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「~してあげます」
「~してあげます」は謙譲語だと思うのですが、たとえば学校で生徒が先生に「コーヒー買ってきてあげましょうか」と言うのには違和感がありますがなぜなのでしょう。 「~してあげます」はどういう場合に使えるのでしょう。
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たぶん、「あげる」は「やる」の丁寧語だと思います。 恩恵として行なう行為を表わす表現ですから、丁寧表現だけだと恩着せがましさが目だってしまうため違和感を覚えるのでしょう。 「あげる」の謙譲語は「差し上げる」なので、それを使って、他の方もおっしゃっていますが、 「コーヒー買ってきて差しあげましょうか」とすると自然な表現になります。 丁寧に言いたければ「あげる」を使いますが、謙譲(=尊敬)の意図は表現できません。 丁寧語でも尊敬表現にはなりますが、尊敬の度合いはやや弱いでしょうね。 さらに、この「あげる」という語の性質上、尊敬の意図が伝わりづらいこともあって不自然な印象を与えるのだと思います。
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- SPS700
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謙譲語かどうかは別として 1。 「コーヒー買ってきてやろうか」 2。 「コーヒー買ってきてあげようか」 3。 「コーヒー買ってきて差し上げましょうか」 4。 「コーヒー買って来ようか」 5。 「コーヒー買って来ましょうか」 6。 「コーヒー買って参りましょうか」 この3や6だと尊敬が感じられます。2はあまり親しくない同級生と言った感じですね。
- CC_T
- ベストアンサー率47% (1038/2202)
> 謙譲語なのに先生には使えないというのがまだよく分かりません。 へりくだって言わずとも、もともと先生は生徒よりも格上の存在です。 先生に対して謙譲語(へりくだったいい方)ではなく、尊敬語を使うのが礼儀というものなのです。
- CC_T
- ベストアンサー率47% (1038/2202)
あげるは「やる」の謙譲語ですから、ほぼ対等の立場で自分を下にもってきて使う言葉です。 だから友達同士で「コーヒー買ってきてあげようか」というのは自然ですよね。 一方、先生という目上に対する言葉としては失礼にあたります。 「コーヒーを買ってきて差しあげましょうか」でギリギリってところでしょうか。「差しあげる」も「やる」の謙譲語ですが、現代では「あげる」よりもやや改まった言い方と解されていますので。 「コーヒーを買ってまいりましょうか」などと言い替えた方がより自然でしょうね
お礼
回答ありがとうございます。 謙譲語なのに先生には使えないというのがまだよく分かりません。
お礼
回答ありがとうございます。 「あげる」が謙譲語でなく丁寧語だと考えれば理解できますね。 恩恵として行なう行為を表わす表現なら先生には使えないのもわかります。