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質量欠損 基本問題2

Li+p→He +He の反応で Li原子核の質量をm 陽子の質量をmp α粒子の質量をma とするとき この原子核反応で発生するEは質量欠損から 計算して  E=(mp+m-2ma)c^2 と値がもとまるのですが E保存式を立てると 陽子の運動EをKp α粒子の運動Eをka とすると (はじめLiは静止している) Kp +E=2Ka になりますよね。 (Kp+(mp+m)c^2=2Ka+2mac^2 から) でもこの形は発生でないと思うのですが どうなのでしょうか? たとえば 化学なんかでは A+B→C+ E の式でEが発生しますよね。 左辺にあるのになんで Eが発生するのでしょうか? 基本的な質問と思いますが お教え下さいm(._.*)mペコッ

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.7

>H+H→He+p +Qで >この原子核反応で失われる質量から発生するエネルギーQを求めよ というように表現してあるのですが >(このQも質量欠損によるエネルギー) >ここで右辺に+Qと表記してるのは どうしてなのでしょうか? これはエネルギー保存則じゃないので、 「HとHが衝突→ヘリウムと陽子になって、質量欠損分のエネルギーが発生する」 ということが言いたいだけですよね。Q(=質量欠損分のエネルギー)がどういう形で使われるのか、ということはとりあえずどうでもいいということですよね。 この Q が全部 He と p の運動エネルギーに変換されるんだったら、エネルギー保存則の右辺に +E は出てこないでしょうし( +E と記述されていても結局 E=0 )、Q の一部しか He、p の運動エネルギーに変換されないんだったら、エネルギー保存則の右辺に +E が出てくることになると思います。(熱エネルギーになるとかガンマ線になるとか) 同じ Li+p→He +He 反応でも質量欠損分のエネルギーが全てヘリウムの運動エネルギーになる場合とそうでない場合があるのかどうかは、私にはわからないのですが、いろいろなパターンがあるということなんじゃないでしょうか。

kakemegurutenn
質問者

お礼

やっと疑問が解決しましたm(。_。;))m ペコペコ… つまらない質問に答えてくださって 本当にありがとうございましたm(._.*)mペコッ

その他の回答 (6)

回答No.6

>この解答と俺の考えの矛盾点は一体どこなのでしょうか? Kp + (mp+m)c^2 = 2Ka + 2mac^2 が正しいのなら、右辺は 2Ka と 2mac^2 だけですから、質量欠損によって生じたエネルギーは全て 2Ka に変換されてしまっているということですよね。だから 2Ka = Kp + E = Kp + (mp+m-2ma)c^2 となっている訳で、何の矛盾もないと思います。 つまり、この場合、 A + B → C + E のようなエネルギーは発生しないということですね。

kakemegurutenn
質問者

補足

<A + B → C + E のようなエネルギーは発生しないということですね 難問題の系統とその解き方 ニュートンプレスで H+H→He+p +Qで この原子核反応で失われる質量から発生するエネルギーQを求めよ というように 表現してあるのですが (このQも質量欠損によるエネルギー) ここで右辺に+Qと表記してるのは どうしてなのでしょうか?

回答No.5

こんばんは。 まず、核反応の基本として、次の事実(定義)を覚えて下さい。 核Xに粒子aを衝突させて残留核Yと放出核bになる核反応をX(a, b)Yと記します。そして、kakemegurutennさんが用いている"E"ですが、これは確かに実体はエネルギーですが、普通「反応のQ値」といわれる量であり、アルファベットのQで表記します。 その定義は質量差Q=(mp+m-2ma)c^2であり、 > E=(mp+m-2ma)c^2 のEそのものです。そして、このQが正の値をとる場合、これを「発熱反応」といい、その粒子の質量だけで反応が進行するので、エネルギー収支だけをみれば、入射粒子aにエネルギーを与える必要は全くなく(※)、bとYにエネルギーQが運動エネルギーとして分配されます。これは考えてらっしゃるイメージにぴったり当てはまると思います。発生エネルギーであるQの分配のされ方は、運動量保存とエネルギー保存から放射される角度により一義的に決定されます。 そして、このQが負値をとるとき、入射粒子aにあるエネルギーを与えてやらないと反応は起こり得ません。何となればaとXの質量だけではbとYの質量に届かないからです。従って、その分の運動エネルギーをaに与えてやる必要があり、重心系ではそれはQ値そのものの絶対値となり、これを「反応のしきい値」と呼びます。即ち、目的の反応を引き起こすのに必要な初期エネルギーのことです。 まとめると、Q(E)が正値を取る事もあるし、負値を取る事もあると言う事です。負値をとる場合は外部からエネルギーを供給してやらねばならないので、これは「吸熱反応」です。 ※尚、これはaが中性子の時はたやすく起こりますが、aが荷電粒子の場合には実際には入射粒子と標的核とのラザフォード散乱があるのでそのクーロン障壁を越えて核力半径に到達するだけのエネルギーが必要とされます。

  • eatern27
  • ベストアンサー率55% (635/1135)
回答No.4

あまり自信はありませんので、間違ってたら、すいません。 kakemegurutennさんの考えではKp=2Ka+Eになるのでしょうか? Eは発生する、とありますが、どんな形で発生するのでしょうか?α粒子の運動エネルギーという形ではなかったでしょうか? だとすると、2Ka+Eという計算をするのはおかしいですよね? 陽子の運動エネルギーと質量欠損の分のエネルギーが、衝突後、α粒子の運動エネルギーに変わった、と考えれば、 Kp+E=2Ka になりますよね? #1さんのご回答にもあるように、質量欠損分のエネルギーEの全てがα粒子の運動エネルギーに変わるわけではないと思います(一部が熱エネルギーになる?)。でも、その辺は考えない、という条件になっているのではないでしょうか?

kakemegurutenn
質問者

補足

ほぼ同じ問題で 別のものなのですが (難問題の系統とその解き方 ニュートンプレス)で H+H→He+p +Qで この原子核反応で失われる質量から発生するエネルギーQを求めよ という問題で Δm=2(m(水素))-(He質量)-(陽子質量) を出して Q=mc^2  という解答になっています。  このQは やはり  Heの運動Eに変換されているわけではなく  発生している という意味ですよね。 ( ̄ヘ ̄)ウーン なんか難しいです・・・・     誰かお助け下さい・・・・(ノヘ;)

  • gamma
  • ベストアンサー率56% (44/78)
回答No.3

>(Kp+(mp+m)c^2=2Ka+2mac^2 から) が間違っています。 あなたの式では、Kpはどこに消えるのでしょう。 重心系で考えれば簡単です。 もし、実験室系で書きたければ、上の式の右辺にもKpを入れます。 すると、E=2kaですね。

kakemegurutenn
質問者

補足

解答ありがとうございます。 ここでの原子核反応では Liと陽子が合体し 分裂して 2個のα粒子ができたということだから KpはKaに変換されたと考えていいのではないでようか。 普通の衝突ではなく 衝突したあと陽子自体はHeの一部になっているわけですから・・・・ ある問題で (2)で発生するエネルギーを求めよ。   とあり上のE(=ΔMc^2)が答えになるんですが (3)でKpの値が求まっている時のKaの値を求めよ  で エネルギー保存則をたてて  Kp+E((2)で求めた値)=2Kaより  Ka=(Kp+E)/2 というのが解答になるんですが  この保存則だと 矛盾するので  きいた次第です。  この解答と俺の考えの矛盾点は  一体どこなのでしょうか?  よろしければ回答お願いしますm(._.*)mペコッ

回答No.2

すみません、 >E < (mp+m)c^2 - 2mac^2 のあたりは、記憶があやふやなので、とりあえず無視しておいてください。

回答No.1

>Kp+(mp+m)c^2=2Ka+2mac^2 これが間違っていると思います。 これだと初めから反応後は熱エネルギーが発生しないという前提になってしまってますよね? >Kp + (mp+m)c^2 = 2Ka + 2mac^2 + E とすべきだと思います。 で、確か実際には E < (mp+m)c^2 - 2mac^2 となるんだったと思います。 (質量欠損によって生じたエネルギーの一部が 2Ka に回っている。)

kakemegurutenn
質問者

補足

解答ありがとうございます。 ある問題で (2)で発生するエネルギーを求めよ。   とあり上のE(=ΔMc^2)が答えになるんですが (3)でKpの値が求まっている時のKaの値を求めよ  で エネルギー保存則をたてて  Kp+E((2)で求めた値)=2Kaより  Ka=(Kp+E)/2 というのが解答になるんですが  この保存則だと 矛盾するので  きいた次第です。  この解答と俺の考えの矛盾点は  一体どこなのでしょうか?  よろしければ回答お願いしますm(._.*)mペコッ

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