“北朝鮮”のこと
1. 日本の私たちが接するほとんどの報道では、“北朝鮮”ということばで、“朝鮮民主主義人民共和国”が表示されます。
“大韓民国”は“韓国”という表示が一般的であることに鑑みれば、私は“北朝鮮”も“朝鮮”という表示の方が、バランスがいいのになぁ、と不審に存じます。
一般に“北朝鮮”という語にしている経緯などはわかりませんでしょうか?
2. 日本の私たちが接する論調は、“北朝鮮”のロケットの打ち上げを負の評価で批判・報道しております。
これが現在の国際世論の趨勢のように理解できます。
“北朝鮮”はこの趨勢に抗して、ロケットの打ち上げを実行したようです。
このロケット発射ということに限ぎれば、ここまで“北朝鮮”が頑な(妥当なことばではないかも知れませんが)である理由、或いは頑なにしなければならない、“北朝鮮”の立場や事情とは何なのでしょう?
“北朝鮮”には国際趨勢とは異なる道を行かなければならない事情が何かあるのでしょうか?
あの金正日という方の個人性や、現体制の権威の維持ということだけのことなのでしょうか?