アルコール依存がますますひどくなっている父

質問

10数年前からアルコール依存、加えて睡眠障害のため眠剤を服用している父。
７年前に自損事故を起こし入院したことをきっかけに４年ほど断酒。
その間、アルコールを補うためか眠剤の量が通常の５倍ほどに。

しかし、仕事を理由に年４回の飲酒→月１回→疲れたから→飲みたい時に飲ませて欲しいと、どんどんエスカレートし、つい先日また自損事故を起こしました。
自動販売機、標識、他人の車にぶつけ、そのまま帰宅しベッドに潜り込んでしまい、母に促されやっと警察に届けたそうです。
その日は、眠剤だけでは眠れず、服用後運転し、近くのコンビニでお酒を飲んで帰って来たようです。

父の言い分は、家にふんだんにお酒があれば飲酒運転までしてお酒を買いに行かずに済む。
家でうるさく言われるから、外で飲んで帰ってこなければならなくなるんだ。と。

ですが、アルコールを飲み続ければ、運転中にさえ飲みたくなり、無意識に飲んでしまうようになると医者に言われています。
そのため、母は家でお酒を常備しても問題は解決せず、アルコール依存が悪化させてしまうことが危険と判断し、最悪飲んだ状態で運転させないように毎日見張っている状態です。
今回の事故は、母が体調不良で寝込んでしまっていて、父を止めることができなかったようです。

母は離婚したいけれど、放置すればいずれ人を巻き込んだ事故を起こす、けれど自分ではどうしようもないと途方に暮れています。
私も母も、自損で死んでくれればどれだけいいかと思うほどに手に負えない状況で、現実問題どう対処すればいいのか分かりません。

飲酒状態で運転できない車に変える、運転手を雇う。
どちらもお金がかかりますが、仕事を辞められない以上、仕方がないことだと思っています。
ただし、どちらの方法も父は納得しておらず、「家にお酒があれば問題解決」と言い張り、勝手なことをすれば、大暴れすると思います。
実際、車の鍵を隠した時は、母が怪我をするくらい暴れました。
頼んでかけつけてもらった、実の弟の顔を見た途端静かになって「すまん、すまん」と謝っていたそうです。
薬と眠薬の両方で、父の人格はすっかり変わってしまい、本当に悲しいです。
ですが、何より他人の家族を奪うような事故を阻止しなければなりません。
警察に通報したいところですが、仕事の関係もありそれもできず、どんなアドバイスでもいいです。お力を貸して下さい。

ちなみに、父の家族はアルコール依存を理解しておらず（病院からの説明も「夫婦の問題だから」と言って聞いてもらえませんでした）、好きなだけお酒を飲ませてもらえない父がかわいそうだといって父の味方ばかりします。
その為、母のいない席で父にお酒を薦めたりと、協力どころか、悪化の手助けをしているようにしか思えません。
お兄ちゃん（父）がアルコールで廃人になろうと明日死のうと、それは自分の人生だから仕方ないけど、事故だけは困ると勝手な事ばかり言います。

回答No.2

kirin09

アルコール依存症がきちんと治療されるべき立派な病気であることを
ご本人がまず理解されてはどうでしょうか。
自分は悪くない、理解してフォローしない周囲が悪いと思われてるんですよね？
依存から抜け出すには本人のご家族への感謝や愛情が重要と思いますが、
お父様は一応情ある方とお見受けしますので、
まずはご自分の現実をご覧になることではないでしょうか・・・。

カウンセリング先を変える、または増やしてみては？
きちんと心に届く言葉を使ってくださるところ、
さじを投げずに何枚も上手の話をしてくださるところ、
そういうところを探して「よくなってほしいからだよ」と連れて行ってみたり。
質問者さんがまず尋ねられて、ここはと思うところを選ばれては。

もちろん入院治療が可能な施設との連携も大事だと思いますが
お父様ご本人が自分はこれじゃダメなんだと自覚すれば
治療してくれる機関にも行く意思を示されるかもしれませんし
まず現実から目を背けている状態を何とかしてくれる方が必要であるように思えます。

お父様の先回り阻止ばかりでは、お母様も質問者さんも磨り減るばかりだと思います。
ご本人が変われるようなサポートの方向を探れませんでしょうか？

専門外の意見ですが、そう思いました。

お礼

ご意見ありがとうございます。
病院を変えることも検討しましたが、kirin09さんのおっしゃる通り、本人が現実を見る努力が何よりも大切です。
それでなければ、いくら病院を薦めても決して通院はしないでしょうね・・・。
昨日、母と二人の話し合いで、今回の事故で車の修理はなし、購入も無しという方向でになりつつあるそうです。
他人を事故に巻き込まずに済むだけで、少しホッとしています。

回答No.1

kyotokyo

典型的なアルコール依存症の症状ですね。
アルコール依存症は病気ですので、もはや精神力等でどうにかなるものではありません。
周囲から酒類を極力排除し、本人はきちんと専門のクリニックに通院するべきです。

父方の家族には、別途きちんと病気である旨と、酒類を勧めないように言いましょう。
また同時に、事故を起こしたら父方の家族にも影響が及ぶ事や
インターネットからアルコール依存症について書かれたページ等を印刷して権威付けして
説得力を増す工夫も行いましょう。

説得するポイントは、
事故を起こしたら莫大な金、時間、信頼を失うことを実感をもって示すことです。
当然、本人だけではなく父方の家族の社会的信頼も低下しますからね。

アルコール依存症は、鬱病と同じで世間からは軽く見られがちな病気ですが
場合によっては一生つきあっていかないといけない重病なんです。
そのことを口を酸っぱくして父親と父親の家族に伝えるべきです。
私が言えることはこれくらいでしょうか。

あと一つ付け加えるなら睡眠障害についてです。
お話をお聞きする限り、睡眠障害が原因の根幹でアルコールの問題はそこから派生しているようです。
そうであるなら睡眠障害についてきちんと治療することも必要でしょう。
よってこちらも専門の病院を受診するべきだと思います。

どちらにせよ本人のやる気がなければいずれの対策も意味をなしませんので
やはり本人への説得等は根気よく続けるべきだと思います。

お礼

ありがとうございます。
病院には何年も通院しています。
父方の家族にも問題が起きるたびに説明しますが、「妻（私の母）が旦那に酒のことでうるさく言うからだ。好きなだけ飲ませてやれ。」と言うばかりで、アルコール依存症という病気を理解しようとはしてくれません。
睡眠障害についても、原因は分かっているのですが、会社経営に対する不安感から始まっているので、これを取り除いてあげることはできません。
サラリーマンなら辞めさせてあげられるのでしょうが・・・。

kyotokyoさんにおっしゃる通り、本人の自覚とやる気、それしかないですよね。
本人が痛い思いをしなければ、もう無理なんじゃないかと思います。

ご丁寧なアドバイス、ありがとうございました。