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USB F.メモリーとSD(HC)カードとの比較は
USB・・・の方は、壊れやすいというかトラブルになりやすい、高価である、 記録に要する時間が短い。カードは、より早く衰退する、安価なものもあ る、壊れにくい、記録に要する時間が長い、これらの認識は正しいですか。 その他、両者の長所短所を教えてください。
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基本的に、構造はどちらも同じNAND Flashです。そのため、USBメモリだから壊れやすい速い遅いの判断ができるものではありません。 USBメモリデバイスと、SDカードの大きな違いは、SDカードはSDカード規格を策定する団体があるということにあります。これは、スピードクラス、容量、セキュリティの概念の3点と、媒体の大きさを定義するものとなり、対応カードリーダーでの動作互換性に必要な定義が行われています。その中に最低限の信頼性情報も含まれますが、これが極端にUSBメモリとの差を示すことはないでしょう。 即ち、該当規格に準拠したSDカードスロットであれば、故障していない限りは、どのハードでも使えるのが違いです。 それに対して、USBメモリは、パソコンおよびドライバが提供されているハードウェアに対しての動作保証が行われています。大きさやスピードクラスに規定はなく、とにかくUSB端子に挿すことができる。ただし、認識するかどうかはドライバの提供次第となります。 違いは、このようになります。 壊れやすい壊れにくいは、基本的にはUSBメモリであろうが、SDカードであろうが、原理的には大差ありません。どちらかといえば、価格が高い品の方が故障のリスクは低い傾向があるというのが共通の解となります。これは、ウェアレベリングや、ECCの欠陥管理の仕方などがメーカーによって異なるためであり、欠陥品との選別ラインが厳しいメーカーほど、初期不良やあとからの早期故障率が、下がる傾向があるためです。(そのかわり、そういうメーカーは出荷できない品がそこそこ増えるため、値段が上がります) 尚、どちらも安価なものはあります。どちらも、同じサイズならほぼ衰退速度は同じです。 これは、NANDフラッシュが大きさに対して、高密度高容量化できるか否かにかかっています。 ということです。 買う場合にもし、どちらを選ぶか決めかねる場合は、基本的にスマートフォンや、デジタルカメラなどSDカードスロットが専用に装備された機器でも使いたい場合は、SDを選ぶべきです。 そうではなく、PCのみの利用が主で、該当のPCにSDカードスロットがない機種であれば、USBメモリを使うのがベストでしょう。 尚、どちらを利用する場合でも、数年単位の長期の保存には向きません。
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詳しくありがとうございました。 カードかF.メモリーで演奏を記録出来るキーボードと、そのメディアを入れてCDを作成出来るマイク端子付きのレコーダーを購入予定です。PCは使用しなくても簡単に完成できますので、どちらのメディアが良いか迷っているところです。PC以外ですのでSDカードがベストということでしょうか。 なお、SDカードで書いた「衰退」とは、だんだん世の中からなくなるという意味だったのですが、はっきり書かなくて失礼しました。 このカードはその「団体」の影響?で、機器類のメーカーが嫌っているらしく、より早くなくなりそうで、新しい機器類はUSB F.メモリーの採用が多くなっていますね。 また、保存はCDのほうが長期間良いらしいですがどうですか。