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IPS細胞とDNA、RNAとの関係について
IPS細胞とDNA、RNAとの関係について教えてください。 山中教授がIPS細胞でノーベル賞をとり有名になりましたが、遺伝情報ををつかさどるDNAや、DNAと蛋白質の仲介者ときいているRNAとの関係が良く分かりません。一言で書ける内容ではないのかもしれませんが、解説してあるHP等の紹介も含めて教えてください。 おねがいします。
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DNAから特定のタンパク質を作るために RNAが作られ、リボゾームで実際のタンパク質が作られる。 この特定のRNAを作るときに、DNAから特定の遺伝子情報が選択される。 この選択によって、特定のタンパク質 そして細胞が作られることになります。 この特定の遺伝子情報をRNAにコピーすることを転写と呼びます。 転写を制御するのが転写因子となり、IPS細胞というのは、山中因子によって、「特定の転写を促進したり抑制するのを辞めなさい」という状況に戻された細胞のことを言います。 ※ なので IPS細胞による危険性としてガンの発生が指摘されていますが、ガンが発生しないように抑制する機構まで抑制させていないということらしい。 文系的解釈 すべての細胞は、文章を作るための辞書(DNA)を持っている。そのDNAが英語の辞書なら英語の文章をなんでも書けるし、日本語の辞書なら日本語の文章をなんでも書ける。 美しくない文章だってかける(=がん化) 文章の書き手(タンパク質を作るリボゾーム)に、使う単語の情報を辞書から選んで伝えるのがRNA などと 元理系の私は理解している
お礼
分かりやすい説明有り難うございます。