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日本の国債の安全性について

日本の国債は国民が90%以上を購入しているから安全だと言いますが、なぜ国債を自国民が持っていると安全なのでしょうか?できるだけ、噛み砕いて解説お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.2

自国民だからとか他国民だからという話じゃないんです。日本国債はお花畑の金持ちのぼんぼんが買ってくれるから、価値が保たれているというだけの話です。例えば、ある人が国債を100万円で買ったとします。償還日は10年後だとします。つまり10年たたないと換金できない。しかし10年たたなくても急に資金化したい都合が生じることもあります。そういう場合はどうするかというと誰か別な人に手持ちの国債を売るしかありません。しかし買い手がいないと取引は成立しない。100万円で買ってくれる相手がいない場合は値を下げて見つけようとします。90万円ではどうですか?80万円ではどうですか?実際はもっときめ細かく値段を提示するのですが、ここでは話を簡単にする為に大雑把に価格を提示することにします。とにかく買ってくれる相手を見つけないことには資金化できないのです。いくら値を下げても買ってくれる相手が現れなければ、それを暴落というのです。しかし日本国債は必ずはお花畑の金持ちのぼんぼんが買ってくれるので、価格を下げなくても100万円で売れます。こういうことを「安全だ」と表現しているだけの話なんです。いつでも必ず損しないで換金できることを安全だといっているわけです。 トランプ・ゲームに「ばばぬき」という遊び方があります。遊び相手に必ずばばを引いてくれる人がいるなら、自分がばばを引いても安全です。その人が必ずばばをひいてくれるからです。しかし絶対にばばを引かない人ばかりが遊び相手だと一度でもばばを引き当てたら必ず負けてしまいます。実に危険です。ひとたびばばを引き当てたが最後、かならず負けてしまう。日本人はお花畑の金持ちのぼんぼんなので、手持ちの札が全部ばばになってもにこにこと嬉しそうにしているのです。他のプレイヤーの手札が2,3枚になっているのに自分だけ10枚以上持っていてもピンチと思わないプレイヤーと同じです。 国債はトランプ・ゲームのばばぬきと同じです。最後にばばを持ったままゲームが終了してしまうと負けです。それがばばぬきというゲームのルールです。 ただ日本国債がばばぬきと違うのはゲームが終了しないという点にある。どういうことかというと日本政府は新たに国債を発行して、その資金で必ず国債を償還してくれるのでゲームが終わらないのです。どうして新たな国債を発行できるかというとお花畑の金持ちのぼんぼんが国債を買ってくれるからです。だから安全なのです。 ではギリシャ国債はどこが違ったのか。ギリシャ国債はばばぬきと同じでゲームが終了してしまったのです。ギリシャ政府が新しく国債を発行しようとしたが、もう誰も買ってくれなくなった。そうなるともうギリシャ政府は発行済みのギリシャ国債を償還することができないのです。それがゲームの終わりです。実際のところは、ゲームが終わりそうだと気づいたEUがなんとかゲームを終わらせないように手を回そうとしています。どうしてゲームを終わらせたくないかといえばギリシャ国債を買っていたのはギリシャ以外のEUの銀行だったからです。EU諸国はお互いに国債を持ち合っています。それはEU諸国がトランプのばばぬきをやっているようなものなのです。それが欧州債務危機問題です。EU諸国にはお花畑の金持ちのぼんぼんがいなかった。それが日本との違い。 こんなところで分かるかな?

ssgktkmkkyro
質問者

お礼

回答有難う御座いました。

その他の回答 (4)

  • K66_FUK
  • ベストアンサー率22% (188/824)
回答No.5

簡単に 「踏み倒せるから」 いざって時は「紙くず」にすりゃいいのです。 要は国民に借金背負わせているだけです。

ssgktkmkkyro
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • covanonki
  • ベストアンサー率48% (219/448)
回答No.4

日本の国債を国民が・・・という主張は、この国にどうしても財政を破たんさせたくてたまらない連中がいるので、そういう人たちの主張に、知識のない人たちが騙されてしまわないように、「そんなことはないんだよ」と、そういうメッセージを届けるためにきちんとした知識がある人たちが用いた、一種の詭弁です。 詭弁というと、口から出まかせであるかのように聞こえるかもしれませんが、そういう主張を用いないと、それをさらに上回る飛んでも理論で世間をだます連中を相手にしていましたから、仕方がなかった、というべきでしょう。 基本的に、日本国民は(企業、投資家も含めて)国債や株式などの金融商品を、積極的に売買しない傾向があります。 株式が大幅に値を下げたり上げたりするのは、基本的に動きのある株式のうち、実にその7割近くを外国人投資家たちが保有しているからであり、同じことを日本国債に対してやられたのではたまったものじゃありません。 ですが、幸いなことに日本の国債は、現在ですとその93.5%を日本人、もしくは金融機関をはじめとする法人企業が保有しています。 日本人は、金融商品を積極的に売買せず、ずっと持ち続ける傾向が強いんです。 なぜ外国人投資家が日本の国債にあまり興味を示さないのかというと、いわゆる利息が低いから。 昨年末に販売された長期国債(償還期限10年)の『表面金利』つまり、政府が市場に対して入札を図った時点での金利は1.1%。 年利ですから、10年間持ち続ければ1割近くは利息を手にすることが出来るわけでが、外国人投資家は10年間も国債を持ち続けたりはしません。仮に100万円の国債を購入したとしたら、利益を手にしたいから、100万円以上で販売するのが普通の感覚です。。 仮に10年間で1割の利息が付くとしたら、100万円の価値は10年後に110万円になります。 ですから、100万円以上110万円以内の金額で徐々に、徐々に値を釣り上げながら国債は売買されます。 表面金利は年率1%であったとしても、現物の値段は徐々に、徐々に値を釣り上げていきますから、最終的な利息の割合は1%を下回ります。その、実質的な利息のことを「利回り」と呼びます。 国債の信頼性の高い国=日本では、国債を購入した時点が最も安く国債を買うことのできる時期ですから、国債は入札にかけられた瞬間に、あっという間に国債が売り切られてしまいます。日本で国債の表面金利が低いことには、そういう理由があります。 ですが、そこには、「なぜそもそも日本の国債の信頼性が高いのか」という理由が欠落しています。 日本が他の国々と違うのは、日本で使われている通貨は、日本国内でしか利用することが出来ない通貨である上(正確には違います。国債取引において、円建てで取引をされる場面もたくさんあります)、その通貨を発行する権限を持った機関が、日本国内にあります。 言うまでもなく日本銀行のことです。もし政府が国債を償還できない状況になったとしても、日本銀行が紙幣を発行し、市場から国債を買い上げることで、国債が破たんするリスクを回避することが出来るからです。(日本銀行は通貨の信用を維持し、安定させることが役割ですから、わざわざ政府資産を破たんさせるようなことはしません) 国内で独自通貨を利用していて、紙幣を発行する機関を国内に保有している。これが他の国々と大きく異なる側面です。 逆にいうと、同じ条件を満たしている国であれば、別に国債の保有率が90%もなかったとしても、政府が債務不履行に陥ることはない、ということです。 アメリカ然り、イギリス然り、カナダ然り。 ただし同じ条件を満たしていたとしても、国債を自国通貨ではなく、外国通貨建てで発行している国は別です。たとえば韓国のように。仮にドル建てで国債を発行する、ということは米国からお金を借りているということ。 国債の償還はドルで行わなければなりませんが、韓国国内でドルを発行することは出来ませんね。ウォンでドルを買い集めるしかないのですが、買えば買うほどウォンは値下がりします。完全に返すことが出来るまで買い続けることは難しいでしょう。 質問とは回答の趣旨が異なりますが、日本の国債が安全である理由は、 1.日本国内で独自通貨が使用されている事 2.日本は国内に通貨発行権限を持った機関を有している事 3.日本は100%自国通貨建てで国債を発行している事。 この3つが本当の理由です。

ssgktkmkkyro
質問者

お礼

回答有難う御座いました。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2712/13696)
回答No.3

物事を単純化して言うと、資産が借金を上回っているからです。貴方が100万円借金があるとする。貴方の銀行預金がスッカラカンなら、返済期日が来ても返せない。破産です。でも預金が150万円あったら、それで返すことも出来るし、それを担保に金を借りて返すことも出来る。日本の国債もちょうどそれと同じ状態にあります。今国債発行残高が900兆円ありますが、国民資産は1500兆円あります。この資産は大方日本の銀行に預けてあります。その金で銀行は国債を買っています。銀行が前の回答者が言っておられたお花畑のぼんぼんなのです。銀行預金が減って(国民資産が減って)もう新しい国債を買えなくなったときが国の破産(デフォルト)です。今のところ銀行には預金が余っていますから、保有国債を売ったり、外国に買ってもらったりする必要はありません。国が借り換えのための新たな国債を発行しても、日本の銀行には十分な買い取り資金があります。だから日本の国債は今のところ極めて安全確実な金融商品なのです。ギリシャはそれとはまったく反対で、国民資産が底をついているのです。もう新たな国債発行は出来ないのです。 でも日本もうかうかしてはいられません。不景気で国民資産が減り続けているのに、民主党政府はバラマキのためにますます予算を膨らませ、それを補うために国債発行額を増やしています。近いうちに国民資産の余裕が無くなることは確実です。そのときは間違いなくデフォルトが起きます。今の政府のやり方を見ていると、崖に向かって、ブレーキのない車のアクセルを踏んでいるのと同じです。後10年で奈落の底へ真っ逆さまでしょう。

ssgktkmkkyro
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • atcoffee
  • ベストアンサー率16% (184/1091)
回答No.1

極端な話外国人が90%持ってたとします。 金儲けだけの為に国債を持ってる外国人はいざというときに売りますよね? 90%もの国債を一気に売ればどうなるかなんて容易に想像できますよね。 お金が無い日本はどうやってそれを買うんですか? 逆に国債を持ってる日本の銀行がそれをやると自分の首を締めるだけなのでそう簡単にはできません。 あ、そうそう日本の国債は本当に安全なんですかね? 先日あの韓国より格下になってしまったと報道されてましたね。 いくら日本人の保有率が高い行ってもとってもじゃないけど安全とは思えるレベルじゃないですよ。。。

ssgktkmkkyro
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

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