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線維腺腫と葉状腫瘍、針生検の正確性について
線維腺腫や葉状腫瘍の治療経験がある方、専門の知識がある方、手術をするか否かで悩んでいます。どうかアドバイスをお願いします。 繊維腺腫と葉状腫瘍、針生検の正確性について。 36歳未婚子供無し女性です。 先日、市の乳がん検診を受けたところ要精密検査という結果だった為、マンモ、超音波、CT、細胞診、針生検と一通りの検査を受けました。 超音波検査で「良性もしくは境界型葉状腫瘍の疑い有り」と診断され、CT及び穿刺吸引細胞診を受けたのですが、細胞診に関してはしこりが硬かったようで、細胞が採取できず判定不能、その為針生検(組織診)という流れになりました。 針生検の結果は「良性、線維腺腫」。 針生検が確定診断だと思っていたのですが、先生は「画像を見る限りやはり葉状腫瘍の可能性も捨てきれない。線維腺腫にしても大きいし、摘出して調べた方が良い」とおっしゃいました。 自分でも、葉っぱの模様のように枝分かれした線のようなものが入ったエコー画像を確認しました。 しこりの大きさは6センチです。 乳腺を圧排しており、この大きさでは、摘出するとだいぶ胸が変形してしまうようです。 針生検の正確性が高く、良性の線維腺腫で摘出する必要がないものであれば、出来れば手術を避けたいと思っています。 同様の状況になった事のある方、専門の知識がある方に質問です ◯針生検の正確性は高いと思って良いのでしょうか? ◯線維腺腫と言われたのに、摘出して調べてみたら実は葉状腫瘍だった、という事例はありますか? ◯線維腺腫の場合でも、6センチという大きさでは摘出を勧められるのが普通なのでしょうか? はっきり葉状腫瘍と診断された場合には、摘出の覚悟はしていたのですが、そうではなかった為、心を決めかねています。 似たような状況に置かれた事のある方、自分はこうした、という経験談、または自分ならこうするだろう、という意見でも結構です。 ◯手術をした方へ へこんだり変形した胸は、ある程度もとの形に近い状態まで回復するのでしょうか? するとしたら、どれくらいの時間がかかりましたか? 一概に言えないのは承知しておりますが、ご回答者様の場合でかまいませんので、合わせて教えて頂ければと思います。 よろしくお願いします。
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- kamakuraiine
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線維腺腫と良性葉状腫瘍の鑑別に関しては 針生検は正確ではありません。というか 線維腺腫と良性葉状腫瘍の病理像は非常に似ていて、はっきりとした境界はないんだと思います。 実際 針生検の病理結果が線維腺腫で、摘出標本の病理結果が良性の葉状腫瘍である事はよくあります。手術標本の病理検査の結果で中には「両方が混在している。」や正直に「線維腺腫と思うが良性葉状腫瘍の可能性もあり、経過観察してください。」と言ったような正直なレポートをくれる病理の先生もいます。 今回のように腫瘍径が6cmにもなる場合には 術前の針生検の病理が線維腺腫であっても 手術標本の病理結果は葉状腫瘍であることがほとんどです。また径が6cmあるならば線維腺腫であったにしても切除が望ましいと思います。 手術後の乳房の形ですが、手術の方法にもよるとは思いますが、元あった乳房に余計な物ができて その余計なものを切除するのですから、思った程は変形しません。そこだけ ぼこっとへこむような事は無いと思います。 線維腺腫と葉状腫瘍の手術法の違いですが、教科書的に言うと線維腺腫の場合は腫瘍ぎりぎりで切除します。葉状腫瘍の場合は再発の恐れがあるのでマージンを付けて切除します。 手術法も少し違うので 術前に どちらかはっきりすれば やりやすいのですが、現実には前述のように針生検の結果はあまりあてにならないので、病理診断が線維腺腫から葉状腫瘍に変わっても再手術しなくてすむように 少しマージンをつけて手術しています。 私は今回のようなケースでは最小限のマージンで良いと思いますが、どのくらいマージンをつけるかは外科医それぞれと思います。
- zuzu1211m
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はじめまして。こんにちは。 質問内容を 読ませていただいて 私の経過と似ていたので、コメントさせていただきました。 詳細はだいぶ記憶が曖昧になって来ましたが、私は、36歳だった2年半前に 2・6cmの 良性葉状腫瘍を摘出手術(全身麻酔)しました。 経過としては、2年位経過観察が続いていて、見つかった当初9mm程で、細胞診→擬陽性(判断付かず)。その後3~6か月後の検診時に、大きくなってきたのでと、念のため、針生検→線維腺腫と判定。 私の担当医は、細胞診は採取するのが、細胞で情報量が少なく、ガンかガンじゃないかを 判定するだけのようなもの。その点、針生検は、組織を採取して もう少し情報量が増えるので、これで 線維腺腫と判定されたら 90%近くは 間違いない。と おっしゃっていました。 本来もう検診はいらないと言われるDrも多いけど、万が一の事があるといけないので・・・と 私の場合は、検診は続きました。 他にも 数個しこりがあった為、定期健診をかかさず通院しており、その定期検診の中で、しこりはまた大きくなっていて、針生検で線維腺腫と出てるから、大丈夫だし、線維腺腫も3cmまでは大きくなってもおかしくないからと、Drも言いつつ、気になったのか、もう一度 針生検をさせてほしいと言われました。 痛いし。やだなぁと思っていましたが、もう一度、今度は違う角度からエコーを見ながら 刺し、私にもきちんとしこりの内部に刺さっている事を 確認させました。 結果→線維腺腫。葉状構造を認めない。 もうこれで 安心でしょ。と思って、また半年後の定期健診。 また大きくなってて、Drが、やはり気になる。葉状腫瘍か、線維腺腫だとしても巨大線維腺腫かもしれない。さらに情報量が多いマンモトームか、摘出手術を考えてほしいと、電話までかかって来ました。 巨大線維腺腫だとしても、葉状腫瘍だとしても 摘出すべき。その時2・6cm。増大傾向が止まるかもしれないから、3cmまで待ってもいいけど、どうせ取るなら早い方が・・・という話。 いつか取る可能性が高いなら、無駄にマンモトームをやらずに、取ってもらう事にしました。 一応念頭に 葉状腫瘍を考えていたので、まわり1cm大きめに 摘出。 全身麻酔で、2泊3日。 手術時間は 1時間ちょいくらい。 1週間後 病理の最終結果は、葉状腫瘍(良性)でした。 私のDrは ずっと線維腺腫だと思うけど・・・でも・・・と 気にかけてくださって、結果、その勘がアタリ、早いうちに摘出出来たんだと思います。葉状腫瘍だとすると、摘出は一刻も早い方がいいですし、線維腺腫だとしても、私のDrは 3cm以上は摘出をすすめてるような気がします。 私は 実際余白分含め、4cmほどの摘出で、傷は残っていますが、多分体質でケロイドになるようなので、仕方がありません。胸は大きい方ではなかったのですが、まぁ4cm程の物を摘出しても 変形はありませんでしたよ。6cmだと わかりませんが・・・ 私のように、細胞診・針生検2回と 何度やっても 出てこなかったのに、実際取ったら 葉状腫瘍というケースもあると思うので、参考までに お伝えしたくてコメントさせていただきました。
お礼
ご回答頂きありがとうございます。 お礼が遅くなり申し訳ありません。 摘出手術を受けた結果、良性線維腺腫でした。 でも、摘出してみたら8センチ近くになっていたそうです。 先生もある程度葉状腫瘍を疑っていたようですが、、、 こういうパターンもあるのですね。。 線維腺腫でも育ててしまうという体質である事は自覚できたので、これからはきちんと定期的に検査をし、疑わしきはすぐに対処する事で、自分の体を管理していきたいと思います。 まだ迷っていた時に、頂いたご回答を読んで、同じように痛い検査を何度も受け、不安と闘っている方がいるんだと気持ちが救われました。 ありがとうございました。
お礼
ご回答頂きありがとうございます。 お礼が遅くなり申し訳ありません。 先月末に摘出手術を受け、本日結果を聞いてきました。 良性線維腺腫との事でした。 摘出した結果8センチ近くなっていた事や、超音波の画像から、先生もやはり葉状腫瘍を疑っていただけに、拍子抜けな感じではありましたが。。 本来、ここまで大きくなる事はあまりないにもかかわらず大きくなったという事は、そういう素因を持っている、との事で、半年後にまた検査となりましたが、ひとまずはホッとしました。 自分の体をきちんと管理しなければならないと、改めて思い直すきっかけになりました。 専門的なご回答、ありがとうございました。