- ベストアンサー
川の近くの軟弱地盤の地盤調査
この度建売(今は更地です)の家を購入することになりました。 地形により家の半分は盛土により構成されている(昔からある周りの家も同じ状態です)上、近くに小さな川があり軟弱地盤なのできちんと補強されているかが心配です。 事業主からは「盛土部分には21本の杭を打ち、今後再度ボーリング調査をします。」と杭の長さ、打ち込んだ場所などが示してある図面を見せてもらい、「盛土部分以外の場所は薬によりパンパンに地盤を固めています」との説明を受けました。 素人なのでそれ以上どのように突っ込んで良いのか分からずその話はそこで終わったのですが、やはり先方の話を聞くだけでは心配です。 地盤がきっちりしている旨の証明を役所などからもらう事はできるのでしょうか? また、地盤補強をした後にスウェーデン式サウンディング試験で再度地盤が強固になったかを調べる事は意味があるのでしょうか? どのような方法でも良いので事業主が地盤に合った補強工事をしているかどうかを知りたいのです。 どうぞ宜しくお願い致します。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
重要なのは地盤改良前に行う試験結果に基づいて 正しい地盤改良方法と本数で施工することですよね。 その改良後のSS試験というのはあまり意味がないように 思います。表層改良したところは当然固く、その下は柔らかいのは あたりまえですし、杭を打ったところにSS試験の針をさして 下ろして意味があるとは思えません。 基礎の重要部分の下に適正な杭がきていれば問題ないわけで 事前の試験結果に基づいて正しい改良法と本数、深さであるかを 確認するにはやはり第三者の専門家でないと難しいのではないでしょうか。 または地盤改良は業者を信じて、住宅性能保証制度を利用して 自衛するしかないように思います。 私も建坪16坪の小さな家でしたが、柱状改良32本で 予定外の出費になりましたが、その点は今となっては安心 しています。 ↓地盤調査や、SS試験の結果をFAXで送ってアドバイスを もらえるようです。 http://www.jiban.co.jp/ ↓フリーサービスのページで建設予定地付近の地盤情報が のっているかも知れません http://www.jiban.co.jp/geodas/
- 参考URL:
- http://www.jiban.co.jp/
その他の回答 (1)
- doradora2002
- ベストアンサー率54% (230/419)
21本の杭の長さや配置がわかりませんが、普通基礎処理をする前にボーリングは行っているはずなので、再度のボーリングの意味が良く分かりません。 杭を打っている範囲外の調査を行うということでしょうか。それとも地盤状態が、他とは違うと思われる部分があるのでしょうか。 地盤の強さを表すのには普通「N値」というものを用います。杭の図面を見られたと思いますが、その中に事前に行った「ボーリング柱状図」があったと思います。(なければ杭の設計はできません。) 柱状図というのはボーリングした結果をまとめたもので、土質・地下水位・N値などがかかれています。 N値は建築の場合ですと、10以上あれば良いでしょう。橋梁などの構造物の場合は、20以上を基礎地盤とします。(ただし上層で良好な値が出ていても、下層で悪い値があれば、その影響を受けます。) また河川が近いとのことですが、地下水位がどの程度かも確認された方がいいでしょう。通常渇水期(冬季)より、洪水期(夏期)の方が地下水位は高くなります。 もっとも心配なのは地盤強度もさることながら、「地盤の液状化」です。これは地震時に、砂質地盤中の間隙水が、地表面に吹き出してくる現象です。阪神大震災でも起こりました。液状化の判定は、地下水位と土質で行います。 土質については粒度分布試験を行います。 サウンディング試験は確認の意味でも、やられた方が良いと思います。 役所はそのような証明はしてくれませんが、建築事務所などで、図面を見てもらうことはしてくれると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 その土地は宅地造成をしており、役所の許可を受けているので役所へ行って話を聞いてみました。 たまたま対応をして下さった方が、その土地のチェックをした人でいろいろお話をして下さり、「ちゃんとした工事をしているので大丈夫ですよ」と断言していらっしゃいました。 杭の図面も業者から見せてもらい、「コピーしてお渡ししましょうか?」と言われたのですがその時はもらわず終いだったので、次回コピーをもらい確認してみます。 再度のボーリング調査の話は夫に確認すると私の勘違いだったようです。 素人のわかりにくい質問の中、丁寧にご回答くださりありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはりSSをしても意味がないですか。 その土地は宅地造成をしており、役所の許可を受けているので役所へ行って話を聞いてみました。 たまたま対応をして下さった方が、その土地のチェックをした人でいろいろお話をして下さり、「ちゃんとした工事をしているので大丈夫ですよ」と断言していらっしゃいました。 もうここまで来たら業者を信じるしかないのかも知れませんね。