相続は誰に権利がありますか？

質問

先日、実家に帰省し母に相談されたのですが、お手数掛けますが、相談させてください。

母Ｂは、私が２０代のときに離婚しました。私には弟が１人いますが、母離婚時に弟も２０代で
二人とも自立して生計を立てていたので、その時のＢ姓のまま現在に至ります。
母Ｂは、その後Ａさんと再婚し、Ａの姓を名乗ることになりました。その時、Ａさんには成人し独立した
息子が２人いました。
それから１０数年が経ち、今から３年ほど前に、Ａさんはガンで亡くなります。
Ａさんには、不動産（居住しているマンション）と預金や保険金があり、母の希望でマンションの相続を主張し、母の保険や定期預金を解約した現金で精算することにより、母、Ａ子供１、Ａ子供２の３者で相続協議は完了しました。遺産分割協議書を作成し、マンション登記の母Ａ姓で済ませてあります。
現在、母はＡさんの子供達とは交流が全く無く、私たち兄弟とだけ交流があり、正月の帰省も私たちだけでした。そのような状態ですので、自分に万が一の時、Ａ子供達が相続関係者になるとは想像出来ないようです。
そこで質問させてください。
Ａ姓の母が亡くなった時、相続する権利は誰にあるのでしょうか？
Ｂ子供１、Ｂ子供２だけにあるのでしょうか？
それとも、Ａ子供１、Ａ子供２を含めた４人に権利が発生するのでしょうか？

そしてそれならば、Ａ姓を名乗っているのではなく、Ｂ姓や本来（=初婚姻前）のＣ姓に戻ることを打診すると、Ａさんの遺族年金の給付を受けているので、姓が変わることによって給付に支障が出ることを恐れています。Ａさんは、厚生年金受給者でした。また、Ｂ家は父Ｂも亡くなり、その両親も他界しています。父Ｂには弟がいましたが、音信普通です。
やはり、Ａさんの配偶者として給付開始された年金は、姓を変更することによって支障が出るのでしょうか？
以上、２点ですが、よろしくお願いします。

回答No.2

f272 · ベストアンサー

> Ａ姓の母が亡くなった時、相続する権利は誰にあるのでしょうか？

相続と苗字は何の関係もありません。
Ａ姓の母は死亡すれば，子が相続します。実子でも養子でも構いません。
もしＡ子供１、Ａ子供２がＡ姓の母と養子縁組をしているのなら相続権がありますが，養子になっていないのなら権利はありません。
Ｂ子供１、Ｂ子供２は実子ですから苗字に関係なく相続人です。

> Ａさんの配偶者として給付開始された年金は、姓を変更することによって支障が出るのでしょうか？

遺族年金と苗字は何の関係もありません。
もし苗字を変更したとしても，それ以外の状況が同じなら，そのまま年金はもらえます。
受給権者が結婚(内縁を含む)したときは支給停止になります。

なお「Ｂ姓や本来（=初婚姻前）のＣ姓に戻る」と言うのは，正当な理由がなければ許可されませんよ。

回答No.4

takeup

Ａさんが亡くなったとき、相続権は配偶者である母、Ａ子ども１、Ａ子ども２の3人にあったが、協議の結果、母が全額相続した。
これは問題ありません。

次に母が亡くなった場合の相続権は母の子二人には存在し、Ａ子どもの二人は母と養子縁組をしておれば相続権あり、養子縁組していなければ相続権なし、となります。

回答No.3

noname#173104

こんにちは。

少々きついことを申し上げますが気分を害されない事を願います。

お母様は、再婚する際にきっちりとそういうことを想定されなかったのですね。

まず、相続権はＡ子ども１、２にあります。
しかし仮に、再婚の際に、お母様がＢ子ども１、２の双方と養子縁組を結んでいた場合には、当然にＢ子ども１、２にも相続権は発生します。（仮に子が成人してたとしても。）
実際ここらへんがポイント。

また、Ｂさんの逝去の際、仮にお母様が献身的に尽くし、あまりＢ子１、２が終末介護に関わらなかったか無関心であったが、法定相続によりＢ子１、２にもきちんと持ち分を譲ったとしたならば、極めてお母様は公平だったと私は思います。
しかし、その場合でも、自分自身の立場が再婚ということで、その後の人間関係を優先して、妻が遠慮するケースも多々あると思われます。法的にはこうこう、と言っても現実には、その家族がどういうかたちだったのか？によるのではないでしょうか？

心情的には日本人は血縁者を優先する傾向にあります。

私の私見ですし、実際に里親や養子縁組に立ち会ったことがなくて書物だけの知識で誠に恐縮ですが、つくづく、里子、養子縁組がうまくいかない風土なのだなと痛感することがあります。

さてしかし、想定するお母様の終末介護に関して、仮に養子縁組をしていたＢ子ども１、２がまったく関わらなかった場合は、遺産分割協議の際、Ａ子ども１、２は自己の持ち分を強く主張することが可能なのではないでしょうか？（ここで問題となるのは「まったく」関わらなかった、というのがポイントです。Ｂ子ども１、２が、自らの様々な事情を抱えたうえで最善の努力を尽くしていた場合は、考慮されるのではないか、と私は思いますが、どうでしょうか？）

しかし、あくまでも話し合いですし、Ａ子ども１、２が、養子縁組していたＢ子ども１、２に対し、お母様の危篤状態を全く知らせなかった場合は、それはあまり強く主張できる問題ではないのでは？と私は主観的には思います。

尚、遺族年金の受給に関して、姓の変更は関係ないかと思われますが、申し訳ございませんが知識不足です。地方自治体市民課にお尋ねになるか、ねんきんネットで調べてみてください。

余談ですが、子どもが互いに大きくなっている男女の再婚で、揉め事にならないためには、再婚の際、最低限の持ち分のみを保持して、互いに財産を子どもに譲渡しまう方が上手くいきます。
このほうが揉め事は少なくなりますし、互いの親同士の新生活のスタートを切るのが容易かと思います。

ただし、財産そのものがあまりに大きい場合、あまり若いうちからの財産取得は私は個人的には幸せとはいえないだろうなと思います。

ステップファミリーで、子どもが互いに小さい場合は、「育児を共に助け合う」という共通目的もありますので、互いの子どもを互いに養子縁組するケースが通常なのではないでしょうか？

いずれにせよ、結婚とは、法的な権利義務関係が発生する法律行為です。

したがって、その辺のところをきっちりやってから、再婚されるのが本来ですと望ましいです。

回答No.1

goold-man

＞母Ｂは、その後Ａさんと再婚し、Ａの姓を名乗ることになりました。その時、Ａさんには成人し独立した
息子が２人いました

Ａさんの成人息子2人(A子供1、A子供2）と母Bは養子縁組しているかいないか。（母Bと養子縁組していれば相続権あり）
Ｂ子供1・Ｂ子供2は、実母Bの相続権あり。