日本の選挙の開票方法
日本の選挙の開票方法は一般に次のとおりだと思います。先日、東チモールの選挙開票がテレビで報道されましたが、投票所で、投票箱をを開票し、一票ごとに、開票者が市民の前で高く掲げて数えていました。有権者は自分の投票用紙が間違いなく適切に数えられたと確認できます。
ところが、日本の選挙開票を考えてみると、自分の投票用紙が確実にカウントされたのか本人には確認する手段がありません。
選挙権の中心にある、正しい開票と投票者自らの確認というものがなおざりにされていると感じます。
そこで疑問が起こりました。
選挙管理委員会は正直な人間が運営しているという前提で手順が定められていると思いますが、理論上、次のような不正がありえるのでしょうか。
1.開票集計のごまかし。開票担当者全員での組織的不正。あるいは、最終集計担当者一人が集計をごまかして、発表する。各集計担当者は自分の受け持ち投票箱は責任を持って集計するが、最後の段階で数字が変えられる。
2.投票所から開票所までの投票箱運搬の途中で投票箱や投票用紙のすりかえ。
以上質問です。
--参考(一般の開票方法)-------
1 投票箱の送致 投票が終了すると投票箱を閉じて鍵がかけられます。鍵は開票所で開けるまで別々に保管されます。投票箱は、投票管理者と送致立会人によって開票所へ運ばれます。
2 投票箱の点検 全ての投票所から集められた投票箱と鍵は、開票を開始する前に、開票管理者と開票立会人が点検を行います。
3 開票開始 開票管理者は、あらかじめ告示された時刻に開票開始宣言を行い、一斉に投票箱を開けて開票を始めます。
4 票の開披 開披台の上で投票箱から出された票は、他の投票箱から出された票と混ぜ合わせてから、候補者ごとに分類して行きます。
5 票の点検 開披台で分類された票は、他の候補者の票が混在していないか、疑問のある票や無効票が入っていないか等、点検を2回行った上で仮集計されます。
仮集計された票の束を全ての開票立会人と開票管理者が目を通して、有効・無効の点検を行います。
お礼
ありがとうございます。 実は知りませんでした。