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破産・免責はなんのためにあるの?

毎年30万人の人が自己破産しているということで 大変な時代だなと思います。 素朴な疑問なんですが、 自己破産の免責というのは、何のためにある法律 なのでしょうか? 俗な言い方をすれば、『借金がチャラ』になるわけで 債権者がまともなところだとすれば、 何も悪い事をしていなにのに、丸損だと思うのですが どういことで出来た法律なのでしょうか?

noname#5721
noname#5721

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noname#11476
noname#11476
回答No.1

経済的に失敗して破綻した場合、その後一生それを償うというのは、かなり残酷なものであるという考えからきています。 たとえば犯罪でも刑期を勤めれば晴れて社会復帰できますね。でも経済的に失敗したときに、免責の制度がなければ経済的に立ち直るというのはなかなか困難なことになります。相当長期間その失敗を償わなくてはなりません。経済破綻が罪としてもそれを下手すると一生償うというのはあまりにも酷ですね。 そういう理由で免責という制度があります。 これは日本だけでなくいろんな国で存在しています。むしろ日本の免責はかなり厳しいと思ってください。 ですから、免責というのは一度の失敗で一生が終わってしまうのではなく、再起するチャンスを与えるものであるとお考え下さい。 そのため一度免責を受けた後は10年間は免責は受けられません。 また犯罪行為によるものの場合は免責対象外になったりします。(故意犯での賠償金など) これは経済的にも罪を償うべきという考えですね。そうでなければ被害者は浮かばれませんので。 債権者の立場としては、基本的には自分のお金を何かに投資することですから、大きなリターンを望まなければ銀行に預ければよいわけです。それ以上のリターンを期待してお金を貸したりしているわけですから、リスクを背負うのは当然となります。このへんは株式だとか他の投資でも同じですよね。

noname#5721
質問者

お礼

なるほど世界中にあるのものなんですね ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • briony
  • ベストアンサー率29% (323/1090)
回答No.4

ちょっと違う視点から。 個人の自己破産ということは、多くは消費者金融の高い金利などに手を出しており、手を出しているということは金がないということで、生活費もそういった借りた金の中からひねり出しているので、結果的に収入と支出がやりくりがいかなくなる=首が回らなくなる状態を、どこかで断ち切らないと救えないので、できたという面もあるのではないでしょうか。 単純に書いても、たった30万くらいの借り入れでも、年利25%だと8万円。 金がない人がこれを返せるかというと、ほとんどは自転車操業になっているので、金利分は減らず、首が回らなくなりそうな感じです。 逆に免責でもなければ、生きていくこともできなくなりそうです。

noname#5721
質問者

お礼

借りる時、免責があると知っていて借りる人は多いのでしょうか。ありがとうございました。

回答No.3

免責という制度は、確かにおっしゃる通り債権者の借金を踏み倒すわけですから、まさしく丸損です。しかし、免責には、やむを得ずに出来た過大な借金の返済から債務者を解放し、人生の再スタートを切る手助けをするという意味があります。ただし、破産制度で保護されるのは、あくまでも誠実な債務者であり、ギャンブルで作った借金などは免責を受けられない場合もあります。

noname#5721
質問者

お礼

こういう制度があってよかったですね。 悪用している人もいるかも知れませんが。 ありがとうございました。

回答No.2

債権者としては、破産して、免責したほうがいい。  税金で、半分は回収できる。 破産だけだと、25%程度しか、税金から  回収できない。 破産もしないと、ほとんど税金から回収できない。 ということです。

noname#5721
質問者

お礼

そうなんですか。半分回収できるように なっているですね。勉強になりました。ありがとうございました。

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