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Cの部分環R=Z[√-5]について以下。。。

Cの部分環R=Z[√-5]について以下の問いに答えよ。 (i) I={2a + (1 + √-5)b∈R | a,b ∈Z }置くとき、I は R のイデアル     であることを示せ。 (ii) Rのイデアル等式 I^2 = (2)を示せ。 (iii) Rの単元を全て求めよ。 (iv) Rのイデアル(3)は素イデアルであるが、理由とともに答えよ。 (v) 環の同型 Z[x]/(x^2 + 5) ≅ R を示せ。 (vi) R を自然にZ加群と見なすとき、Rは自由Z加群であることを示せ。 という問題の解き方が分かりません。 回答よろしくお願いします。  

みんなの回答

  • misumiss
  • ベストアンサー率43% (24/55)
回答No.4

ANo.3 の補足に関して. まだまだ不完全ですが, ANo.2 の補足と比較すると, だいぶ良くなってきました. 注意点を, ひとつ. ANo.1 でかいたのは略解で, いろいろ省略していますが, あなたは完全な解答をかく必要があるのを, 忘れないでください. >(1) x, y ∈ Iに対して、 > x=2a+(1+√-5)b > y=2c+(1+√-5)d もう少し, 日本語を補う必要があります. また, a, b, c, d に関して, きちんと説明が必要です. >x+y=2a+(1+√-5)b+2c+(1+√-5)d >   =2(a+c)+(1+√-5)(c+d)∈ I 2行目は, = 2(a + c) + (1 + √-5)(b + d) ∈ I です. おそらく, これで減点されないと思いますが, いちおう, a + c と b + d が, どちらも整数であることをコメントしたほうが, より安全です. >(2) r ∈ R, x ∈ I に対して、 >rx=2(ra)+(1+√-5)(rb)∈ I となりました > >  よって、IはRのイデアルである. この部分は, 大きな勘違いをしています. R = Z[√-5] = { a + b√-5 | a, b ∈ Z } ですから, r ∈ R は, r = s + t√-5 (s, t ∈ Z), という形であって, 必ずしも, r ∈ Z とはなりません. 以上の点に注意して, 全体を修正すると, 以下のようになります. (1) x, y ∈ I, ただし, x = 2a + (1 + √-5)b, y = 2c + (1 + √-5)d, (a, b, c, d ∈ Z) とする. このとき, x + y = 2(a + c) + (1 + √-5)(b + d) であり, a + c, b + d ∈ Z よって, x + y ∈ I (2) r ∈ R, x ∈ I, ただし, r = s + t√-5, x = 2a + (1 + √-5)b, (s, t, a, b ∈ Z) とする. このとき, rx = 2(as - at - 3bt) + (1 + √-5)(bs + 2at + bt) であり(途中の計算式を省略しているので, 御自分で補ってください), as - at - 3bt, bs + 2at + bt ∈ Z よって, rx ∈ I (1), (2) より, I は R のイデアルである// 以上で, 大体いいのですが, I が空集合でないことを, 最初にコメントしてください. 空集合は, イデアルとみなしませんので. A, B がともに R のイデアルのとき, '"A の元 と B の元 の積" の有限和'全体からなる集合は, R のイデアルになります(確認してください). このイデアルを AB とかき, イデアル A と イデアル B の積といいます. (ii) も, それほどの難問ではないので, まずは御自分で, 挑戦なさってください. あと, 回答者も間違いをやっているかもしれないので, 発見したら, 遠慮なく指摘してください. 数学において, 他人の間違いを発見するのは, 非常に大切なことです.

  • misumiss
  • ベストアンサー率43% (24/55)
回答No.3

ANo.2 の補足を読みましたが, イデアルの定義が理解できていません. この問題では, R は乗法の単位元 1 を持つ可換環, I は R の空でない部分集合なので, 示すべきことは, 次の (1) と (2) です. (1) x, y ∈ I ならば, x + y ∈ I (2) r ∈ R, x ∈ I ならば, rx ∈ I (1) は明らかに成り立ちますが, (2) に関しては, 少しだけ計算する必要があります. 再度, 挑戦してください. (ii) に関してですが, A, B がともに R のイデアルのとき, A と B の積 AB の定義は, 知っていますか. 知っているなら, A = B = I と置くことにより, I^2 を, I^2 = AB と定義できます. あと, ( 2 ) や, (iv) に出てくる ( 3 ) の定義は, ちゃんとわかっているのでしょうか. とにかく, まずは, (i) の証明を, きちんと完成させてください.

aiiiii1
質問者

補足

(i)挑戦してみました (1) x, y ∈ Iに対して、 x=2a+(1+√-5)b y=2c+(1+√-5)d x+y=2a+(1+√-5)b+2c+(1+√-5)d    =2(a+c)+(1+√-5)(c+d)∈ I (2) r ∈ R, x ∈ I に対して、 rx=2(ra)+(1+√-5)(rb)∈ I となりました   よって、IはRのイデアルである. (ii) A, B がともに R のイデアルのとき, A と B の積 AB の定義は, 知っていません.

  • misumiss
  • ベストアンサー率43% (24/55)
回答No.2

イデアルの定義が理解できているなら, (i) は容易に証明できるはずです. まず, (i) の証明を試みてください. (ii) は, 少し難易度が上がります. (i) が解決したら, (ii) をやってみましょう.

aiiiii1
質問者

補足

(i)の証明をしてみました. 任意に、xy∈Iとすれば、 x=2a+(1+√-5)b y=2c+(1+√-5)d xy=(2a+(1+√-5)b)(2c+(1+√-5)d)  =2(2ac+2bd+adー1)+2(1+√-5)(ad+bd+bc)∈I          (2ac+2bd+adー1)、(ad+bd+bc)∈Z よって、IはRのイデアルである. (ii)は分かりません.    I^2は((2a+(1+√-5)b)^2でしょうか?

  • misumiss
  • ベストアンサー率43% (24/55)
回答No.1

(i) イデアルの定義は, 知っていますか. I が, イデアルの定義を満たすことを, 確認するだけです. (ii) I^2 ⊂ ( 2 ) は, 明らかです. 逆の包含関係は, ( 2 ) の任意の元 2(a + b√-5) に関して(ただし, a, b ∈ Z), a - b が偶数か奇数かによって, 場合分けする. (iii) a + b√-5 が単元であるとき, a, b がどういう条件を満たすか考える. (iv) -1 + √-5 と 1 + √-5 の積を考える. (v) 写像 f: Z[x]/(x^2 + 5) → R を, f(ax + b) = b + a√-5 で定義する. (vi) 明らか.

aiiiii1
質問者

補足

イデアルの定義しか理解できていないので、 詳しい証明はどのように行うのでしょうか?

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