海外組みが日本球界に復帰するか引退するかで大違い

質問

ネットの書き込みを読んでいてすごく思いますが、海外組み(元日本のトップ選手)が日本球界に復帰するとすごく叩くのに、引退するとすごく惜しむのはなぜですか？

例えば、松井と福留。この二人に大差はないと思うのですが・・・もし、松井が阪神に行き、福留が引退していたらどうなっていたのでしょうか。この二人の共通点としては、日本時代は言わずと知れた球界を代表する選手ということと、残念ならがメジャーでは日本ほど活躍できなかったということだと思います。松井の方が、日本球界の貢献度や人柄は上かもしれませんが、何だか両極端過ぎやしませんか？

回答No.6

uniquepro

おそらくはＭＬＢ時代の印象の差、この１点だけだと思います。

松井秀喜と福留孝介、この両者を比較してしまうと申し訳ないですが福留の方が分が悪いのは分かり切っています。何せ松井はチーム力があるとはいえヤンキース在籍７年で６００近い打点を挙げ（５９７打点）、各所で印象を残す活躍もしています。ワールドシリーズＭＶＰ、ヤンキースタジアム初登場で満塁ホームランなど。あとはファン・メディア・そして加入した球団への対応が、難点ばかり書き連ねるとされるニューヨークのメディアからも絶賛される点。引退後に巨人・ヤンキース双方から将来の指導者への転身を勧められた点もこの人柄の良さが影響しているのでしょう。

一方福留はＭＬＢ在籍５年で２００打点に満たず（これは使われ方に問題があったのは否定出来ませんが。個人的に福留１番はあり得ないとは思っていましたが最後まで１番か下位しか任せられなかったのはチーム事情なのか福留の才覚を見誤ったのか…）、また印象に残る活躍をしていないのが不満な点。１年目のプレーオフで大コケ扱いて首脳陣の信頼を一気に失ったのも大きい。

松井・福留の比較でなくＭＬＢ移籍の日本人選手共通の印象として、どこかの四角い顔の「喝！」な安打製造器が毎週日曜日に熱弁をふるっていますが、要するに日本に出戻る選手には「覚悟が足りない」と思われているのでしょう。こればかりはＭＬＢでダメになった選手を厚顔無恥で迎え入れる日本の弱小球団にも大いに問題はあるでしょうが。この行動が結果的に「ＭＬＢの欠格選手さえ採用する日本球界」という印象を日本にもアメリカにも与え、いくらＷＢＣで連覇しようが日本人選手がＭＬＢで活躍しようが、日本球界全体のレベルがアメリカ球界のマイナー以下という印象しか持たれない大きな原因だと思います。某張本氏が苦々しく思っているのはこの１点だけだと想像します。日本で活躍した選手がＭＬＢで役に立たずに逃げ戻る、それは結果として過去の日本球界を背負ってきた名選手の記録の評価さえ下げかねないと危惧しているからでしょう。

その張本氏にしてもメジャーリーガーと認めているのは過去も今もイチローのみ。アメリカの記者（殿堂入りを評価する重要なポジション）にとっても日本人メジャーリーガーと認めているのはトルネード投法で正に旋風を巻き起こした野茂英雄（過去３人しか達成していない両リーグでのノーヒットノーランの４人目の達成者ですから）、そしてイチロー、松井秀喜の３人程度だと思います。

少なくとも福留絡みでいうなら阪神に加わったアメリカ帰りの日本人選手をメジャーリーガーだと認める記者はほぼ０です。福留・西岡は主に成績面で、城島に至っては捕手としての資質に欠くとさえ評価されています。そりゃそうです、シアトル在籍時に主戦投手２人に組みたくないといわれた（昨季は完全試合達成のキングことフェリックス・ヘルナンデス、シーズン１年目にいきなり嫌悪された超ベテランのジェイミー・モイヤー）捕手が認められるわけがありません。ＭＬＢでは主戦投手に捕手が自分勝手な配球をすると嫌われますし、不思議とそういう配球はよく打たれます。昨季のダルビッシュにしても前半は直球一本槍の配球しかしなかったナポリとの相性が悪く、勝つには勝っても負ける時は多く打たれるケースがあったものの、途中にカブスからソトを獲得してからは、ダルの投げたいボールから美味くチョイスして投球も安定。最近のＭＬＢの理想的な捕手とも言えます。今季もこのバッテリーになるらしいですので期待大です。

歴史のｉｆはあまり参考にならないと思いますが、まず松井が今年引退せず阪神に行ったとすれば、事前の評価は福留と大差のないものだと思います。結果的にはエンゼルス・アスレチックス・レイズと３球団戦力外になっての引退ですし、そこで阪神入団であれば批判は避けられないでしょう。

では福留が今年引退したらどうなっていたか。おそらく新聞の隅に「福留引退」とひっそり報じられる程度だったのでは？と。もしかすると古巣中日お膝元の中京地区のスポーツ紙なら、将来の監督候補とか評論家就任とか、そういう記事は載っていたかも知れません。でも、松井引退ほどの衝撃はないでしょう。

正直なところ、松井引退でこれだけ騒がれるのも個人的には意外だと思ったくらいです。これで将来的に必ず訪れるであろう「イチロー引退」の時は、日本はどうなってしまうのでしょうね。号外では済まないかもしれませんね。１ヶ月程度は引退特集が組めるくらいネタは豊富でしょうし。でもそこまでされてこそ、日本人が見る本当のメジャーリーガーではないか？と自分では思います。質問者が書いていた「海外組」という表現、うまいと思います。少なくともＭＬＢを目指して海を渡った日本プロ野球出身選手で、メジャーリーガーになれた選手の方が圧倒的に少数なのですから。メジャー契約＝メジャーリーガーだと思っているのは、案外日本人選手と（おだてる意味で）担当の代理人だけかもしれませんね。

お礼

ありがとうございました。

ＭＬＢ時代の印象の差だけで、こうも違うのですね。それと、福留の契約時の態度が日本のプロ野球ファンにとってみれば傲慢に映ったのかもしれません。個人的に、福留のバッシングよりも松井の功績を讃える書き込みの方が気になりました。そういう書き込みをした人の何割が、渡米した松井を最初から最後まで関心を持っていたのでしょうか。私の偏見かもしれませんが、松井の引退を機に「にわか松井ファン」が激増している気がしてならないです。

しかしまあ、こういう質問をしておいてなんですが、松井と福留ともに日本時代はファンでしたので、今後のこの二人の活躍には期待したいです。

回答No.5

gohara_gohara

いや、別にメジャーリーガーが日本復帰をしたから、というだけで批判する人は少ないと思います。

ただ、叩かれるケースが多いのは、復帰にあたって、明らかに高すぎるであろう年俸を要求する選手が多い、というその一点だと思います。

福留選手の場合、２０１２年の成績は、というと、出場試合が２４試合。打率１割７分１厘で、本塁打０、打点４という成績です。２０１１年も１４６試合に出場とはいえ、打率２割６分２厘、本塁打８、打点３５と、大した成績とは言えません。
しかも、現在、３５歳。これ以上の上積みも期待しづらい年齢です。
２０１２年の年俸が約５０万ドル（１円＝９０円弱なので、４０００万円台）で、上記のようなさんさんたる成績だったのに、そんな選手が、年俸５億円出せ、と要求したら、そりゃ、バッシングも受けるでしょう。年俸５億円と言ったら、長年、ジャイアンツの正捕手として活躍し、昨年、打率、打点の２冠王になった阿部選手に匹敵する金額です。

例えば、阪神からメジャーに行き、中途半端な成績で日本球界に復帰した新庄選手。
彼のことを悪く言う人は殆どいないでしょう。
実際、彼の場合、阪神の最終年度の年俸は約８０００万円（＋出来高）。メジャー最終年の年俸は約６０万ドルで、当時のレートが１円１１０円くらいなので、６６００万円くらいです。日本ハムに入った時の年俸が８０００万円くらいなので、そこまで高額な年俸を要求したわけではありません。まして、北海道移籍に際して、当時、北海道はジャイアンツファンだらけ、と言う中での広告塔の役割を期待するとなれば、彼ほどうってつけの存在はいなかったと思います。
つまり、新庄選手の場合、費用対効果という観点からして、適正という評価をファンから得ていたわけです。

別に新庄選手に限らず、現ロッテの井口選手だって、メジャー最終年は年俸３８０万ドル（当時のレートで１ドル＝９３円くらいなので、３億５０００万円）だったのが、ロッテ入団の年俸は１億８０００万円ほどと、半額近い金額になったので、決して、高い、という印象は与えません。
そして、バッシングもそれほどはなかったと記憶しています。

福留選手がバッシングを受けるのは、メジャー最終年の成績や、そこでの年俸に比して、あまりにも高い金額を吹っかけた、という点です。
もし、松井秀樹選手が現役続行で、日本球界に復帰する際、やはり同じような金額を要求したのなら、やはりバッシングはあったと思います。

逆に、福留選手が、「いくらでも良いから雇って欲しい」というような発言をしていたとしても、バッシングはなかったと思います。

お礼

ありがとうございました。

確かに、福留はバッシングされても仕方ない契約内容だと思います。福留はお金に関しては、阪神球団にもっと謙虚にならなければいけませんね・・・あと、福留のバッシングもありますけど、松井の功績を讃える書き込みが非常に気になりました。そういう書き込み(物凄い数です)をした人の何割が、渡米した松井を最初から最後まで関心を持っていたのかと。ヤフコメしかりツイッターしかりフェイスブックしかり、無理に多数派のウケを狙おうとするのは如何なものなのでしょう。

こんなことを書いてきましたが、松井や福留は日本時代からのファンですので、今後のこの二人の活躍には注目しております。

回答No.4

kohei1018

二人の「野球」に対する考え方の違いでしょうか(^_^)

松井選手は「野球」を『自分の生きる場所』とか『自分を表現するもの』と考えていたと思われます。
それに比べ福留選手は「野球」を『自分の能力の評価する場所』とか『生活の糧』と考えていると思われます。

結果として、二人のどちらの選択や考え方も間違いではありません。
違うのは「野球」に対する考え方や姿勢なのでしょう。

実際・・・海外（メジャー）から復帰しても叩かれない選手もおり、「日本復帰＝バッシング」には直接繋がりません。
また、日本球界選手であっても契約更新時に叩かれる選手は居ますよね(^^;)

今回の場合は、背景の違いがあって叩かれただけかと思われます。

日本球界（ＤＨ等も考慮して）で復帰を望まれながらも、自分の限界を考慮して引退した松井選手。
勿論、メジャーに行く際には「メジャーが駄目に成ったら日本でプレーすればいい」なんて甘い考えは持っていなかったハズ・・・それがメジャーリーガーとしての引退会見に繋がった☆

福留選手の場合もメジャーに行く時は松井選手と同じ想いだったのでしょうが、結果として「メジャーが駄目だったから日本球界に復帰しプレーする」形と成ってしまった。
また、その時点で高額契約金を要求した結果・・・ある意味「日本球界の選手に対する挑戦状」の様な形になりバッシングに繋がってしまった。

そんな事かと思われます(*^_^*)

お礼

ありがとうございました。

どちらかと言えば、福留のバッシングよりも松井の功績を讃える書き込みの方が気になりました。そういう書き込みをした人の何割が、渡米した松井を最初から最後まで関心を持っていたのでしょうか。私の偏見かもしれませんが、松井の引退を機に「にわか松井ファン」が激増している気がしてならないです。また、回答者さんが仰られる通り、二人の野球に対する考えの違いも背景にはあると思います。

回答No.3

rowena119

福留と松井では大差があります。ワールドシリーズでＭＶＰを獲った松井はアメリカでも大人気でした。
福留はアメリカでも人気は殆ど無い選手で実績も大差があります。

お礼

ありがとうございました。

回答No.2

aiki-kun

「潔く」が日本人の風習という流れで

『メジャーで通用しなくなった』時点で引退するのが格好良いと見えるんですよ

あと松井と福留に大差ないといわれていますが
かなり違いますよね。
松井のメジャー518試合連続出場は将来破られないんじゃないかと。

あと日本人は金に汚い選手を嫌う傾向ですので
契約更改で保留を繰り返す選手を銭闘とか馬鹿にしますね。
その筆頭が福留かなと。

福留が叩かれるのは
とにかく『球団の誠意は金』の精神かと。
松井が契約更改で保留したことあるか知りませんけど。

お礼

ありがとうございました。

確かに、この二人は出場試合数では全然違いますよね。ただ、松井にしても、日本時代のことをよく知っているファンほど、アメリカでのこの数年の不振をとても残念に思っているはずです。

回答No.1

nevel

福留は高額な年俸要求で叩かれたんだろ。

お礼

ありがとう。

その通りだと思うけど、松井も阪神に行っていたらべらぼうな年俸を要求しそうやけど。まあ、良い言い方をすれば、福留はお金のことに関しては抜かりないね。