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代数 この法則の名前と成り立つ理由を教えてください

a、bが有理数のとき、kが無理数のとき a+bk=0 ならば a=0、b=0 となる。

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  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.4

 お書きの方程式に限った話ではなく、どんな有理数を何個でも、何度でも四則演算(足し算引き算掛け算割り算)で組み合わせてみても、そのコタエはいつも有理数である(0で割り算しようとさえしなければ)。   なぜなら、有理数+有理数は有理数。有理数-有理数は有理数。有理数×有理数も有理数。そして、有理数/有理数(ただし分母は0ではないとする)も有理数。これは有理数を分数で表した上で、分数同士の計算規則を調べてみれば、簡単に証明できますね。  このことを、代数の用語では「有理数(=ここではすべての有理数から成る集合を指します)は四則演算について閉じている」と表現します。さらに、「四則演算について閉じている」という性質に加えて、(0以外による)割り算の答が必ずあること、演算の順序を適宜変えられることや、掛け算や割り算の分配規則が成立つこと、それらの性質をみんなひっくるめて、「有理数は体(たい)になっている」と言い、体としての有理数全体のことを指して「有理数体」と呼びます。  ご質問の式を   k = -a/b と変形したとして、ここでb=0の場合を考えると、これは0で割り算することになる。だから、この変形はb=0の場合には許されないことが分かります。なので、b=0のときに限って、kは必ずしも有理数である必要はない。a=0でありさえすれば、どんなkを持ってきても式は満たされるというわけです。  ただし、無限回の四則演算を使うと、有理数から無理数を作り出すことができます。「有限回」というのが、ですから、重要なところなんです。

その他の回答 (3)

  • tmpname
  • ベストアンサー率67% (195/287)
回答No.3

まあ敢えて言うなら、「実数体を有理数体上のベクトル空間とみなす時、実数体の部分集合{1, k}はkが無理数の時一次独立である」という事ですが、別にこんな仰々しい言葉もいらないでしょう。

  • tmpname
  • ベストアンサー率67% (195/287)
回答No.2

法則も何もないです。 b≠0なら、k=-a/bなのだから、後はもう分かるでしょう。

  • iktmth
  • ベストアンサー率63% (236/369)
回答No.1

名前は知りません。 成り立つ理由だけわかったので投稿します。 b=0のときと、それ以外に分けて考えます。 bk=有理数×無理数です。 b=0以外の場合、bk=無理数になります。 ですから、b=0以外の場合 a+bk=有理数+無理数になります。 有理数+無理数=無理数です。 ですから、b=0以外の場合、 「a+bk=0」は成り立ちません。 次にb=0の場合を考えます。 すると、a=0、b=0になります。 ですから、 a、bが有理数のとき、kが無理数のとき、a+bk=0 ならば a=0、b=0 となります。

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