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なぜマイクロソフトはモバイル市場参入に遅れたのか
- マイクロソフトがなぜモバイル市場参入に遅れを取ったのか、その理由を探ります。
- 日本でサーフェスやWindows8Phoneの発売が後回しにされている理由について考えます。
- マイクロソフトのモバイル製品が使いづらい理由や他のOSとの使い勝手の違いについて検討します。
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質問者さまは「Win-tel」(ウイエンテル)連合という言葉を聞いたことあるでしょうか。 Windows(MIcrosoft社)と半導体のインテルは密接に関係して「持ちつ持たれつ」の仲でした。 Windows95はたかだか300MB程度のサイズでしたが、バージョンアップするごとにいろんな機能やソフトが詰め込まれ、WindowsVistaの段階で数10GBにもなり、その動作の重さは悪評を招きましたね。 これは、おそらくインテルと結託して意図的に重くして行ったのだと思います。Windowsがバージョンアップするごとに必要なCPU性能やメモリ、HD容量は飛躍的に大きくなり買い換え需要を促進、インテルは大もうけでした。 しかしネットが急速に進歩してこの構図があっという間に崩れてきました。それが「クラウド」という概念ですね。 必要なアプリケーションもストレージも個人で持つ必要なく、企業のサーバに蓄積できる。必要な時にそこにアクセスすれば用事が足りるようになりました。ワードもエクセルもインストールする必要などなく、Googleの無料サービスで事足りますね。 スマホもこういうクラウドの延長線上にあるわけです。 しかし、こうなるとパソコンに求められるのは従来のような速いCPUでも大容量のHDDでもなくなる。そんなの不要です。ネット回線さえ高速であればいい。そうなると機械の大きさもずっと小さくてすみますし。 いままでのPCの概念がまったく転換しつつあります。 Microsoftはこの大転換に完全に乗り遅れました。いつまでも既存のパソコン概念から脱しなかった。インテルに義理立てしていたのかもしれません。Windows7でこれに気付いてOSをちょっと軽くしましたがすでに時遅し。 こんな状況からするといよいよMicrosoft(Windows)の時代は終焉を迎え、当面はGoogleの天下になりそうな情勢ですね。
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- webcat
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>むしろ今年出るという噂の次期OSとインテルの次期CPUとの組み合わせを待ったほうがよいでしょうか。 待っても無駄と思いますよ。 それよりGoogleタブレットNexus7を購入すれば、目が覚めますよ。 音声検索一発で、Web、Youtube、マップなどコンテンツへの直行速度は抜群。 マップ関係はGPS機能連携で、たちどころに各種情報ゲット。 株式取引にしても、ブラウザ版に比較すれば軽快すぎてPCは使いたくなくなる。 Google翻訳アプリ(無料)をダウンロードすれば、数十ケ国語の音声相互翻訳/テキスト相互翻訳が可能。 Windows版でもATOK8ケ国語クラウド翻訳サービス機能が有るが、テキスト片道翻訳だけという天地雲泥の差。 今やOSを競う時代では無く、クラウドを利用したコンテンツサービスを競う時代なのですよ。 ただしOfficeやマルチメディア編集、Webサイト運営ならWindowsPCに勝るモノは無い。
お礼
ご回答ありがとうございます。ネクサス7は好評のようですね。ただ おっしゃるようにまだマルチメディアの作成・編集はWindowsでないと 無理ですよね。サーフェスなかなかでないので、ソニーのVAIO-DUOに 傾きそうな今日この頃です。
- pluto1991
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市場とは何の市場のことでしょう? MSはソフトの会社、APPLEはソフトとハードの会社、 でもGoogleは広告会社なんです。 GoogleはGoogleMapをユーザーが使うことで収益を上げています。 だから、そのハードがWinPhoneだろうがiPoneだろうがAndroidだろうが、実は何でもかまわないんです。 だから、Androidはオープンソースですね。無料。 iPhoneはSamsungの敵ですが、Gogleの敵ではないのです。 Gogleは最悪の場合iPhoneやWindowsからGoogleサービスが締め出されたらたまらないので、自分でAndroidを開発して無料で配って自衛策をしているのです。 MSはソフトの会社だからソフトを無料で配るわけにいかないでしょう。 APは自作自演だからGoogleを生かすも殺すも自在。(じっさいGoogleMapを締め出して、でも自前のMapがバグだらけで結局Googleを使えるようにしましたよね。) というわけで、というか、Microsoftが何に対して出遅れたのか、というのがソフトだけで見たら別に出遅れてたわけじゃなくてAndroidより前からWindowsMobileはあったわけだし、そのあとノロノロとしてしまったのは儲けを生み出す仕組みを作れなかった、(儲からないものを作ってもしょうがない) ということなんでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。マイクロソフトは法人向けのサービスを 重視していて、個人向けのサービスにはあまりリソースをさかないので しょうか。 ウィンドウズモバイル使っていましたが、使い勝手が悪くて(回線が 遅いせいもありました)ガラケーに戻りました。SBのインターネット 携帯とかいうやつですが、ご存知でしょうか。そのあと、シャープの タッチ携帯SH-04Aに買い替えてまだ現役です。
- webcat
- ベストアンサー率27% (364/1346)
今でこそアップルのタブレット端末iPadが持てはやされているけれど、1992年に販売されたPDAのニュートンは大失敗に終わった。 MacのPCも次第にシェアを下げて10%を切ってしまった。 アップルが復活したのは、皮肉にもiTunesによるコンテンツプロセッサ(iPodなど)経由の音楽販売だった。 これでアップルはコンテンツプロセッサ市場に舵を切ったと言うことです。 マイクロソフトは1995年以降のWindows全盛により汎用PC市場を優先したので、コンテンツプロセッサ市場開発は他社任せで大きく遅れてしまった。 一方他社も様々なコンテンツプロセッサ端末を試行錯誤したが、最近AndroidとNVIDIAのコンピによるコンテンツプロセッサに辿り着き安価で軽快なタブレット端末が続々と販売されている。 また周辺機器問題はWi-Fi接続とUSB接続で一気に解決しつつある。 さすがにマイクロソフトも慌てて二兎(汎用PC+コンテンツプロセッサ)を追ってWindows8を世に出したが、汎用PC向けは使い勝手の悪化、コンテンツプロセッサ向けは操作性は重くマルチメディアインターフェースはドライバーもお粗末になってしまったわけです。 今後も汎用PC市場のシェアとしてはマイクロソフトの地位は揺るがないものの、コンテンツプロセッサ市場はAndroidグループとiPadの二大勢力に寡占されるものと思われる。
お礼
ご回答ありがとうございます。Windows8機は使ったことないのですが、 売れ行きは不調ですね。店頭で触ってみた限りでは、Windows7の タブレットよりかなり操作性は改善されていましたが、RT版と通常版 の違いとか、分かりづらいところが多いです。あまりに多機能なため、 おっしゃる通りの2つの機能をバランスをとって統合するのは難しいの でしょうか。(RT版は実際には1機種しかありませんでしたし、純粋な タブレット機というのはないんですね。) むしろ今年出るという噂の次期OSとインテルの次期CPUとの組み合わせ を待ったほうがよいでしょうか。
- TooManyBugs
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その名の通り「ソフト」屋だからでしょう。 ハードウエアの開発スタッフも居ないし車内の哲学もそのようになっていない。 開発スタッフなどをそろえる位の資金は有るでしょうがハードを作ればそれまでのクライアントであるハードメーカーと完全に競合することになります。それにゲーム機での失敗?もトラウマになっていることと思います。 他のメーカーはPCよりもハードウエアとの一体化が進んでいるスマートフォンではWindowsを採用するメリットが技術的問題や経済的問題で無かったのでしょう。
お礼
そうそうのご回答ありがとうございます。息子はXBOX360ユーザーですが、 特にハードがいいということではなく、やりたいゲームソフトが本機種に しかなかったそうです。そういえばマイクロソフトの提案したハードはほとんど 失敗していますね。まだXBOXは成功したほうでしょうか。PS4が発表されたばかり ですが、日本にはこのような手ごわいライバルがいます。
お礼
ご回答ありがとうございます。日本のIT企業も陥ってしまった大企業病 なのでしょうか。マイクロソフトも天下をとった会社ですから、優秀な 人材も多いと思いますが、なんでこんなに乗り遅れてしまったんでしょうか。 わたくし的にはクラウドは必要なく、ハードディスクベースでデータを 扱いたいこと、3Dブルーレイの鑑賞や動画編集を行いたいことなど、PC でやりたいことがいろいろあり、そのデータをモバイルで持ち運び、出先 でも操作できればと思って、サーフェイスプロに期待しています。 もっとも128GBでは足りないのですが。でも現状のクラウドの容量や回線 速度では追い付きません。 あとサーフェイスのハードキーボードが売りのようですが、英語キーボード なので、日本での評価が心配です。サーフェイスに関心を持つような方は 英語キーボードにも抵抗はないと思いますが。