- ベストアンサー
経済の基礎の基礎
今さら人に聞けない質問をさせてください。。 物価、貨幣価値、金利、為替の関連性や連動性をお教えいただけますか?(こうなると、こうなり、企業がこうなり、私どもの生活がこうなるのように判りやすくご教授いただけると幸いです。初心者なので。)
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こりゃまた大問題を。持てないほど分厚い本が書けますよ。たしかに人には聞けないし、聞いても答える人がいないでしょう (^_^;\(^O^ )ペチッ! どれが出発点ということもなく、どれもが複雑怪奇に絡み合っているので、どう説明しみても、「そんな単純な話ではない」と指摘が入るだろうと思われます。 世界じゅうに、本当に分かっている人などいないんじゃないかなぁ。 まあ、「風が吹けば桶屋が儲かる」式に、こういう時もある、という程度の話を書きますと、 > 物価、貨幣価値、金利、為替の関連性や連動性 仮に、石油が値上あがりしたとしますか。 石油製品が値上がりしますし、暖房費も値上がりしますので、農産物も値上がりします。つまり「物価」が上がったということ。 「物価の値上がり」とは、いままで1個100円のリンゴが200円になるということですから、「貨幣価値」が下がったということです。 物価が上がると、生産意欲が高まります。 いままで1個作って10円しか儲からなかったのに、1個200円になったことで1個20円儲かることになったのですから。手間はそんなに増えないから、30円くらい儲かる。 すると、資金を得て、リンゴをたくさん生産しようという気持ちになるから、生産意欲が高まり、資金需要が高まります。 すると、「金利」が上がります。 海外の人が、「日本の金利が上がったねぇ。じゃあ、俺が貸そう」と思うようになるのですが、その前にその海外の人がもっているユーロだとかドルだとかを円に換えなければなりません。 すると「円がほしい」人が増えてきますので、「円のレート」が変わります。 話をリンゴ生産に戻しますと、生産農家は借りた資金で農業機械を買います。 当然、農業機械の生産会社が好況になり、従業員を雇わないと足りなくなりますんで、雇います。 雇えば給料を払います。 給料をもらえば、子供に服を買ってやりますし、レストランへ行ってご飯を食べるということも増えます。 このようにして、資金は日本中に巡ります。 店もコックやウェイトレスを雇います。 いままで仕事がなくて生活保護を受けていた人が、どんどん税金を払う側になりますので、国家財政が潤ってきます。 ハッピーだねぇということで、「インフレターゲット」政策をやろうとしている政治家もいますが、民主党が選んだ日銀総裁が反対している状況ですね。
お礼
fujic-1990さん 判りやすく、ご丁寧にお教えくださいまして、有難うございました。 簡単なご質問と思いましたが、難題のようでスミマセンせした。 では、今の日本はデフレなので逆ですね。早く、インフレになり好景気を味わいたいものです。。。