• ベストアンサー

避難所

東日本大震災では, 避難所に避難したのに, 半分以上がお亡くなり になった地域もあるようです, 避難所とはどのような意味があるのでし ょうか, 災害を防げない場所でも,  避難場所にいくように案内する 防災スピ-カは適切だったと, いえるのでしょうか。  宜しくお願いします。 

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • teba244
  • ベストアンサー率73% (60/82)
回答No.4

結論から言えば、適切ではありませんでした。 避難所とは、想定される災害被害に対して当面の安全を確保できる場所という意味合いです。少なくとも、想定される災害の第一撃に対して安全であるとされる場所なのです。 しかし東日本大震災においては、地震の規模はともかく、津波の規模においてあらゆる場所で想定を超えてしまいました。例えば、76人の児童が犠牲または行方不明になった石巻市の大川小学校では、過去の昭和三陸津波やチリ地震津波でも全く浸水しておらず、震災前のハザードマップによれば想定津波高さは0~1mでした。川岸には2m以上の堤防がありますから、想定では全く浸水の危険は無く、大川小学校自体が地域の避難所に設定され、近隣の住人も避難してきていました。 しかし津波は河口から5kmもある大川小学校付近でも5mを優に超え、大惨事となりました。このような例は、他の場所でも起きたわけです。少なくとも、行政の避難勧告、指示は想定される災害から安全とされる避難所への避難を促すしかありません。問題は、その想定が適切かどうかということです。 想定より厳しく設定するということは、それだけ対策が複雑化し、かかる費用も莫大になります。ですから東日本大震災のような「1000年に一度」レベルの災害まで想定するかについては、現実問題として議論が分かれる部分です。原発などは当然としても、すべての住民を「1000年に一度」の災害から守れるレベルの対策など、財政面からも事実上不可能です。 その想定をどこまで厳しくするかは、今震災を経験してしまった我々からすればかなりハードルを上げたくなるところですが、震災前を思い出してみれば、過去1000年タームで起きていない、つまりだれも見たことの無いレベルの災害に対して、莫大な費用を投じて対策することが現実的だったかどうか。事実上、それは無理だったでしょう。 今後、どのレベルまで対策するかは議論が進むでしょうが、今現在行政ができることは、想定された災害規模に則った避難計画に基づく避難勧告、指示をするだけです。 ですから、それに不安を感じるのならば、自己判断でさらに安全マージンを大きく取った災害避難の方法について、考えておく必要があるかと思います。

その他の回答 (4)

回答No.5

指定された避難所に避難するかどうか、そこなら安全かどうかは各自が判断すべきことでしょう 辛うじてやっとたどり着いた避難所に間髪入れずに津波に襲われた方々は気の毒ですが、まだ更に高いところへ避難する余裕があったにも関わらず、そこに止まっていたのであれば自己責任でしょう

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.3

日本は災害の多い国ですので、国がガイドラインを定め、県や市町村が策定する防災想定というものがあります。 避難所だけでなく、津波防波堤・がけ崩れ防止工事・河川の堤防・避難用品の量や質などもこの想定を元に決定していますし、非常時の避難経路・自治体職員や消防:消防団の配置など、さらには県や国や自衛隊にどのタイミングで災害援助を申し出るかも決めているのです。 ですから「避難所」というのは、単に避難して災害を避けるというだけでなく、地震などの際に自治体職員が来て、必要な物資を補給し、数日間の生命維持のためのサポートが受けられる拠点でもある、ということです。 >災害から逃れることができていませんよね >避難所失格ではありませんか。  今回の東日本大震災についていえば、そのとおりです。津波に対する想定が甘く、想定の2倍3倍の津波が押し寄せた為、避難所が津波の被害を受け多数の犠牲者を出す結果となってしまいました。 しかし、今回の大震災を振り返ってみれば、津波被害に遭われた方は死者・行方不明者を合わせて1万8877人(2012年9月厚生労働省)とされていますが、避難した被災者は26万人に上るため、震災直後の20万人を越える人々が避難し、避難所で食事や睡眠を取った現実を考えれば、避難所は機能した、と考えるほうが妥当です。 何よりも、何ももたずに避難した20万人もの人々の食住環境が、ほぼ1ヶ月近くそれなりに確保できたということが、日本の防災想定と各機能の的確さを表しています。(ウソだと思うなら、ハリケーンカトリーナの被害後のニューオリンズと比べてみてください。規模がまったく違うのに、日本のほうがはるかに被災者に対するサポートが充実しています) 津波想定が甘かったのは悔やんでも悔やみきれない部分が自治体関係者にはあるでしょう。実際に自己判断で高台に避難して難を逃れている方が居る以上、想定が甘かったのは事実です。 でもそれだけで「避難所」が機能していないとはいえないのです。

habataki6
質問者

補足

仕事というのは結果が問われるんですよ 結果が悪ければ, サラリ-マンなら責任をとらなければいけません 公務員なら, 他人ごとでよいんですか。

noname#188107
noname#188107
回答No.2

>避難所とはどのような意味があるのでしょうか 避難所とは災害から逃れるための場所です。 東日本大震災では想定を超える災害だった。 というのは万人が認めるところで、 だからたくさんの方がなくなりました。 しかし、様々なニュースでも取り上げられていますが、 普通の避難所ではいけないのではないかと 自主的に小中学生が高台に避難して難を逃れた という話や、避難指示が出たにもかかわらず 逃げずに自宅などに留まって被災した例などもあり 個々の防災意識が第一になければ行けないことは明らかです。 そういう意味では、今回の教訓を活かして、 ・災害想定の見直し ・減災、防災施設の設置 ・避難所の見直し ・防災教育の徹底 ・日頃からの避難訓練 などを一層充実させる必要あるでしょう。

habataki6
質問者

補足

<避難所とは災害から逃れるための場所です。 災害から逃れることができていませんよね 避難所失格ではありませんか。 

回答No.1

ここまでになるとは想定せずに安全だと思うところに避難所を設置したんでしょうね 適切ではなかった だから多くの人が亡くなったんです

habataki6
質問者

補足

つまり, 他人ごとですよね, 家族には高台にいけと 指示していたりしますよね。

関連するQ&A

  • 避難所はなぜ改善しないのか

    阪神淡路大震災以降、日本の災害時に必要となってくるのは避難所です。 しかし、東日本大震災や熊本地震などの災害時でも同じような避難所の 光景がテレビで映し出されます。 なぜ、避難所となると学校なんですか?。 この点に疑問を持っている人はたくさんいると思います。 オリンピックに向けて新しい競技施設をたくさん造る予算があるのに、 避難所を造る予算がないとは呆れます。 国会で、災害時緊急避難所を設置を決議し、全国に三か所か四か所造っ ておけば済む問題です。こんな簡単なことがなぜできないのか。 大いに疑問です。

  • 避難所への避難訓練は必要なのでしょうか?

    自治会長などに聞けば済むことですが、煙たがられると思うのでこちらに失礼します。 私の住む地域では、防災訓練の日に避難訓練と称して1キロほど離れた、 避難所になっている広場まで皆(各戸一人)でぞろぞろと歩きます。 そして、点呼して皆居るか確認します。 しかし、実際、地震などの災害が起こっても、その広場まで皆行くなんて考えられません。 なぜなら ・田舎なので、庭や畑など安全と思われる場所は沢山ある。 ・家族が無事なら、知人と連絡を取ったり片付けたりすると思われる。 ・足の悪い老人などを連れ歩く、または、老人を置いて避難所に行くとは考えにくい。 ・避難所はただの広場なので雨風も凌げず長いも不可能 などです。 避難所への避難訓練はなぜ必要なのでしょうか?

  • 避難所について

    東日本大震災では、避難所間での格差が問題となりました。その原因として情報・流通の途絶が考えられますが、避難所に情報を効率よく伝達する方法としてどのような手段が考えられますか? 回答よろしくお願いします。

  • 災害時の避難道具の用意は、していらっしゃいますか?

    ☆万が一、災害が発生したときのために、避難道具の用意などは、皆様は、していらっしゃいますか? 我が家では、東日本大震災以来、万が一、災害にみまわれたときの危機管理の1つとして、一通りのものは常時、準備をしております。 また、町内会の避難訓練にも、毎回、家族全員で参加するようにしております。 皆様は、いかがですか? 御投稿をお待ちしております。 どうぞよろしくお願い致します。 最後まで読んで下さって、ありがとうございます。

  • 地震が起こった際幼児を連れての避難方法

    はじめまして、現在2歳になったばかりの 双子を育てております。 最近南海トラフ地震について 考えることが多くなり いろんなサイトを参考にしています。 幼児がいる際の避難方法は ベビーカーを避け抱っこ紐でと どこのサイトにも書いていますが 前後ろにだっことおんぶを した状態で一番近くの避難所までは 3kmほどあります。 しかもこれでは防災用品の入った リュックやおむつなども 持てません。 この場合皆様ならどのように 避難をされますか。 あまり災害が起きない地域に 住んでいるため防災についての 知識を高めておきたい 万が一の際に 子どもの命を守りたいと 考えております。 どうかお知恵をお貸しください。

  • 世界の災害避難所での食事について

    防災教育に携わっています。災害時に避難所で給食が出されますが,そのことについてお教えください。 (1)基本的に,給食は無料だと思いますが,その費用は避難所の場所の自治体(市町村)の予算ですか。都道府県との分担はどうなっていますか。(炊き出しとかの寄付や個人の救援物資以外について)。支給される被災者についての資格制限(住民であるとか)はどのようになっていますか。 (2)最近は,あまり報道されませんが,災害対策の充実で,給食メニューなどの変化はありますか。 (3)海外における避難所(たとえば,アメリカでのハリケーンなど)では,どのような食料が支給されているのでしょうか。

  • あなたが気をつけている防災

    日本は災害大国です 私は都民です 関東大震災がくると言われてます 私は普段から 家の中のテレビ、タンスの転倒に予防策 を考えたり 水や非常食を備蓄したり 避難場所を把握したりを意識的にやってます 普段 あなたが気をつけている防災対策は何ですか?

  • 赤ちゃんがいる場合の大地震の際の避難について

    東京に住んでいます。「大地震がいつ来てもおかしくない。」という言葉を耳にすると少し不安になります。だいぶ前に準備した防災バッグの中身を見直そうと考えていて疑問に思ったのですが、3日分の食糧や水などを持って避難できるものなのでしょうか?うちには7ヵ月になる子供がいるので子供、防災バッグ、紙おむつを持って逃げるのは無理だと思うんです。小さな子供がいる場合、震災の時に、幸運にも怪我などせず逃げられる状況だったとして、 ○地震が治まった後にまず何をすれば良いのでしょうか? ○全て持って逃げられないとしたら、「これだけは絶対」というものは何ですか? ○赤ちゃんとの避難生活中に必要なもの、役に立つものは何ですか? 辛いご経験を思いださせてしまいますが、災害時の状況など(特に赤ちゃんの事など)ご存じの方がいらっしゃいましたらよろしければ教えて下さい。周りの人に相談すると「そんなに神経質じゃ生きて行けないよ。」と言われてしまうのです。でも、やはり考えずにはいられません。宜しくお願いします。

  • 「風化させてはいけない」の意味

    主に東日本大震災の話ですが「風化させてはいけない」という人がよくいます。この意味や意図がよくわかりません。 私にとって東日本大震災の前の巨大地震は阪神淡路大震災、その前は関東大震災という認識です。しかしほんの少し前のはずの阪神大震災ですら、何年何月何日に起きたかいえない人が増えています。また、なぜ9月1日が防災の日なのか全く知らずに防災訓練をしている人すらいます。そのような人を見るとずいぶん風化したんだなと思います。 風化したということは、すっかり復興し災害の爪あとがほとんど無い状態であり、悪い事ではないように思えます。しかし「風化させてはいけない」という人がいる理由がよくわかりません。 また、地震のデータは都市計画や建築基準に活かされ、自動的により安全な街や住居になっていきます。なので、一般市民が過去の経験を忘れるかどうかということは関係がないように思います。 東日本大震災の時には、チリ津波の経験から津波発生までもっと時間がかかるので余裕だと思ってゆっくりしていて、チリ津波の経験があったからこそ逃げ遅れた人もいると聞きました。なので、自分の経験を元に独自の行動をするより、むしろ何も考えずに行政の避難勧告を素直に聞いたほうが安全なのではないかとも思います。 質問は以下です。 (1)なぜ「風化させてはいけない」のでしょうか? (2)「風化させてはいけない」とは具体的にどうしろということなのでしょうか? (3)「風化させない」ことによって、風化させた場合と何が変わるのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 備えあれば憂いなし?教えて!「我が家の防災対策」

    こんにちは、OKWaveスタッフです。 2012年1月17日の本日、阪神・淡路大震災から17年、そして東日本大震災から約10ヶ月が経過しました。 いつやってくるか解らない自然災害。 皆さん、現在も継続して防災・災害の対策はされていますか? 震災直後は意識していても、時間の経過とともに防災への関心は薄くなりがちですよね…。 そこで今回のOKちゃんねるでは、改めて【防災・災害対策】に意識を向けたいと思います! ★質問 皆さんのお宅で実践されている防災・災害対策を教えてください。 我が家だけかも?な一風変わった対策も大歓迎! 皆さんで情報を共有して、災害に備えましょう。 ※質問は予告なく締め切らせていただきます。 ※参加にあたっては、下記リンク先の注意事項をご一読ください。 http://okch.okwave.jp/#attention