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ジャズバラードの思い出を語る
- ジャズバラードの思い出を教えてください。コルトレーンとジョニーハートマンのレコードで初めて聞いた私の思い出や、リービングラスベガスの主題歌として知られるスティングの曲について語ります。
- 私がジャズバラードの曲をリクエストしたバーで、ピアニストから「私の一番好きな曲よ」と言われた思い出について語ります。当時の彼女との思い出も交えながら、親しみのあるバラードを思い出します。
- また、煙が目にしみるという曲についても触れ、リクエストカードに書けなかった思い出を振り返ります。最後にはアンケートが揃ったら自宅のCDストックからバラードを引っ張り出して聴くという楽しみも紹介します。
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こんにちは。 好きな曲はいっぱいあるのですが、特に“思い出”というか“歌詞が好き”というのは、 What's New と Close Your Eyes でしょうか。 What's New は、その昔、中学生時代の彼女と約30年ぶりに再会したときにおもわず気持ちを伝えたくなった曲(お互いもう所帯持ち・子持ちでして、昔話については、お互いあえて避けていましたが)。 Close your Eyes は、夜に妻と二人だけでソファに座ってのんびりコーヒーを飲みながら読書にふけっているときなどには掛けたくなる曲ですね。 ちょっと不謹慎な部分があるかもしれませんが、お許しください。 なお、What's New についてはペリー・コモ、ヘレン・メリルのものなどが気に入っており、Close Your Eyes はステイシー・ケントが歌ったもの、アル・ギャロドロ(Al Gallodoro)のミュージックビデオ(演奏)などが好きですね。(全てyoutube で聴けると思います)
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- Nannette
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「Again」 初めてステージに上がった日のことです。わたし、ポップス系やジャズスタンダードの曲を先生について教わっているのですが、先生と仕事の上でお付き合いのある、あるナイトクラブでは、こうした生徒たちにステージで歌う機会を与えてくれているのです。 その日は、出番の前に、何か漫才のような出し物が進行していました。やがてそも終わり、芸人さんたちが舞台の袖に帰ってきました。さあ、いよいよわたしの出番。セッティングの組み換えのためか、それからしばらく舞台の袖で待たされました。次第に緊張を増す自分を懸命になだめていました。 やがて大きなマイクの雑音が聞こえ、司会者の方が次の出し物を紹介する声が聞こえてきました、わたしのことが語られていました。今夜の伴奏は先生自身、「さあ、ぼくは先に行ってピアノに付くからね、彼が君の名前を呼んで、どうぞ…と言ったら出ておいで、最初は「Again」、次はWay (曲名「The Way We Were」のこと)で行こう、キーはいつもの通り、あとは出たとこ勝負、いいな」、先生がそれだけ言い残してステージに出て行ってしまいました。 初めて立つステージ、自分に当てられた強い照明のために、客席は暗く沈んでさだかには見えませんでした。それでも、まだ宵の口といったこんな時刻にもかかわらず、もうすでにかなりのお客さんが入っていることに驚かされました。 わたしはひとり、中央のマイクスタンドの前に立ち、先生は何度か転調させた音階を弾いて調子を整えてから、ピアノの上に乗せてあったマイクを取り上げました。「みなさん、今晩は、え~っとね、それでは、Naneちゃんにはこんな歌を歌ってもらいましょうか、「Again」、皆さまももうよくご存じでしょう、ドリス・デイが歌ってヒットしたこの「Again」…、こんな素晴らしい人には生涯で二度とめぐり会えない…といった歌詞で、なかなかしっとりとしたいい曲です」、そんな前置きをしてから先生はピアノに向かいました。 この曲「Again」はメジャー(長調)の曲なのてすが、前奏はマイナーから、つまりどこかメランコリックな短調のメロディから始まるのです、クラブのピアノは厚みのある音色がとても美しく、そのせいか、いつも以上に自然に口が開きました。アゲイン…、最初のひと言がとても気持ちよく滑り出てきました。 Again this couldn't happen again This is that once in a life time This is the thrill divine… ふたたび・・・、いいえ、二度とこんな出会いは巡ってはこないわ 生涯にわずか一度しか訪れることのない不思議な出会い これこそ神の思し召し… ~~~ For when this doesn't happen again We'll have this moment forever But never, never again… この先、二度とこんなことが起きないのならば 今のこの瞬間を永遠に残しましょう こんな素晴らしい瞬間は二度と、二度と巡ってはこないのならば… そうなのだ、その通り、まさにこのわたしの今の気持ちそのものだわ…と、歌いながらそう思いました。胸の鼓動が静かになって、消えてしまったような気持ちに包まれました。大好きなこの「Again」、なのに、これほどまでに情感を自然に込められたことはかつて一度もなかった、きっと、これからも二度とないのかもしれない、そんな気がしました。 途中の、いわゆるサビのところへ戻って二度目に歌いだした時、客席にマーサ・Mさんの姿があるのに気がつきました、一瞬、胸がときめきました。でも、ただ淡々と自分の歌い方で通しました。こんな素晴らしい瞬間はきっと二度とは巡ってはこないのだもの…。 歌い終わってほっとしました、マイクを持った手を下げてから深く頭を下げました。拍手が起こりました、でも、それほど熱狂的な拍手ではありませんでした。それはしかたがないこと、もとより最初から盛大な拍手などといったものは期待していなかったのですから。「有難うございます、こんなにまで拍手をいただけてとても嬉しいです…」、それは自然な感謝の気持ちから出た言葉でした。(ブログエッセイ「歌う」から抜粋)
お礼
ご回答ありがとうございます。アンケートカテの沼に落とした斧はどれ?と女神様が上がってきた感じですね。(主といわないところが偉い>自分) 私は、againというと、女性ボーカルよりピアノトリオの演奏、とりわけエディ・ヒギンスのアルバム が印象的でした。実は私の大好きな曲です。かなり長いこと私のベッドサイドミュージックだった時期が あります。ダンスのレッスンで窓辺に並んだ少女たちの後ろ姿のジャケットも好きです。 さて、ボーカルですから、私の好きなakikoさんとかケイコ・リーがアルバムに収録しているか しらべたらなかったですね。 そうですか、歌に感情を込めるって大変なことなんですね。先述の平原綾香ちゃんの コスチュームが可愛いすぎたと思ったけど、実は歌をもっとキュートでsomeone to watch over meをとても愛らしく歌い上げていました。雰囲気からもうその中に入っていこうという姿勢なんですね。 バラードも詞を理解すると楽しみが深まるのですね。どうもピアノトリオの演奏ばかり聞いていると歌の 意味が薄れてしまいますね。 そうですか、マーサ三宅さんに聴いてもらったなんてすごいジャズクラブなんですね。いいなぁ。かっこいいです。実はバーブラ・ストライサンドも好きです。 さて面白いお話ありがとうございました。忘れていたjazz心が刺激されてさっきからakikoさんのアルバムを流して聞いています。 歌は歌詞を聞く。EASY livingとか my idealとか昔は詞に感動したものですけど。 おかげさまで初心にかえりました。
- mota_miho
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バラードといえるかどうかわかりませんが、 ベニー・グッドマンの「メモリーズ・オブ・ユー」。 http://www.youtube.com/watch?v=-oucYAm6xBo 昔、大阪・朝日放送ラジオで「メモリーズ・オブ・ユー」という、ジャズなどのスタンダード・ナンバーを聞かせてくれる番組がありました(番組のテーマ音楽は、当然のことながら、「メモリーズ・オブ・ユー」)。 当時、番組のパーソナリティをされていたのは安達治彦さんという人。落ち着いた甘い声でゆっくりと話されるので、ベニー・グッドマンが奏でるクラリネットのメロディーとうまくマッチしていました。 当時は日曜日の夕方は車に乗っていることが多く、この番組をよく聞いたものです。 安達さんは病気のため、かなり前に亡くなられました。
お礼
メモリーズ・オブ・ユー これも極めつけの名曲ですよね。遺伝子にしみこむようなメロディライン いい曲ですよね。やはりクラリネットがあうみたいですがベン・ウェブスターだったと 思いますがテナーの演奏のメロディラインが記憶に残っています。この曲もアップテンポに演奏しちゃうと雰囲気がでないですね。私は学生時代サックスをかじった経緯もあってベン・ウェブスターの音になじみが あります。 関西のラジオシーンにはそんなに素敵なパーソナリティがいらしたんですね。 私はジェットストリームの城達也さんを思い出します。ジャズはすくなかったけどスタンダードの名曲を 時々流してくれました。いまは大沢たかおさんが引き継いでいますが、城さんのスタイルを忠実に踏襲して いますね。 私は60歳近いいままで東日本でしか生活したことがなくて関西のJAZZシーンは疎いのですが 広島にミンガスのようjazz barがあったりと予想外のすごいスポットを発見する喜びがありますね。 ありがとうございました。CDを整理するときのやりがいがふえました。
ジャズは別に詳しいわけではないですが、 好きな曲はいくつかあります。 昔働いていた職場の近くには映画館が何軒かあり、 金曜日仕事帰りにひとりで映画を観に行くのが 当時のわたしの楽しみでした。 ある映画で流れた「someone to watch over me」が とても素敵で「なんていい曲なんだろう」と・・。 それまでジャズの曲など全然聴いたことはなかったですが、 ラジオでジャズを紹介する番組を聴いてみたり、 自分でCDを買ったりするようになって、 おかげでスタンダードを呼ばれる曲なら、 何曲かは聴けばわかるようになりました。 (でもまだ全然詳しいわけでもなくて、 知らない曲も沢山あります) この曲を聴くと、 当時の事を思い出します。 懐かしいような、 なんだか少し悲しいようなそんな気持ちになります。 他にはジョニー・ハートマンの歌う 「ワルツ・フォー・デビー」なんかも好きです。 もう少しロマンチックな思い出があったらよかったのですが、 あいにくそういうのとは無縁なので・・ たいした話でもなくて、すみません。
お礼
ご回答ありがとうございます。確か ホテルビーナスでしたよね。この曲の挿入の仕方が印象的で サビのフレーズがいつまでも心に残りました。香川照之、中谷美紀、市村正親の芸達者の演技が光る作品でしたね。あれ以降野村不動産がプラウドの宣伝で使ってすっかりあのフレーズは耳になじんでしまいましたが 本当に改めて聞くと、心に沁みるよいメロディーですね。映画のエンディングでも流れていたように記憶して います。 心を洗う抒情的なバラードの代表作ですね。あらためてユーチューブで平原綾香さんの歌声を聴いてみました。かわいいコスチュームで、おもいきり愛らしく歌っている彼女の歌声に感動しました。 someone to watch over me >もう少しロマンチックな思い出があったらよかったのですが、 曲自体がこんなにロマンチックですからもう十分です。ありがとうございました。 映画といえば、大停電の夜にの挿入曲「MY FOOLISH HEART」も印象深い曲でしたね。映画の中で店にあったベースのソロで愚かなりわが心を弾く。すてきでしたね。 映画の挿入曲ということでいろいろ記憶が喚起されました。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 聴きました。ヘレンメリルのWhat's New ヘレンメリルは好きでだいたい聴きこんだつもりで いましたが、この曲は知りませんでした。とにかくYou'd Be So Nice To Come Home Toを 聴きすぎてまして ペリー・コモのほうは、まさにそのまま男女のひさしぶりに再開をテーマに映画ができそう。 回答者様が中学生時代の彼女と再会したとき頭の中でこの曲が流れたというのは実によくわかります。 さわやかで少しほろ苦い歌声にミュートトランペットの伴奏が切ない。いいですね。 アル・ガドロのバリトンサックス、このお歳でめちゃくちゃ艶っぽい演奏をなさる。 クローズユアアイズは結構アップテンポの曲と印象が強いのですが、大違いですね。 ステーシー・ケントはアルバムを聴いてみたくなりました。 元カノの思い出と奥様に「目をつぶれ」とはなかなか粋な選曲に感服しました。 ありがとうございました。