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キャノン IX5000 プリンター 5100エラー
キャノンIX5000で5100エラーがでました。 自分で修理したいのですが確認する項目などを教えていただけますでしょうか?
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プリンタの修理屋です。 一応守秘義務というものに縛られている立場ですので、それに抵触しない範囲での話になります。 拭いてもらったフィルムは縦の細い線が等間隔でたくさん印刷されていて、それを光センサで読み取って、その本数と読み取りにかかった時間などから、キャリッジ部分の移動距離、移動速度などを求めています。 フィルムにグリスなどが飛び散って正常に読取れなくなると画像不良が出たり、5100エラーが出たりします。 フィルムの汚れは軽度の場合画像不良だけでエラーにはならないことが多いです。 さて、ここまで書けば、故障が起こりそうな箇所はわかりますよね。 位置を拾うセンサ部分(今回のフィルムと、キャリッジ部分)、キャリッジからメイン基板に情報を送るリボンケーブル、情報を受けるメイン基板。 基本的にこの4箇所になるのですけど、もうひとつキャリッジ駆動モーターもあります。 プリンタのモーターは基本的にパルスモーターを使っていて、メイン基板からは所定のパルス電流が出るだけです。 モーター側に回転センサが付いていて、クローズド制御をしているものは無いはずです。 したがって、モーターが回らない状態でもプリンタ上は「キャリッジが動いていない」と認識して5100エラーを出すわけです。 パージユニットに関しては、位置合わせは確実にあるのですけど、正規の位置が示されていませんので、分解は慎重に行うべきです。 上カバーをあけた状態でテストするとわかるのですけど、パージユニットはクリーニングの他にキャリッジのロック機能もあります。 どこでロックするのかは、動作を見ていれば判るはずです。 キャリッジはホームポジションに戻ってくる場合は、それが下がっていなければならないのですけど、あがったままでしたら、パージユニットの位相ずれの可能性があります。 また、グリスアップを行う場合、使用するグリスによってはプラスチックを溶かし、余計にギアのガタが多くなることがあります。 さらに、グリスがキャッピング側に回っていくと、ヘッドのノズル面に付着してヘッドを駄目にすることがあります。 さらに、ブラック/カラーの切替バルブ付近にゴミなどが付着するとクリーニング不良になってしまいます。
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- Youyou
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#1様もおっしゃられていますが、この機種は少々難があるみたいです。 エンコーダ清掃で治ればラッキーです。
お礼
ありがとうございます。 残念ながらフィルムではなさそうです。 各項目をチェックしながらテストしてみます。 キャノンを使って20年 手を入れてやるとチャッカリ動いてくれる 所が気に入ってます。
- 4G52GS
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プリンタの修理屋です。 エンコーダーフィルムの汚れが考えられます。 そこを指でつまんで拭ってみてください。 それで直らなければ修理になります。 昔のPIXUS 6500iなどでは90%以上の確率で直っていましたが、この機種の場合は他のトラブルも多く、半々というところです。
補足
プリンタの修理屋様 早速のお返事ありがとうございます。 私達、キャノンプリンタ貧乏愛好家にとっては神様みたいな方からの回答で感激です。 一応スリットを確認しました。拭いてとれる範囲を超えた黒い染みが数箇所確認できましたがそれ以上こすると表面のコーティングがはげてしまいそうなのでそれ以上は中止し動作確認しましたが同じ症状でした。トラブルが半々との事ですがその他にはどこに的をしぼれば良いでしょうか? 今回 5100エラーが出る前に同じ機種で3台5C00エラーがでてしまいそれぞれバージユニットを分解し清掃とグリスアップしましたがバージユニットのエラーは歯車の固定(これだけで神様には判ってしまってますよね:笑))で修復できましたが1台のみ5100エラーがでてしまっています。 プリンタの状態としては廃インク関連はシート、ホース類などは全て洗浄等で清掃済です。 もしかするとバージユニットを組む際に歯車と白いヒンジみたいな横移動するバーみたいなものとを歯車と組む際に位置が一コマ位づれてたのかな?など考えてもみましたがとりあえず電源を入れてアイドリングの際には何のエラーもでず、印刷テストをしようとするとヘッドが左で2度位い位置確認して右端に移動した際に停止5100エラーが出るという具合です。 いつも、全て自己責任で自己修理です。 長年愛用している機種ですのでなんとか直してあげたいのですのでご教授のほどよろしく御願い致します。
お礼
プリンターの修理屋様 ご教授ありがとうございます。 とりあえず数分で確認できる エンコーダフィルムを趣味の時計のムーブメント用のレンズでチェックしました。 スリット部分に破損箇所がありましたのでこれかと思いましたが、正常に稼動している同じ機種のフィルムでテストしても症状が変わりませんでしたのでどうやらフィルムではないようです。 仕事場が休みの時に正常に稼動している機種の部品を移植しながらそれぞれをチェックしてみます。 本来ならバージユニットも数分で分解できるのですがなにせ あそこの歯車が両軸とも破損(2回)補修していますので完全固定状態で軸から歯車をはずすのに時間がかかるため分解できません(笑) へたに強固に固定するとこんな時困りますね!キャリッジが停止するまでのそれぞれの動きを正常稼動品と見比べチェックしましたが違いを確認できませんでしたのでもしかするとご指摘のセンサーか基盤かもしれませんね。しかし、これまでこの機種で20回ほど修理しましたがセンサーや基盤が壊れていた事がないのですが やはり 壊れるのでしょうか? それともうひとつ気になる事があります。 キャリッジが移動するバーのグリスを両端部分を除きふき取ってしまっています。いつも使っている時計用の白グリスをきらしているため購入後にグリスアップで充分かなと思いグリスがきれてしまっている状態なのですが繊細な移動に影響するのでしょうか?見た目にはスムーズに動いているように見えるのですが・・ とりあえず ご指摘の各項目のチェックが終わり次第、結果を含めてご報告させていただきます。 ほんとうに貴重な情報をありがとうございます。 いっそう精進いたします。