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なぜ3層BDのUMD2は出なかったのか

BDは12cmなら128GBまでありますが同じ技術を使えばUMDサイズでも20GBは可能なはずでありこれはフラッシュメモリより有利です。なぜ製品化されなかったんでしょうか。

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  • parts
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回答No.2

フラッシュメモリより有利ですか? SDカードはすでにSDXCで96GBが誕生しており、UHS-Iならば、そういう媒体が今現実に、あるかどうかは別として理論上のアクセス速度はUMD比で100倍近い速度が出せますから、未来はないとみるのが妥当かと・・・。そのSDカードでさえも、無線を内蔵するSDカードが生まれるなど、外部通信を活用したより新しいストレージ展開が始まっています。 ちなみに、UMDにBDと同じ波長の405nmピックアップを使った場合、QLで27GB、TLで21GBとなります。ただ、多層にすればするほどレーザーパワーと安定した読み取り精度が求められますし、しかも円盤メディアは、外周ほど高速で、内周ほど遅いという特性があり、内周ほど回転速度が増し、バッテリにも不利で、振動などの問題や煩くなる傾向がある。 そのため、ワールドワイドの展開で(そうでないと利益は出ず、コストが下がらない)投資に見合ったペイができると思う人は、普通は少ないでしょう。まあ、よほど有利な用途があれば別ですが、BDはベアディスク(カートリッジに収まっていない生メディア)自体が挑戦でしたからね。中途半端に周りを囲ったメディアは・・・。 ちなみに、カートリッジ型のメディアは、実を言えばコスト面で不利なため、MO、MDなど日本ではそこそこ普及しても、海外では閑古鳥という品が多いのです。すなわち、標準規格にしても、失敗するというジンクスがあるのですよ。コンテンツがたとえ豊富でも、同等で別のサービスや商品があれば、そちらを買うのがスタイルですから・・・何より、相応のハードが売れなければ、ソフトも売れません。 さらに追加すると、BDにもシングルサイズBD(8cmメディア/SL 8GB・DL 15GB)を使う機器がありました。これは、BDドライブでの再生も可能で、互換性もあり、サイズもCDのシングル盤と小さかった。UMDほどではありませんけどね。日立がBDカムなどで採用していましたが、ご存知ですか?それを、知らないのであれば、下を見てください。今市場の中心にないということは、求められているのはディスクの形や容量という話ではないのですよ。 http://av.hitachi.co.jp/cam/products_bd/bd10h/index.html ちなみに、日本ではCDも含めて、まだ全般として光ディスクコンテンツが売れていますけど、海外特に米国では、コンテンツのネットでの配信が当たり前になり始めており、パッケージコンテンツでの売り上げは減少傾向にあります。理由は、利便性が高いことにあります。パッケージを持ち歩かなくとも、コンテンツがみられるなら、それを選ぶのが消費者ですからね。 日本では、その世界の動きとは逆に、昨年伸びましたけど、日本は法も含めて権利者や法律策定者の保護主義的な部分が強いので、Ultra Violetなどのサービスが生まれにくい地となっています。 まあ、長いこと不況が続きましたから、過去の成功がネックとなり、新しい技術や文化、分野で攻めるという姿勢が弱いのです。

noname#174261
質問者

お礼

ありがとうございました。

noname#174261
質問者

補足

>>多層にすればするほどレーザーパワーと安定した読み取り精度が求められます 2層より3層のがメディアそのものの製造だけでなくて読み取り機の開発や利用時も難しいんですね。 >>ラッシュメモリより有利ですか 容量当たりの値段という意味です。説明足りて無くてすみません。

その他の回答 (2)

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2128/8000)
回答No.3

 生産コスト面で不利だからではないですか。  多層メディアは層の数が増えるほど記録出来る容量の倍率が減ります。3層だから3倍記録出来るわけではありません。1層のメディアを3枚購入するよりも高額になるのが一般的で、連続長時間録画以外のメリットはありません。  2層メディアのDVDやBDが発売されていますが、あまり需要が無いのか、1層メディアに比べて価格の引き下げが遅いようです。3層ならば、さらにコストダウンが難しいでしょう。  多層化するほど価格が安くならなければ需要は期待出来ませんから、需要に対応出来ない多層メディアは生産量も限られているようです。製品化されないのは、その為でしょう。  それに比べて、USBメモリーに使用されているフラッシュメモリーは1年で半額になるほどコストダウンが急激に進んでいるメディアです。すでにコストパフォーマンスでは容量が少ないCD-RWを価格面で追い抜いているほどです。  BDの生産コストが劇的に下がる技術開発が登場しない限りは、長期的にはフラッシュメモリーとの競争に勝つのは難しいでしょう。

noname#174261
質問者

お礼

フラッシュは4GBでも500円以上するのに対して、プレスBDは2層でも300円ほどですからコストで有利だと素人なりに考えてたんですが3層20GBの場合はフラッシュメモリより高かったんですね。 参考になりました。

  • lv4u
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回答No.1

BDの媒体の将来性が見えなくなったからでしょう。 コンテンツをBD媒体に保存して、もう一度観るってことをせず、「HDDに録画し、観たら消す」ってタイムシフト機能があれば十分って使い方をする人が多数派となり、BDの需要は、将来的に増える見込みがないとメーカが判断したのだと思います。

noname#174261
質問者

お礼

すべてはタイムシフトのせいなんですね 小型メディアじゃない方のBDは成功してると思ってたんですがそうでもないみたいですね。 回答ありがとうございました。

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