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ポリアミドの合成

アミノ基とカルボン酸基をもつジアミノ安息香酸と、ジカルボン酸クロライドを使用して、ポリアミドを作ろうとしていますが、上手くいきません 塩基は、トリエチルアミンを2等量使用しています。 カルボン酸基と酸クロライドは、TEAが存在すると反応してしまうのでしょうか?

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  • NiPdPt
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回答No.2

「重合が進まない=うまくいかない」というの当然のことですが、それ以外のことが重要だということです。反応が進まないか、副反応が起こるか、あるいは反応混合物が固まってしまって撹拌できないか・・・いろいろな要因があると思います。 いずれにせよ、ショッテン・バウマン反応であれば、アルカリ水溶液にジアミノ安息香酸が溶けるでしょうから、それと水に溶けにくいジカルボン酸クロリドとの反応はうまくいくのではないかと思います。ただし、私はポリマーは専門外なので、その方法でどの程度の重合度のものが得られるかはわかりません。  ジアミノ安息香酸に関しては、アミノ基の位置にもよるでしょうが、当然のことながら塩になっているでしょうから、たとえば片方のアミノ基がカルボキシル基のオルトにあったりすれば分子内で塩になり、片方のアミノ基の求核性が低下する可能性はあります。その場合にはポリマーにはなりにくいでしょうね。しかし、それでも、ショッテン・バウマン反応であればカルボキシル基はアルカリ金属との塩になり、アミノ基がカルボキシル基から開放されるでしょうから、良好な結果が得られるかもしれません。まあ、あまりにも楽観的すぎる見解かもしれませんけど。

diamine
質問者

お礼

有難う御座いました 頂いたご意見を参考に実験してみます

その他の回答 (1)

  • NiPdPt
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回答No.1

初学者の人は、むやみに「うまくいかない」と言いますが、何をもってうまく言っていないと判断するのでしょうか。 もっと科学的に記述しなければ、原因は特定できません。 普通に考えれば酸塩化物によるアシル化はトリエチルアミンよりもピリジンを用いた方がうまくいきます。それはピリジンの役割は単なる塩基ではないからです。また、ショッテン・バウマン反応も有効でしょう。 いずれにせよ、「うまくいかない」ことに関する詳細な説明がなければ原因はわかりません。ただし、常識的に考えて、ジアミノ安息香酸とジカルボン酸クロライドと2当量のトリエチルアミンを混ぜただけであれば、全体が固まってしまって、それが原因で反応が進まなくなる可能性があることは想像できます。しかし、実際にそうなったかどうかはわかりませんし、それ以外の溶媒を用いたかどうかということも書かれていませんので判断できないってことです。 http://www.chem-station.com/odos/2010/01/-schotten-baumann-reaction.html

diamine
質問者

補足

勉強になります。 溶媒には、ジメチルアセトアミドを使用し、 上手く行かない=重合が進まずって事です。 カルボン酸基を持っていないジアミンでは高分子量のポリマーが得られるのですが、カルボン酸をもつジアミンでは得られません。 そこでカルボン酸基が反応に影響していると推測しています。

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