっくんと飲んだ」 のように表現します。 ボトルを手に持って飲む場合は、少ない量という想定がしづらいため、これらの表現は適さない場合が多いでしょう。 因みに、後者は可愛らしさを伴う表現なので、赤ちゃんや小さな子供、かわいい小動物などの場合によく使われます。 3. A. >食べ物が鍋に煮込まれる擬音語は何でしょうか。 →食材が鍋で煮込まれるときの擬音語は何でしょうか。(○) or →食材を鍋で煮込むときの擬音語は何でしょうか。(◎) : a. 「食べ物」だと、一般的には、すでに出来上がったものをイメージしやすいので、「食材」とするほうが良いでしょう。 b. 「鍋で煮込まれる」とするほうが自然です。 c. 「~(する)ときの擬音語」とするのが適切です。また、受身形ではなく「食材を~煮込むときの擬音語」とすると、さらに自然になります。 B. >たとえば、お粥やおでんを煮るときに、鍋のなかの音。 →たとえば、お粥やおでんを煮るときの、鍋のなかの音。(○) or →たとえば、お粥やおでんを鍋などで煮るときの音。(◎) : 「煮るときに、鍋のなかの音。」は文法的に不可です。 「煮るときに出る、鍋のなかの音」であれば一応、可ですが、 「煮るときの鍋のなかの音」とするほうが自然です。 ただ、これでもまだ(間違いではありませんが)「の」の連続が気になります。 「鍋などで煮るときの音。」とすると、ほぼ完璧でしょう。 C. >のどがかわくて →のどがかわいて : タイプミスと思いますが、念のため。
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- hakobulu
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#5です。 因みに、カレーなどの場合、最初、じゃかいもや人参などが柔らかくなるまでは、ある程度の中火で「ぐつぐつ」煮る。 一旦、火を止めてカレーのルーを溶かした後は、焦げないように弱火で「ことこと」煮る(温める)。 という感じになるでしょう。
お礼
度々ありがとうございます。すっきりいたしました。何度もご親切に教えていただき誠にありがとうございました。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
#3です。 > 「ぐつぐつ」と「ことこと」の違いは何でしょうか。「ぐつぐつ」は「ことこと」より鍋のなかにある状態が激しいととらえてよろしいでしょうか。 : おっしゃるとおりのご理解でよろしいでしょう。 「良く煮えている音」と「静かに煮えている音」といった違いです。
お礼
再びありがとうございます。よくわかりました。本当にありがとうございました。
- Tasuke22
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グツグツ煮たおでんは、いかにも不味そうですねえ。 グツグツは沸騰の擬音語です。 おでんを煮る時に沸騰させてはダメです。 おでんを煮る時はまず音を出さないので、擬音語を使うという発想自体が間違いです。 お粥もレシピによるでしょうが、沸騰させないのではないでしょうか。 時々、プクッ…プクッ…と音がする、というのであれば美味しそうなイメージですね。 グツグツ煮たお粥は、焦げているのではないかと不安になります。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。いろいろ参考になりました。難しいですね。食材を鍋で弱火で長時間煮る時の擬音語が知りたいと思います。おでんとおかゆは勝手に挙げさせていただいた例です。おでんはまだ自分で作ったことがありません。カレーライスにも似たようなパタンがありますね。最後に弱火で長時間煮込むということ。このような時の鍋のなかの食材の擬音語が知りたいと思います。心当たりがございましたら、もう一度教えていただければ幸いです。本当にありがとうございました。
『鍋に( )の音がする』 ↓ 『鍋から(グツグツ)音がする』 "鍋に"ではないですし、"~の音がする"は、擬音に対して使いません。 「テーブルに置いてあるミネラルウォーターのボトルをつかんで、( )と飲んだ」 ↓ 「テーブルに置いてあるミネラルウォーターを、(ゴクゴク)と飲んだ」 "ボトルをつかんで"と言うのは省略しても問題は無いでしょう。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。とても参考になりました。本当にありがとうございました。
煮物だと「ぐつぐつ」という擬音が多いと思います。 ただ、例文として出された「鍋に( )の音がする」では、擬音は入れにくいです。擬音自体が音を表現するので、それに続く言葉に「音がする」とは言わないのです。 「鍋におでんがぐつぐつと煮えている」の方が自然です。 「音がする」方を中心に述べるなら、「台所からぐつぐつとおでんが煮える音が聞こえる」が良いでしょう。 そして、お粥の場合だと「煮る」ではなく「炊く」だと思います。 水を飲む時の擬音は「ごくり」「ごくごく」が多いです。 「テーブルに置いてあるミネラルウォーターのボトルをつかんで、ごくごくと飲んだ」 何度ものどを鳴らして勢いよく飲んでいる様子です。 「テーブルに置いてあるミネラルウォーターのボトルをつかんで、ごくりと飲んだ」 たっぷりの量を1度に飲みこむような時を表す音です。 これに似た擬音に「ぐびぐび」がありますが、こちらはお酒を飲む時に使うのが一般的なので気を付けてください。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。いろいろとても参考になりました。まだすっきりしていないところがあるのですが、もう一度教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
補足
「ぐつぐつ」と「ことこと」の違いは何でしょうか。「ぐつぐつ」は「ことこと」より鍋のなかにある状態が激しいととらえてよろしいでしょうか。