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卒原発は可能か 即時廃止の場合のエネルギーの再配分
卒原発・脱原発と簡単そうに言葉が行きかっています。社民党と未来の党が合流?し、大変に分かりやすくなりましたが、今いち分かりにくいのは、早急な原発廃止の方法論です。わたくし的には、100年がかりでも良いので、フェードアウトの方向へと思うのですが・・・ 不可能っぽい10年程度での原発の廃止、多くの党がグイグイ押してくる裏づけになる、バランスをどなたか教えてください。
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原発を止めると決めれば対策は出てくるという考えでしょう。 原発を無くすには代替エネルギーの普及をどうするか、また国民が電気代の値上げにどれだけ耐えられるか。 日本は加工貿易で成り立っていますが現状は天然ガスなどの大量輸入で貿易収支は赤字になっているのでこれから国を成り立たせるのにどうするのか。 また世界的にCO2を減らす環境問題があるのに対して火力発電を抑えて電気を賄うにはどうするのか。 などの具体策を打ち出してくる政党があるならば国民の共感を得るでしょう。 火力発電所を1か所作るのに10年かかります。 現在東京電力だけは環境アセスメントという3年かかる環境調査を免除されていますので火力発電の増強をすみやかに行えますがその他の電力会社は免除されていません。 いわゆる鷲の巣があるから建設不可とかいうやつです。 その他の電力会社にも免除して火力発電所を増やすつもりかどうかも聞きたいところです。
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- 雪中庵(@psytex)
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「可能かどうか」というより、現在、政府が無理やり再稼動 させた大飯原発以外、すべての原子炉が停止しており、 即時廃止しても何の問題もありません。 再稼動させる理由の方が、必要なのです。 強引に再稼動させた大飯原発も、今年の酷暑の夏でさえ、 現実には再稼動しなくても問題なかったという結果が出て います。 まして、原発ができたので休止中の火力発電所も多く、 わざわざ代わりを探したり、建てたりする必要はありません。 ちなみに「原発の発電コストの方が安い」というのは、地元 への毎年何百億円もの補助金を除外した、偽りのコストです から(ちなみにその助成金は税金=庶民が払わされている のですから、実質電気代です)。
お礼
直接的な危険性が無類に高いので、結局、用心棒代が必要になり、割が合わなくなってきます。しかし一方、火力発電も微妙に悪ですし、ちょうど良くしたいですね。ご回答ありがとうございました。
- HAL2(@HALTWO)
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50 代以上の人でもなければ実体験の記憶がないことでしょうが、昔、日本ではいわゆる「排 Gas 規制法」という、どの Maker も「不可能だ!」を主張する法律が 1973 年に施行された事があります。 多くの人が、既に HONDA が CVCC (Compound Vortex Controlled Combustion) 式と呼ばれる方式の Engine で排 Gas 規制法を Clear してみせたから法律が施行されたとか、法律の施行は 1976 年からと仰るかも知れませんが、実は排 Gas 規制は 1966 年から始まって段階的に強化されてきており、1972 年に発表された CVCC Engine も 1976 に急激に規制が厳しくなるまでの間は楽々規制を Clear できるものの、1972 年の発表当時は 1976 年の法律を順守できるものではないと反対していたものでした。 結局、HONDA 以外の Maker も 1976 年までに排 Gas 規制法を Clear する車を開発してのけましたし、法律は 1976 年以降に生産される車にのみ施行されるものではなく、1968 年以前に生産された車に対しても Engine の点火時期と呼ばれる発火 Timing を遅延させて排 Gas 低減を図る事が義務付けられた上に、外車でもない限りは無鉛 Gasoline の使用が奨励される厳しい法律であるにもかかわらず、各 Maker は粛々と対処してしまいました。 対処法は触媒を充填した排 Gas Filter を Exhaust Pipe に装着したり排 Gas の一部を Engine に戻して再燃焼させるといった手法が採られたのですが、当然の事ながら Engine の最大出力は大幅に低下し、測定用に高精度に組み上げられて完璧な調整で公式試験に臨んだ試験車でも 10% 以上、大量生産されて日々の調整など殆んど行われないその辺を走っている車は公称最大出力の半分近くまで実効最大出力が下がってしまった車種もあったほどです。 Power が低下した上に燃費も悪くなるし、車の価格も上がるとあって Maker はこぞって法律施行に猛反対したのですが、勇気ある雑誌社が一般 Owner が持ち込んだ自慢の車を Power 試験機にかけて実効出力を公表する横紙破りの企画を遂行して各車の実力を暴いてしまったことから Maker の Engine 製造品質管理や Coast 低減及び燃焼効率の向上が進み、1980 年代には Power を回復したのみならず燃費も向上、現在では Computer 制御によるきめ細かな燃焼制御によって更に出力も燃費も向上するまでに至っています。 勿論、これに至るまでの各 Maker の企業努力は並大抵のものではなかったのですが、技術的に不可能と言っていたのは真っ赤な嘘で、本音はそんな開発費はかけたくないという処であったことは明白でしょう。・・・事実、企業間統廃合が進んで車業界の再編成が行われましたし・・・。 競争原理が厳しく、天下りの少ない自動車業界でこそできたとも言えるのでしょうが、原発産業は天下りのユルユル体質で儲からないことは 1 円だってやりたくないという業界ですので、技術的に可能か不可能かを論ずるのは無意味です。 原発の構造は極めて古く、何十年も改良など殆どせずに殆んど同じ設計のまま作り続けていますし、研究開発に充分な投資を行なっていないことからか、新しい事を始めると事故続きという状況となるのは現場の技術的な問題というよりも政治指導や経営側からの指導が現場の実態とは噛み合わずに無駄な金ばかりがダダ洩れしているからではないかという見方もできるでしょう。 技術的には存続も廃止も可能なのですが、要は決定権を持つ層 (政治家や経営者) が楽して儲ける事の方にしか目を向けない体質である事が最も大きな問題です。 多くの党が廃止論をぶち上げるのも具体案を提示しているわけではなく、国民の大半が原発に不安を感じている情勢に乗って動けば票を獲得できると踏んでいるだけの事に過ぎず、金と権力が手に入る方に乗っかっているだけのものです。 改良して都市部の真ん中に建てても安心な原発を開発することも可能、全廃に向けて段階的に廃棄して行って最終的には別の発電方式に変革することも可能、でも企業は金を出したくないし、政治家は金と権力が欲しいので、その折り合いを付けられる方向に落とし所を求める、というのが日本の現状です。 御質問者さんの望む Balance ですが、資料の採り方で可能と不可能のどちらの主張にも沿う資料が数多く公開されていますので、どれを信じるかは御質問者さん次第です。 可能と不可能のどちらも嘘ではなく、両者の間には、金をかけて努力すれば可能であって最終的には発電 Cost を下げることだって可能なのですが、金をかけずに努力もしなければ不可能という違いしかないと思えます。 私はもう電力会社の誠意を信用出来ないので、かつての排 Gas 規制のように行政指導先行型の厳しい態度で全廃に向かって段階的に数を減らして行くべきだとする方なのですが、最初のうちは電気代が値上がりしても、自治体 Level も参加する厳しい安全規制の下で複数の発電会社を選択できる競争原理を導入すれば、結果的には安全性と安価な電力供給が必ず可能になると思っています。
お礼
新規建設をしない、といったあたりの軟着陸が自然なように思えますね。ご回答ありがとうございました。
- pusai
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早急な原発廃止の方法論は 「まだ見ぬ革新的な新技術が突発的に発明されて、突然エネルギーが大量に供給できるようになり、エネルギー問題が解決する!」 といった感じではないですかね 現実問題、その方法論は机上の空論どころか、夢想家の妄想に近いと言っていいでしょう。 「いつまでにするんだ!」「スケジュールはこうだ!」 と叫ぶばかりで、 「こうやって実現するんだ」「現実に使用に耐えられる代替エネルギーはこれだ!」 という具体的な方法論を示している政党は1つたりともありませんね >多くの党がグイグイ押してくる裏づけ 「反原発」と言うだけで票が得られるという裏づけだけはあるらしいですよ 某党首も明言しているとおり 「原発推進とか原発反対とかいう小異はポイ捨て、議員になって権力を得ることだけが重要」 というのが、今の反原発政党の共通認識、主張のバランスではないでしょうか?
お礼
不足分のエネルギーは他国から買え、と言いたくなります。ご回答ありがとうございました。
- sayuliy
- ベストアンサー率16% (207/1282)
こんにちは。 10年で道筋をつけるということでしょうね。
お礼
長いようで短いのが人生・・・ご回答ありがとうございました。
お礼
ええカッコを言うのは簡単ですが、戦争も放棄、原発も放棄では、国ではなくなってきそうです。ご回答ありがとうございました。
補足
とりあえず、最もバランスがいい状態、というものの答えが知りたいですよね。