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人生や人間社会の理不尽さやアホくささについて
- 人生や社会の理不尽さ、徒労さ、アホくささについて論理的かつ現実的に書かれた本やブログを探しています。宗教や既存の常識では片付けられない視点で、真面目に考えている作品が希望です。
- 人間社会の理不尽さについてのタブーとされる考え方に焦点を当てた本を探しています。人間が生まれてくる経緯や教育、労働に関わる疑問や諦めを真剣に検証している作品が興味深いです。
- 中二病的な感じで、口に出しにくいけれども真面目に検証している文章や本を探しています。人生や社会の理不尽さについての極一般的な視点を探究し、不快感を覚えるようなタブーな考え方に対する考察が面白いと思います。
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質問者が選んだベストアンサー
三島由紀夫『不道徳教育講座』→読みやすい エラスムス『痴愚女神礼讃』→読みにくい 安部公房『砂漠の思想』→お求めの主題とは異なるものも多い。むしろそっちのが多いかも 澁澤龍彦『快楽主義の哲学』→自分が被告人である裁判で遅刻するお茶目なメガネさんの本 重田園江『ミシェル・フーコー 近代を裏から読む』第七章「空っぽの頭と自動機械」より引用 「これに対して、規律型の権力に慣らされた人間は、身体の細部に至るまで生産性を高める訓練を受け、その意味では高い能力を身につける。だがそれと同時に、命令への服従、秩序への半ば無思考の従属を受け入れている。上官のかけ声一つで定型化された動作を繰り返す兵士、教室で一心不乱にノートをとる生徒、私語もなく流れ作業に従事する労働者などを思い浮かべるとよい。 その意味では規律とは、言ってみれば人を「活動的な服従」の状態に置き、なおかつその状態を目的に応じて維持するためのテクニック全体を指すということになる」 労働や教育に特化しているわけではないし、学者名や用語もけっこう出てくるし、多くの内容は関心領域からずれてるかもですが、それでも特にこの本をあなたにオススメしたい。 テーゼに対する単なるアンチテーゼ、いわばアウフヘーベンを経たジンテーゼのなかでテーゼと合体させられる程度のアンチテーゼではなく、ただテーゼをディスることで存在価値を見出す反抗的な不良っぽさもなく(不良は規則に反抗することで自分に価値を見るわけですが、ある意味でそれは優等生よりも規則に依存した在り方だってのが自論)。もちろんあなたをこの意味での不良だと言っているわけではないです。不良と違い社会に疑問があるなら、たかだか八百円ですから読んでおいて損はないんじゃないかなと。
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- MOG777
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No.4です。 お礼ありがとうございます。 一面の真実に執着し過ぎなような気がします。 つまり、「彼らが欲しいというものはガラクタなのであり、すすんであげればいいのですよ」という世界も確実に存在するということです。 ただし、そういう価値観や世界観もそこに安住すれば、社会や宗教の欺瞞を指摘して怠惰を正当化する者と同じになります。 対象について仮説を立てれるということは鋭い頭脳を持っている証拠ではあるが さらに賢ければ、仮説に過ぎないことも承知している。 そして、情熱があれば、それを身をもって中立的に検証しようとする。 中立的に検証する中で、価値観や世界観は自我の投影であることに気がつく。 縄は縄でも自分で編んだ縄はただの縄にあらず。 思いがこもっているものであり、同時にただの縄でもある。 同時にあるということは選択できるということでもある。 熱と冷、塩と砂糖、陰陽の組み合わせで無限の選択肢が可能になる。 自我を滅した者が、最も自我を活用できる。 そんなかんじです。
お礼
奥の深い話をありがとうございます。
- miko-desi
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武者小路実篤先生の著書もいいですよ。 昔の日本人は賢かったですね。 「人生論」より道徳に関して一部抜粋。 「心がけもよく、生活も良かったら自然はその人の生命をその瞬間は肯定する。 其処でその人も自然、自分の生命を肯定するのである。 道徳は相手が尤もだと思った時効があがるのだ。 悪かったと思った時効き目があるのだ。 罪を恐れていやいや服従したのではその人の心は静まらない。 道徳的に救われたとはいえない。 つまり道徳はすべての人が大調和を得て正しく生長してゆくことに必要な道」。 いっそこの「人生論」を教科書にしたらいいのに思います。 「人間はいろいろなことを知っている。ある面では知りすぎている。けれど大切なことを知らない」 から、恋愛、結婚、親子愛、もろもろを丁寧に簡単に説明してくれているから。 明治~昭和初期の先生とお会いして話をしてみたい! 漢字も字体が違うし、草書も読めない日本人になってしまったけれど、 懐かしむというより異国情緒に憧れるような気持ちさえ。
お礼
ありがとうございます。 私は小中学校の道徳の教科書に出てきそうな 道徳提唱者とは肌が合わないようです… もちろん、人々が幸福に近づけるように尽力されている方は 立派です。 以下自分の質問文の補足ですが、 結局、私が質問文で書いた「道徳」(勤労・親孝行等)は、 人生に嫌気がさした人間やアウトロー的な人間、 社会を存続させていく事に意味を見出せない人間などには 無意味なもののようです。 一方で、子孫を残したり長生きしたい普通の人間にとっては 大事で意義のあるものなのでしょう。 私だってNo.8で書いたように、私が王様や人の親で あったなら国民や子供に「道徳」を守らせます。 御都合主義というか、道徳の政治利用というか。
一生懸命生きている人からも反感を買うでしょう、とは、 質問者自身に向けられた謙遜だと私は思ったのですが違いますか
お礼
>特に年配の方から見れば私の質問は大いにアホくさいと >思います。 >今を一生懸命に生きている人にとっても反感を買うでしょう。 ↑の最後の行は日本語としておかしいと言うか 下手糞なようですね。 『生きている人にとっても』を『生きている人からも』 に訂正します。
- 日比野 暉彦(@bragelonne)
- ベストアンサー率16% (203/1213)
No.5です。 ★ 今を一生懸命に生きている人にとっても反感を買うでしょう。 ☆ 一生懸命に生きている人が このように問う考えを持つとは思いませんが むろん《反感》を期待した回答です。 でも 反感ですか。反発がいいと思います。 反発から出発してください。 けっきょくゴチャゴチャ言ってないでナニクソからではないでしょうか。 アホ草に対して膨大なアホ草体系を書いても仕方がありません。 批判は 自分も他人も活かす方向で。
お礼
ありがとうございます。 頭が弱いもので、ちょっと意味が汲めずにおります。
主意主義のショーペンハウアーかニーチェをおすすめします。 客観的な認識ということであれば他人ではなく自分の頭で考えることですね。 その上で毎年多数の人が首を吊っています。とはいえ、ある意味では、 目的のない生存の苦痛は死をこえているなあ、とも思います。 すなわち、死ぬ覚悟がないのであればこういう哲学からは遠ざかるべきだし、 必然性そのものがここには働いているということです。 以上より当面は何も読まないのがいいんじゃないでしょうか。 根拠のない命題を反駁するには、根拠がないと見抜くだけで事足りるものですよ。
お礼
ありがとうございます。 自殺は強く意識していますが、今の所は未だこの世に幾つかの 未練があります。 >根拠のない命題を反駁するには、根拠がないと見抜くだけで事 >足りるものですよ。 納得です。
個人的に、夏目漱石の著作をお勧めします。 ご期待に沿うかわかりませんが、インターネットでもご覧になれます。
お礼
ありがとうございます。
- miko-desi
- ベストアンサー率19% (69/352)
え~知能指数95の大阪のおばちゃんです。 これといった学もないので知識で人に危害を与えたり 外見もなどはそれ(どれ?)以下で人を萎縮させません。 余計な期待をさせませんし、がっかりさせない罪のない凡人です!。←聞いてない 凡人は自分から自慢話しますね、自慢になってなく? まず誰からも聞かれないから、 知ってもらうためには自分から言うしか仕様もないからですね。 「わざと隠す」という手もあるけれど。 この「自慢」の定義が近代哲学でもあやふやで指針となる法整備も整わない。 なので昔から凡人あふれる社会はアホらしいです。 天才は別の才気に気づくことが生きる意味(使命)となりますし、 親は子が先人未踏の道を歩むにしろ何かと信託銀行して 自分を褒められるより子供が褒められると実に気分がいいです。 「あなたの子供で良かった」って感想(子の義務?) を貰えたら親の虚栄心は満たされ返済完了となるお安いもの? 最近のお勧めは松原久子さん。 高い知能を持っていながら「幸薄い一級品」を書いてる。 以前より崇拝しているのがフランスの哲学者アラン。
お礼
ありがとうございます。 参考にさせて頂きます。 「あなたの子供で良かった」 確かに喜びそうです。親の死に際にリップサービスで 言って上げようかなと思うものの、やはり根も葉もない 嘘は言えないでしょうね・・
- Tefu_Tefu
- ベストアンサー率27% (87/322)
こんにちは。 私は 他人にたいした助言はできないのですが。貴方の文章を読んでいて なるほどな~と思いました。 親孝行は無理にしなければいけないのか?自分が望んで生まれてきた訳でもないのに。 私は人間は たまたま 何かをするために生まれてきたのだと思います。それは 生きることを楽しむため あるいは考え悩むためかもしれません。 私は 人が人であるための最低条件は衣食住足ることだと思います。他人との比較ではなくて自分が満たされているかだと思います。そう考えると 両親についても 彼らが今何をして欲しいかが分かると思います。貴方が一人前になってくれることでしょう。 しかし 貴方が衣食住を満たされていても 自分の能力を考えると 両親との間には温度差があると思われるなら 私は 貴方が両親の前で明るく振舞われるならそれでもうまくいくのではないかと思います。人間は 自分が幸せだと思わない限り誰も幸せではないと思います。貴方の才能が開花して 他人に貴方が慕われ 貴方が幸せだと思う日が一瞬でも訪れたらいいですね。^^
お礼
ありがとうございます。 両親の期待に応える義務も筋合いも無いと考えています。 勿論だからと言って親に危害を加えるとか反抗するような 事はしませんが。 しかし私の質問文のような考えを抱く人間が増えてしまうと 社会が更に混沌としてしまいますね。 私がある王国の王様になったと仮定した場合(随分な仮定です が)、国民には「君達は親を敬い、孝行し、勤労に励み、より良 き社会を実現させる為に共にがんばろうじゃないか!」 と周知徹底するでしょう。 そうやって便宜的な「道徳」みたいなものを掲げて国民を コントロールして統治し、裏で私は酒池肉林の生活を毎日 送ると思います。 王様が国を統治する為に、 又はピラミッドの上の方の人達が下の方の圧倒的多数の人達を コントロールする為に、 又は親が子をコントロールし家内安全を守る為に、 又は巨大資本家が世界を動かす為に、 色々と「道徳」を教え込む事が必要不可欠なのかも知れません。 「道徳」が根本的に間違っていても統治の為には 致し方ない。 すいません。アホな独り言を書いて一人でフムフムと納得して しまいました。 こういう事に関して考察している人や本があればいいのですが。 それと、きっと愛情の無い家庭に育った可愛そうな奴と思われる 方も居るでしょうが、そこまで酷い家庭でも無かったと 思います。
- Y Y(@yy8yy8az)
- ベストアンサー率17% (89/501)
guzurokuさんが求める回答者としての“資格”はありませんが、質問を見て考えさせられたので回答?してみたくなりました。 思い付いたのは、物事の裏表、と云う事です。 表裏一体なんて言葉がありますが、物事は一面のみと云うことはない、という事をこの質問では証明しているように思います。 もし、物事が一面だけだとしたら、こうした「疑問」は起きるはずはないからです。 guzurokuさんは質問を通して、物事には二面性有り、と証明されました。が、そこに気づいてはいないようです。 もう一面を見る努力をしてみると、自身の心に新たな発見を見出すかもしれません。 助言。 主義、主張、思い、はその人の心の好み、に左右されます。正邪の選択もこの“好み”の影響を受けています。 人は理性を働かせればある程度、感情(好み)をコントロールせよと、意志を働かすきっかけを作ってくれます。 試みてください。
お礼
ありがとうございます。 しかし何度読み返しても文意を汲む事が出来ず… この場合の表の面と裏の面は具体的に何を指し示しているのか 理解できません。 もしかして、そういう話でも無いのでしょうか。 もし、物事を多面的に観察して、視野狭窄に陥らないように した方が良いというアドバイスなのでしたら、身に覚えが 大いに有るのでごもっともだと思います。
- bougainvillea
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あなたの質問文を拝見いたしますと、親や同調圧力の問題が 前面に出て来ていますね。 加藤諦三の本なんか良いのではないでしょうか。 精神を自由闊達にするには、初期仏教や禅宗も良いのですが、 質問者さんがあまり哲学や宗教に詳しくなさそうなので ある程度、哲学や宗教の入門書を読んで慣れてからで よいでしょう。
お礼
ありがとうございます。 加藤氏の本もチェックしてみます。
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お礼
有難う御座います。 まず、『不道徳教育講座』と『快楽主義の哲学』を 読んでみたくなりました。 フーコーに関する本は難しそうですね。 「テーゼ」から始まる最後の段落は、各語の意味を調べてから 何回も読み返したのですが、情けない事に私の頭では 難解過ぎるようです(苦笑
補足
これは私の質問文の補足事項なのですが、 私の考えに対する御考察・お叱り・御意見・御感想も 大歓迎ですので、皆さんどうぞ宜しくお願いします ↑ 質問文に追記出来ない仕組みのようなので、 目立つように繰り返し書かせて貰いますね。